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日々の便り

 

紅葉の高尾山

いつもは全くあてにならない気象庁の天気予報ですが、どうしたわけかこのところ調子が良いようですね。折角の三連休ではありましたが、予報通り天気の方はいまひとつでした。東京は土曜日こそ晴れたものの、それ以降はずっと小雨のぱらつく曇り空。寝坊のせいでスタートが遅くなったものの、それでも諦めずに高尾山に出掛けたのは、今思えば大正解だったと言えるでしょう。というわけで、今晩は土曜日に行って来た、高尾山のお話でも。

高尾山は今が丁度紅葉の見頃です。そこへこの三連休が重なったとあって、その混雑具合は実に驚くべきものでした。昨年からほぼ毎週のように高尾山に出掛けている私ですが、恐らくここまでの混雑を目にしたのは、これが初めてだと思います。というのも、そもそも改札で人が支えてしまって、ホームまで行列ができてしまった程でしたから。

ホーム上で待つ事数分で行列は解消しましたけれど、今度は改札の外が大渋滞。高尾山の登山口までずっと人混み続きで、まるで渋谷か新宿にでも来たかのような気分です。その行列の動きをさらに阻害していたのが、ケーブルカー駅から高橋屋まで伸びた列。そしてその向こうには、一号路の入口に人だかりが出来ています。あまりにあんまりな光景だったもので、思わず一枚写真を撮ってしまいました。

大混雑の一号路登山口
大混雑の一号路登山口 posted by (C)circias

ちなみに使用機材は、最近機種変更したばかりのiPhone6sです。いやなんといいますか、思いのほか奇麗に写るものですね。聞いてはいましたが、実際に使ってみると驚きです。なるほどこれでは、コンデジが売れなくなる訳ですよ。なにしろスマホなら奇麗に写るだけでなく、編集も出来てネットに手軽にアップロード出来るわけですから。まぁ遠景の樽型収差はだいぶ気になるので、画質に凝ったコンデジにはまだまだ及ばないのですけれどね。

人混みがもっとも酷かったのはケーブルカーの駅まででしたが、登山道にも不慣れな観光客が大勢居たため、非常に行動し辛いことになっていました。なにしろ運動向きでない靴でよちよち歩きをしているくらいならまだ可愛い方で、堂々と道の真中でいちゃついて通せんぼしたり、団体でじゃれ合って以下略という有様で。高尾山山頂を過ぎるまではそういった輩が後を絶たず、非常に不快な時間を過ごす事になってしまいました。

しかし、苛々続きだったのは紅葉台まで。そこから先のコースでは、さすがにマナーの悪い勘違い系は僅かになります。ここまで普段の二倍の時間をかけてノロノロと登らざるを得なかったため、景信山到達は絶望的かと半ば諦めていたのですが、ここから一気にペースを上げて、なんとか午後2時過ぎには景信山に到達する事ができました。

景信山山頂2
景信山山頂2 posted by (C)circias

ここまでの道のりもそうでしたが、景信山の山頂も見事に紅葉しています。上の写真は、山頂の茶屋の前にある東屋横の椛。なかなか素敵な色になっていました。しかしこの様子ですと、見頃は今週一杯くらいでしょうか。景信山だけでなく、一丁平や城山、高尾山山頂も同様にきれいに紅葉していましたので、土曜日を逃さなかったのは正解でしたね。足の踏み場もないほどの観光客には辟易しましたが、一番良いタイミングで紅葉を楽しむ事ができたのだと思います。

2015-11-23
2015-11-23 posted by (C)circias

さて、ひとしきり紅葉を眺めたあとで、ふと足下に目を向けると、見慣れない綿毛が目につきました。確か夏場は、このあたりに菊っぽい感じの白い花が咲いていたような気がしたのですが・・・一体何でしょう。気になるのですが、綿毛の図鑑なんてありませんし、それっぽい花を調べても種は資料がないのですよね。こんなことなら、草花にもちゃんと注意を払っておくべきでした。来年は、マクロレンズで小さな草花の観察をしてみるのも面白いかも知れません。

さて、いつものように景信山山頂でオニギリ二つの軽い昼食を済ませた私は、往路では素通りした城山の茶店に立ち寄りました。甘酒を注文して席につき、ふと正面に目をやったところ、正面に見事な富士山が。夕方の日差しで雲がいい具合に染まり、なんとも言えない美しい風景を造り出していたのです。というわけで、思わずiPhoneで一枚撮影したのですが・・・。

城山から富士山を望む
城山から富士山を望む posted by (C)circias

うん、ちょっと広角過ぎですね。主役にしたかった富士山が完全に埋没してしまっています。というわけで折角なので、E-PL5でも一枚。空の色が薄くなっていますが、実はこちらの方がリアルな色に近いです。iPhoneは自動で赤や青を強調して、よりビビッドな感じに写真を仕上げているようですね。どちらが良いかは好みの分かれるところなのでしょうけれど、実はE-PL5もオートモードで撮影すると、やたらビビッドな色調補正をかけてくれます。流行でしょうか。

夕焼けの富士山
夕焼けの富士山 posted by (C)circias

それにしても、やはり夕陽は、雲があった方が表情が豊かで美しいですね。富士山も然りで、青空に浮かぶ富士山よりも、少し雲のかかった富士山の方が、私好みです。できれば日が沈むまでこの景色を眺めていたいところでしたが、さすがに暗闇の中で稲荷山コースを下るのは、ちょっとぞっとしません。というわけで甘酒を飲み終えるや急いで下山を再開したのですが、稲荷山コースを下り終えたのは、もうすぐ5時になろうかという頃になってからでした。

この時期はどんどん日が短くなって行きますので、12月に入ったら、4時30分には下山を終えているようにしないと、ちょっと危なくなって来ます。来週は寝坊しないように気をつけなければならないでしょう。基本は早目の登頂と早目の下山ですが、用心のために、そろそろヘッドライトを買っておいても良いかも知れませんね。


景信山の蝶達

引き続き、景信山のお話を。昨日は蝶以外の生き物について書きましたが、今日は景信山の蝶達についてです。高尾山では多くの蝶を見る事が出来るのですが、稲荷山から景信山にかけての区間において、一カ所で一番多くの蝶を見る事ができるのは、恐らく景信山山頂ではないでしょうか。何しろ特に探さなくても、そこらじゅうに蝶が飛んでいるくらいなのです。

まず目についたのは、次の写真のテングチョウ。パッと見ただけでも数匹のテングチョウが、茶店の周辺を飛んでいました。あまり日向には出て行かず、建物の影や木陰になっているところに居る事が多いようです。テングチョウは高尾山山頂〜景信山の山林に広く分布しているようで、注意していれば見る機会の多い蝶ですね。

テングチョウ
テングチョウ posted by (C)circias

次は、お馴染みコジャノメ。この写真も、茶店の裏手で撮影したものです。コジャノメは麓から景信山山頂まで、それこそどこにでも居る蝶なので特に珍しくはないのですが、折角なので一枚撮っておきました。

コジャノメ
コジャノメ posted by (C)circias

続いてはダイミョウセセリ。この蝶もまた都市部の河原等でよく見掛ける種ではありますが、景信山はその数の多さがひと味違います。山頂近くに到達するまでは見掛けなかったのですが、最後の上り坂の下辺りから、ダイミョウセセリを何匹も見掛けるようになりました。

ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ posted by (C)circias

ダイミョウセセリは景信山の山頂部よりも、そこに至る斜面に多く生息しているようです。茶店周辺では見掛けませんが、そこから陣場山方面へと下って行く階段の途中の草むらには、少なくとも3匹以上のダイミョウセセリが常駐していました。数がとても多いので、特に探さなくても、普通に写真を撮ることができます。

ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ posted by (C)circias

最後はお馴染み、コミスジ。これも都市部から山上まで広く分布している蝶ですね。しかし、高尾山から景信山までの区間では、専ら景信山山頂周辺でしか見た事がありません。恐らく、主に杉ばかりの山林では、繁殖の条件が整わないからなのでしょう。景信山の斜面には多くの草や背の低い多様な広葉樹が繁茂しているため、その分生き物の種類も多いのではないかと思います。

コミスジ
コミスジ posted by (C)circias

さて次の写真は、陣場山への下り坂の途中で撮影した一枚です。木の葉の影に隠れていたコミスジを撮ったものですが、よく見てみると、葉にこびりついた何やら黒いモノに口吻を突っ込んでいます。このあたりの木の葉には時折こういう黒いモノがこびりついていたのですが、これは何でしょうね。木の実が朽ちたか、あるいは鳥の糞か。ちょっと珍しい一枚です。

コミスジ
コミスジ posted by (C)circias

景信山には、こうして撮影出来た種の他に、アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハなどのアゲハ系も飛来していました。もう少し時間があれば、それらを撮影する事も出来たのではないかと思います。どれもそれほど珍しいものではありませんが、なにしろ数が多いのと、山上だけに背景が奇麗なのが魅力的。単に山登りだけでなく、蝶の撮影を目的としても充分に楽しめます。

風も心地良くて居心地の良い場所ですし、蝶までこんなにも居るのなら、毎週通いたいくらいですね。体力作りにもなりそうですし、ちょっと真剣に検討しても良いかも知れません。


初夏の景信山

今日は確か曇りのち雨の筈だったのですけれど、実際には快晴でしたね。いつものことですが、気象庁は全く役に立ちません。颱風予報は基本的に外れ、地震速報は鳴らないか遅れるか誤報するかの究極の三択。挙げ句の果てに天気予報までこの有様とは、いやはや。とはいえ折角の良い天気でもありますし、今日は昼前から高尾山へ行って来ました。勿論目的地は景信山、稲荷山から景信山まで、いつもの縦走です。

歩いたのはいつものコースでしたが、今日はいつもとはちょっと違う景色を楽しむ事が出来ました。というのも、このところの陽気のせいもあってか急に草が伸び、コースの風景ががらりと変わっていたからです。割と幅が広かった筈の道が、両側から迫る雑草で狭くなっていたり、茂った植物でコースの見通しが全く効かなくなっていたり。慣れたコースにも関わらず、新鮮な体験の連続でした。

景信山山頂
景信山山頂 posted by (C)circias

上の写真は、景信山山頂の様子。冬場はこの位置からでも普通に空が見えるのですが、緑が生い茂った御陰で、木漏れ日の心地良い休憩スペースになっています。景信山はいつ来ても風が吹いているのですが、今日の風は一際心地良いものでした。サワサワと鳴る木の葉や草も実に清々しく、思わず予定外の長居をしてしまったほどです。でも御陰で、今日は思いがけず、色々なものを写真に納める事が出来ました。

まず一枚目は、トカゲ。これは景信山の山頂にある、茶店の裏手で撮影したものです。暗い場所だったのでISO感度がだいぶ厳しい事になっていますが、しかし、トカゲをアップで撮影することができたのは、300mmだったからと言って良いでしょう。どういうわけか、トカゲはカナヘビよりもだいぶ臆病なので、近寄るのは結構難しいのです。

トカゲ
トカゲ posted by (C)circias

トカゲが居るくらいですから、勿論カナヘビも居ます。陣場山方面へ続く階段を少し下りたところで、日の当る切り株の上で、ひなたぼっこをしているカナヘビを見付けました。次の写真は、そのカナヘビです。こちらはトカゲよりもだいぶおおらかなので、色々な角度から撮影する事が出来ました。

カナヘビ
カナヘビ posted by (C)circias

最後は、あまり御近付きになりたくない生き物の写真を。同じく陣場山へと続く階段の途中での事ですが、突然低くて太くて迫力のある羽音が、頭上で聞こえたのです。これはもしかして・・・と思って羽音の移動した方を見ると、居ました、オオスズメバチです。

オオスズメバチ
オオスズメバチ posted by (C)circias

オオスズメバチは、道のすぐ側にある木の幹の上を這い回ったり、時折飛び立ってはまた幹に戻ったりを繰り返していました。しばし観察しながら何枚か写真を撮ってみたのですが、帰ってモニターで写真を見てみて、初めて彼が何をしていたのかが分かりました。次の写真は、スズメバチの目的が一番良く分かる一枚です。

オオスズメバチ
オオスズメバチ posted by (C)circias

そう、どうやらこのオオスズメバチは、木からにじみ出る樹液を食べに来たようなのですね。ただ、樹液がヤニ状に固まってしまっていて食べ辛いのか、しきりに場所を変える事を繰り返していました。この木は通路の真横にあり、手を伸ばさずとも触れられるほどの位置ですので、ちょっと危ないですね。放っておけば基本的に攻撃される事はない生き物ですが、うっかり触れそうな位置に常駐というのは、さすがにぞっとしません。

ところで、景信山にはこの他に、蝶も沢山飛んでいたのですが・・・そのお話は、また後程。

一丁平は咲き始め

昨日は久々に、高尾山に出掛けて来ました。といっても高尾山はオマケで、どちらかというと高尾山から景信山までの縦走路の往復が主な目的なのですけれど。冬場は専ら体を鍛えるために登っている私ですが、今回はもう一つ目的がありました。それは、桜。あわよくば一丁平辺りで、もう一度花見ができればと、少し期待していたのですよね。

高尾山の麓では、桜はもう半ば散っている状態でした。稲荷山コースも同様で、山腹に生えている桜の木から、風に乗った花弁がハラハラとコースを横切って行きます。そんなどこか幻想的な風景を楽しみつつ山頂に到着すると、そこには足の踏み場もないほどの人、人、人。冬場も充分観光客で賑わっていましたが、ここへきて人数がなんだかおかしなことになっています。

2015-04-13
2015-04-13 posted by (C)circias

山頂の桜の様子は上の写真の通りで、もうピークは過ぎたような感じです。ただ、やはり桜は目をひくらしく、多くの人が桜の前で記念撮影をしていました。それともう一つ、今日の高尾山山頂には、観光客の目をひく新しいものが。それがこちら、新しくなったビジターセンターです。

2015-04-13
2015-04-13 posted by (C)circias

中も少し覗いてみましたが、だいぶ大きな建物のようですね。恐らく、なにがしかのイベントに使ったりもするのでしょう。センターの受付までは土足で入れますが、その先の展示スペースに行くには靴を脱がなければなりません。そういうところはちょっと不便ですが、多くの人が利用するであろうトイレは隣の建物で、こちらは土足のままいけますので、展示スペースに用がなければ問題ないと思います。

さて、高尾山山頂を超えて奥高尾方面に進むと、紅葉台を下りた先の巻き道に、目をひく紫色の花を見付けました。次の写真が、その花。調べてみたところ、どうやらミツバツツジという種類のようです。既に萎れ始めている花もありましたので、ちょうどピークを過ぎたばかりなのかも知れません。

巻き道のミツバツツジ
巻き道のミツバツツジ posted by (C)circias

一丁平方面に進む道は、ここで二手に分かれるのですが、ミツバツツジや桜を見たければ、今週は巻き道を進む方が良いでしょう。メインの道にも桜はありますが、開花している木を見られるのは、一丁平にだいぶ近付いてからです。次の写真は、一丁平へ行く途中で撮影した桜の様子。これは山桜でしょうか。まず葉が出て、その後で花が咲くようです。

一丁平手前(1)
一丁平手前(1) posted by (C)circias

木にはまだ開いていないつぼみも沢山あり、まだ開き始めてそう時間は経っていないようですが、恐らく今週中くらいが見頃でしょう。ちなみにこの手の桜はそもそも花の数が少ないので、満開になってもソメイヨシノのような華やかな風景にはならないものと思われます。ただ、これはこれでなかなか山の風景に馴染んでいるように感じました。

一丁平(1)
一丁平(1) posted by (C)circias

一丁平にはどうやら数種類の桜があるようです。特に展望台の巻き道沿いには沢山の桜がありますが、そのどれもがまばらに花をつけているような状態でした。上の写真は、そんな木々の中でも一番花をつけていた、巻き道入口付近の一本から。往路ではこの木の周辺に観光客のグループが居て、花見を楽しんでいました。

一丁平から先の桜も、やはりまだ咲き始めという感じです。城山山頂でも景信山山頂でも、とりあえず開花している枝があるものの、まだつぼみしか見られない枝もあり。この調子だと、ところによっては来週一杯くらいは桜を見られるかも知れませんね。しかし景信山から見下ろしてみると、より低い山腹では、桜がかなり開いている事が分かります。

景信山から
景信山から posted by (C)circias

上の写真は、景信山から見た付近の山々。画面の白くなっているところは、ほぼ全部桜です。あちこちでだいぶ桜が咲いているのが分かりますね。この距離だとさすがに種類は分かりませんが、恐らく山桜の類でしょう。いわゆる、自生している桜の木なのではないかと思います。

それにしても意外だったのは、一丁平の桜が思いのほか少なかった事ですね。今は桜よりもコブシの方が目立っているくらいで、聞いていたよりずっと地味な印象です。もう少しして桜が満開になったら、景色も少しは華やかになるのでしょうか。

ところで、今回は色々あって三週間ぶりの高尾山でした。普段は体をなまらせないために一週おきにしているのですけど、色々あってだいぶ開いてしまいまして。そのため、危惧していた通り体がだいぶなまったようで、思った以上に疲れ果ててしまいました。よもや、復路の序盤で顎が出ようとは。しかも足やお尻など複数箇所がだいぶ痛くなってしまい、明日はちょっと難儀しそうです。やはりもっと普段から、運動しないと駄目ですね。

高尾山甘酒探訪

先週末の高尾山行きですが、トレーニングがてらに泥沼と格闘する一方で、もうひとつ試してみた事がありました。それは何かと言いますと、紅葉台〜景信山までの各茶屋で、甘酒を頼んでみる事です。コーヒーの場合もそうでしたが、やはり甘酒についても、茶屋ごとに特色があるのではないかと思いまして。

まず最初に立ち寄ったのは、先日も書いた通り城山の茶屋でした。次の写真は、城山の甘酒。写真は1月のものですが、今回も同じタンブラーでしたね。iPhoneくらいある大きなもので、容量もたっぷり。ショウガは付かず、味も米の味が分かるシンプルなものでした。といっても味気ない訳ではなく、むしろ美味です。しっかり甘いし温度も飲み頃で、冷えた体を温めるには最適でした。

城山の甘酒
城山の甘酒 posted by (C)circias

次に立ち寄ったのは、景信山の茶屋。ここでも甘酒を頼んでみたのですが、これが実に興味深い体験になりました。なにがともあれ、まずは次の写真をご覧下さい。これが、景信山の甘酒。しかしてその実体は、あのワンカップ大関の甘酒バージョンなのです。よもや大関の甘酒があるなどとは、夢にも思いませんでした。

景信山の甘酒
景信山の甘酒 posted by (C)circias

景信山の茶屋では、このワンカップ甘酒を湯煎にしており、注文するとキャップを外して渡してくれます。温度はちょっぴり高めで、ふぅふぅと吹いて冷ましながら飲む必要がありました。ただ、景信山は他の山よりかなり寒いので、置いておけばすぐに冷めてしまうのですけれどね。

お味はと言いますと、ちょっと微妙でした。何というのでしょう、糠っぽいと言うか、酸味と独特の臭いがキツいのです。臭みを誤摩化すためか、ショウガもかなり効いているため、一風変わった独特な風味の甘酒でしたね。不味いとまでは言いませんが、積極的にお勧めしたい味でもなかったというのが正直なところです。とは言ってもこれはお店の問題ではなく、あくまで大関の問題なのですが。

紅葉台の甘酒
紅葉台の甘酒 posted by (C)circias

最後に立ち寄ったのは、お馴染み紅葉台の細田屋さん。コーヒーはここのが一番美味でしたが、甘酒の場合もやはりここのが一番でした。上の写真が紅葉台の甘酒ですが、見ての通り、そもそも器やお盆からして違うのですよね。味も甘いだけでなく程よい酸味とコクがあり、じっくりと味わえます。しかも薬味のショウガはちゃんとおろしたものなので、香りの良さも味も段違いなのです。

個人的には城山の甘酒も飲み易くて好きですし、なにより安くて量があるのが素晴らしいと思うのですが、味の善し悪しで比べてしまうと、やはり紅葉台の甘酒に軍配が上がるでしょう。蕎麦もコーヒーも美味しい細田屋さんですが、やはり甘酒もひと味違いました。となると、今度はおでんが気になりますね。寒さが厳しい季節のうちに、今度はおでん比べもしてみたいものです。

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