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日々の便り

 

庭の桜が咲きました

いつもなら仕事をしている時間ですが、今日は自宅でまったりと過ごしています。というのも、例によって有給休暇の消滅分が、大量に余っていたもので。幸い業務の方に差し障りもありませんので、折角だからと意味もなく1日だけ休暇を消費しておくことにしたのです。その気があれば一ヶ月休めるのですけれども・・・それで納期に間に合うかどうかはともかくとして。

折角の有給で良い天気と来れば、やはりここはお出掛けと行きたいところなのですけれど、この時期はちょっとそれも躊躇われます。理由は勿論、あれ。花粉症です。私はコナラをはじめとしたブナ花粉に激しく反応するのですが、それが飛び始めるのがちょうど今くらいからなのです。昔は杉やヒノキだと思っていたのですが、植物園のコナラの下を通った瞬間に窒息しそうになって、原因はコナラであると知りました。

ちなみに、高尾山にはブナがないそうです。あの環境では、自然にブナが育つ事はないのだそうで。なるほど、春でも高尾山に登れる理由がようやく分かりました。もっとも、杉花粉症の人にとっては、高尾山は地獄でしょうけれどね。高尾自体には杉は少なくとも、周囲の稲荷山や城山、景信山などは杉だらけですから。

そんなわけで、掃除などしつつまったりしていたのですけれど、ふと、庭の桜の事を思い出したのです。そういえば、先週末の時点で蕾がほころんでいましたっけ。ならばそろそろ良い感じに咲いているだろうと、早速カメラを持って外へ。すると、まだ満開にはほど遠いものの、少なからぬ数の蕾が開いていました。

庭の桜が咲きました
庭の桜が咲きました posted by (C)circias

うん、春ですね。まだ3月頭ですけれど。とはいっても、この桜はいつもソメイヨシノより半月から一ヶ月程早く咲くので、だいたいいつも通りの開花ではないでしょうか。まだ三分咲きくらいなので、これからしばらく花を楽しむ事ができそうです。四季咲きの花も良いですけれど、こういう、季節を報せてくれる植物って良いですよね。蝋梅、桜、紫陽花に山法師、ミソハギに百日紅、金木犀・・・どれも大好きです。

ところで、春の先触れといえばもうひとつ、蜂達の活動があります。庭に桜が咲いた事で、ミツバチ達も大勢やってきました。次の写真は、桜の花に潜り込むミツバチの様子。まだ夜間には氷点下になる事もあるのですが、もう活発に活動を始めているのですね。先週は見なかったので、恐らくまだ動き出したばかりではないかと思いますが。

桜とミツバチ
桜とミツバチ posted by (C)circias

蜂は蝶以上に素早くて小さいので、E-PL5のド天然AFでは、全くピントが合いません。仕方なくMFアシストで修正しつつ、撮影してみました。かなりの枚数を撮ったのですが、まともに撮れていたのはほんの少しだけ。まだまだMFの使い方がなっていませんね。

桜とミツバチ(2)
桜とミツバチ(2) posted by (C)circias

この写真は、本日のベストショット。良く見ると、ミツバチの後ろ足がぴょこんと突き出しているのが分かります。そして、足には当然花粉が。まだ花の数が少ないので、花粉団子と言えるサイズにはなっていませんけれども、もう少し花の多い季節になると、どの蜂も足に花粉団子をこしらえているところを見る事ができるようになります。

ミツバチをはじめとした蜂類は、嫌いな人も多い昆虫ですが、私にとってはとても可愛い魅力的な被写体です。できれば、彼等が花の周りを飛んでいるところを撮影したいのですけれど、ズームレンズとE-PL5のセットでは、それもなかなか難しそう。現状、ほぼ運任せなのですよね。早く勘でMFを使いこなせるようになりたいものです。

それにしても、やっぱり春は良いですね。花粉症には閉口しますが。被写体には事欠かない、楽しい季節がまたやってきました。そろそろ野草も開花を始めるころですし、冬の間に買っておいた植物図鑑を引っ張り出しておくとしましょうか。


バラとミツバチ(2)

今日も東京はよい天気でした。気温の方も昨日より少し高めで、実に過ごし易い一日でしたね。きっと今日は、植物園もさぞかし賑わった事でしょう。で、私はと言いますと例によって例の如く。というわけで、不愉快なだけの今日などなかったことにして、楽しかった昨日のお話の続きでも。

昨日はまずバラの様子のお話を書きましたが、実はバラを撮るのはついででした。では何を主に撮っていたかといいますと、ミツバチです。先週は主に黄薔薇との組み合わせばかりでしたので、今週はもっと色々なバラとミツバチの組み合わせを撮りたいと思いまして。

ファンファーレの上で
ファンファーレの上で posted by (C)circias

まずは、ピンク系から。上の写真は、ファンファーレという品種にやってきたミツバチです。運良く、丁度真中辺にいるところを撮る事ができました。イメージ的にはいかにもミツバチの写真らしい絵面になっていますが、実は結構珍しい位置取りです。というのも、花の中央には彼等にとっては全く興味のないめしべが突き出しており、あえてそれに登る意味はありませんから。

しばしば絵に描かれるような花の中央に陣取った虫の姿というのは、実は菊のような集合花以外では有り得ないのです。恐らくは効率よく総当たりをするためなのでしょう、集合花であっても、彼等はあまり真中には出て行きません。所謂「弦」のような位置撮りで、花の上をぐるりと一周するのが常なのですよね。

シリーウォーク
シリーウォーク posted by (C)circias

上の写真は同じくピンク系に見えますが、実はデスティニーのアップです。若い蕾は白地に赤い縁取りですが、開くに連れて色が変わって行くようで、とても淡い上品なピンク色がきれいですね。この写真のミツバチは後ろ足を大きく振り上げて、奇妙なポーズをしています。まるで、モンティ・パイソンのシリーウォークのようだと思ったのは、私だけでしょうか。

開きかけの花に潜る
開きかけの花に潜る posted by (C)circias

ミツバチは、少しでも開いていれば、積極的に花の中に潜り込んで行きます。上の写真は、開きかけの黄色いバラに潜り込んでいるミツバチの様子。うっかり名前を確認し忘れましたが、確かこの品種は芳香種だったと思います。というのも、鼻を近付けた人がミツバチに気付いて仰け反ったりしていましたから。別に鼻を近付けたくらいでは刺されやしないのですけれどね。

花霞とミツバチ
花霞とミツバチ posted by (C)circias

お次は、花霞の上で動き回るミツバチ。雄しべより下に頭を突っ込んでいますので、これは恐らく蜜を探しているところではないかと思います。こうして動き回った拍子に全身花粉まみれになるのですが、それが植物の受粉を助ける事になる訳ですね。花粉を媒介する目的においてミツバチがとりわけ優秀であると言われるのは、彼等の小柄さとこのモコモコの毛の御陰なのでしょう。

目をお掃除中
目をお掃除中 posted by (C)circias

とはいっても、花粉まみれの状態を放置するのは不都合があるようで、時折目や体の花粉を掃除している様子が見受けられました。上の写真は、飛び立つ前のミツバチが、自分の顔を掃除している様子です。この仕草はカマキリのそれが特に有名ですが、大抵の昆虫がやりますね。例えば、蝶然り、トンボ然り。そういえば今年は、蝉がこの仕草をしているところを撮ったりもしましたっけ。

着陸前
着陸前 posted by (C)circias

最後は、この日のベストショット。ミツバチは、離陸する時は大抵前に向けて飛ぶものなので、これは多分一旦花を離れた蜂が、ホバリング後にもう一度花に降りようとしているところだと思います。マクロレンズはことのほか被写界深度が浅いため、こういう前後に動いている相手の撮影は最も苦手とするところですが、この一枚は偶然ピントが合っていました。

ところでこの写真、よく見ると、ミツバチの右前足が振り上げられているのが分かります。これが蝶やオオスカシバならば、花を捕まえるための仕草という事になりますが、花より遥かに小さい体であるミツバチの場合は、どうなのでしょう。目をこする時の仕草のようにも見えますし、微妙なところですね。

沢山の写真を撮った割に上手く写っているものは小数でしたが、まぁ下手な鉄砲も何とやら、色々と面白い表情を撮る事が出来ました。花の色との組み合わせもだいぶ色々撮れましたし、時間が短かったにしては成果は大きかったと言えるでしょう。この週末、自由に遊べたのはこの4時間だけというのは、あまりといえばあんまりの仕打ちですが、量より質と強弁して無理矢理納得する事もできなくはない、有意義な時間だったと思います。

バラとミツバチ

バラフェスタと言えば当然主役は薔薇ですが、この時期は傍役達も賑やかです。それは何かと言いますと、ミツバチをはじめとする虫達。中でもミツバチは数が多く、野生なのか飼育されているものなのかは分かりませんが、今日のバラフェス会場にも沢山飛来していました。

となれば、これを撮らない訳には参りません。というわけで今日は薔薇の撮影のついでに、ミツバチの撮影もしてきたのでした。まずはこちら、バラに飛来するミツバチ。レンズはM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を使用しています。

バラに飛来する西洋ミツバチ
バラに飛来する西洋ミツバチ posted by (C)circias

ちなみにこれは狙って撮ったのではなく、偶然撮影出来たもの。ミツバチは速いので、オートフォーカスでは飛行中の個体を狙って撮るのは不可能でして。こんな風に飛んでいる様子を撮ろうと思ったら、予めピントを合わせて待ち構えるしかありません。この時はたまたま蜂が良い位置に割り込んだたため、良い感じにピントが合ってくれました。

次の写真は、ある程度狙って撮ったものです。こういった大型の花に限りですが、ミツバチはしばしば、一旦離れた花に戻って来ます。そこで、だいたいの見当をつけてピントを合わせ、戻って来るのを見計らって連写してみました。やや明るさが足りませんが、ピントはだいたい合っていますね。

ホバリング中
ホバリング中 posted by (C)circias

続いての写真は花に停まっているミツバチを狙って撮ったものですが、思わぬ飛び入りが写っていました。画面左側に、飛行中の虻の類が写っているのが分かるでしょうか。恐らくヒラタアブの仲間ではないかと思うのですが、ちょっと種類は分かりません。この場合も、たまたまレンズ面と平行に飛んで来てくれたため、いい具合に合焦してくれたようです。

蜜蜂とハナアブ
蜜蜂とハナアブ posted by (C)circias

さて、ここまでは25mmを使っていたのですが、ここでレンズをM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroに切り替えました。25mmで撮るのも悪くはないのですが、このまま普通に花の写真を撮るだけだと、例年と変わりなくてつまらないなぁと思いまして。花をアップで撮るついでに、ミツバチもアップで撮ってみようかと。というわけで、早速一枚。白いバラの中で花粉まみれになっていた個体です。

白薔薇と蜜蜂2
白薔薇と蜜蜂2 posted by (C)circias

蝶も種類により花の好き嫌いがあるようなのですが、ミツバチもこれは同じのようですね。ある種には多くのミツバチがやってくる反面、ミツバチの姿を全く見掛けない種も有ります。上の写真の白いバラは、比較的人気の品種でしょう。しかし今日見た中で最もミツバチに好まれていたのは、恐らく次の写真のバラだと思います。

蜂蜜色の薔薇の上
蜂蜜色の薔薇の上 posted by (C)circias

華やかながら上品な蜂蜜色のバラ。そう、あのサン・フレーアです。この品種は香りもよく、蜜も多いのかミツバチがひっきりなしにやって来ていました。観察してみると、花の中に潜り込んで行く蜂も居れば、雄しべの上でしきりに何かしている蜂も居るようです。上の写真の蜂は、どうやら潜らない派のよう。どうやら彼等は、主に花粉を集めているらしいのですね。

サン・フレーアの上で
サン・フレーアの上で posted by (C)circias

上の写真は先程の写真の直後のものですが、ミツバチが顎で雄しべを咥えているのが分かります。どうやらこうして花粉を集め、唾液で固めて脚の花粉団子にしているようでした。ちょこまかと懸命に働く様は、実に可愛らしいものですね。バラは単体でも見応えのあるものですが、そこにミツバチの活動が加わると、さらに魅力的に見える・・・などと思うのは私だけでしょうか。

ミツバチと言えばシロツメクサと一緒に撮る事の多い被写体ですけれど、バラとミツバチの組み合わせというのもなかなか絵になるものですね。なにぶん「潜る派」の蜂が多いので、滞在時間の長さの割にシャッターチャンスは少ないのが難点ですが、鮮やかな色をバックにしたミツバチは魅力的です。もし明日もバラフェスに行く事が出来たなら、今度は別の花に停まるところも、マクロで撮ってみたいと思います。


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