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日々の便り

 

御岳渓谷の紅葉

最近ブログを全く書いていませんでしたが、実はこれには訳があったのです。原因その1、Sierraの日本語変換が全く使い物にならないどころか邪魔すぎて、文章を打つのがあまりにも苦痛だったこと。原因その2、夏以降、Photo蔵がこれでもかこれでもかと月に何度もトラブルを起こして、全く使い物にならなかったこと、等々。

しかし先日High Sierraにアップデートしたところ、この最悪な日本語変換システムが大幅に改善されまして。まだまだ色々酷いですが、キーボードに触れるのが苦痛になるほどではなくなったので、ぼちぼち更新を再開しようかと思います。FEPって大事ですね。というか、頼んでもないのに余計なことをするプログラムって、道具としてどうかと思うのですよ。迷走してますよねぇ、アpple(Appleと打つとこうなる。しかもF8で戻せない)。

さて、愚痴はこのくらいにして。今晩は、久しぶりに行って来た御岳渓谷のお話を。御岳渓谷の紅葉はよく見に行くのですが、そうホイホイと休暇を取るわけにはいかない関係上、どうしても見頃を逃しがちでした。しかし、今年は幸運にも一番良いタイミングで土曜日が。もうこれは行くしかないだろうと、月の初めからワクワクしていたものです。そしてさらに幸運なことに、この日は晴れ。最高のタイミングで、しかも最高の天気に恵まれました。

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PB250095 posted by (C)circias

いつも通り、スタートは軍畑から。到着したのは少し遅めの12時過ぎ。軍畑大橋から見下ろした多摩川は、あまり見事な紅葉という感じでは無かったのですが、遊歩道に入ると程なく立派な紅葉が姿を現しました。特に見事だったのが、上の写真のポイントです。これは、ランドマークとなる大木を過ぎて、鉄製の橋を渡ったあたりで撮影したものですね。楓橋まで半分くらいのあたりといえば、分かるでしょうか。

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PB250115 posted by (C)circias

見事な色合いの紅葉が数本あり、その葉を通して川を見下ろす風景がとても美しく、印象的でした。この辺りはさすが名水百選に選ばれるだけのことはあり、透明度が高いので色が良いのですよね。この日のように天気が良いと、川の深い部分はとても美しいターコイズブルーになります。これを見ることができただけでも、来た甲斐はあったと思える景色でした。

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PB250155 posted by (C)circias

楓橋のたもとまでの区間に比べると、意外にも楓橋そのものはそれほど綺麗ではありませんでした。むしろ素晴らしかったのは、その先の鵜の瀬橋です。上の写真は、橋の側の紅葉の下から写した鵜の瀬橋。黒い金属製の橋が、赤い紅葉と良く合います。

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PB250165 posted by (C)circias

鵜の瀬橋の紅葉をもう一枚。ちょっと壁紙風に写してみました。できればもっと一杯写真を撮りたかったのですが、あまりに人が多かったのと時間が押しているのとで、撮った写真はこれだけ。午後三時にもなれば太陽が山陰に入ってしまい、御岳渓谷は完全に日陰になってしまうので、先を急ぎます。時間的にはお昼だったのですが、当然ご飯も後回しです。

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PB250171 posted by (C)circias

鵜の瀬橋の先、お蕎麦屋さんの「ついんくる」を過ぎたあたりから上流を見渡すと、対岸にきれいなオレンジ色の紅葉が見えて来ます。ここも毎年写真を撮るポイントですね。今年の色合いは上の写真の通り・・・というか、実物はもっと輝くような色合いです。水面の反射のせいでダイナミックレンジが食われてしまって、木の葉の輝きが潰されてしまっていますねぇ。

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PB250204 posted by (C)circias

さて、鵜の瀬橋の次の紅葉スポットは、御岳小橋から御岳橋までの区間、そして御岳橋の向こう側です。上の写真は、御岳橋を過ぎたあたりから振り返って撮影したもの。橋と紅葉の組み合わせが、なかなか良い感じですね。撮影時は、後ろからの日光で液晶が全く見えなかったので、当てずっぽうで撮ったのですが、まぁ悪くない出来ではないかと。こういう時はEVFが欲しくなります。

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PB250221 posted by (C)circias

最後は遊歩道の終点、御岳美術館の駐車場からの一枚を。これは60mmで上流を写したものです。ここも紅葉ではありませんが、オレンジと黄色の木の葉に陽が当たって、輝いていました。御岳橋を過ぎたあたりから急に谷が深くなり、日陰と日向のコントラストがひときわ高くなります。そのため、肉眼で見るとこの紅葉のキラキラ感は写真以上で、とても印象的でした。なお、御岳橋の上流は、全体的に日陰の区間が多いようです。

さて、ここまでの所要時間は約二時間。残念ながら時間切れのようで、このあとしばらくして、御岳渓谷上流はすっかり影の中に沈んでしまいました。とはいえ今回は途中で曇ることもありませんでしたし、何より紅葉がちょうど見頃でしたので、成果としては上々、大満足です。一週間の疲れが吹き飛ぶような、素晴らしい休日になりました。




高尾山紅葉事情

毎年「今年はおかしい」なんて事を書いていますが、今年はまた輪をかけておかしな天気が続きますね。春に真夏日が続いたかと思えば梅雨は晴天続き。梅雨明け宣言を嘲笑うかの如く、途端に連日雨が続き、気温は9月、10月並みに。ようやく9月は晴れたかと思いきや、10月に入るや否や再び雨が三週間。しかも気温は12月ですって?

どうかしています、というかもう完全にぶっ壊れていますね。これが江戸時代だったならば、飢饉待ったなしでしょう。現代は技術も経済も大いに発達しているので、どうやらその心配はなさそうですが。

そんなぶっ壊れた天気もここへ来て正気を取り戻したのか、はたまた反動が出ただけか。ここ数日、少なくとも日中は良い天気が続いています。10月中は天気につられて無気力に過ごしてしまった私ですけれども、このままではいけないと、今週末は気合を入れて、大いに動き回りました。

三週間ぶりの晴れた週末に張り切ったのは私だけではなかったようで、昨日の高尾山は大いに混雑していました。久々の晴れに加えて、紅葉シーズンも到来しましたからね。相乗効果というやつでしょう。一番混む時期ほどではありませんでしたが、昨日のケーブルカー駅前には行列ができていました。次の写真は、駅前の様子です。

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PB040001 posted by (C)circias

麓の紅葉は所により色づいているという感じで、個体差が大きいようです。とはいえ、今週中には見頃になりそうな感じでした。これは山の上も似たようなもので、紅葉台の紅葉もまだ序盤といった感じ。赤みは差して来ていますが、あまり綺麗という感じはしませんでした。次の写真は、おなじみ細田屋さんの入り口の様子です。

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PB040006 posted by (C)circias

さて、この時点まではスッキリと晴れていたお天気でしたが、一丁平を過ぎたあたりから急に雲行きが怪しくなって来ました。次の写真は城山の様子ですが、もうすっかり曇ってしまい、おまけにうっすらともやまで出ています。城山山頂は見ての通り綺麗に紅葉していたのですが、曇り空ともやのせいで、何やら扁平な印象の絵になってしまいました。

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PB040010 posted by (C)circias

とはいえ、すぐに降りそうには見えませんでしたので、そのまま先に進みます。そして景信山に到着したのですが、ここは例年通り、全く紅葉していませんでした。次の写真は、景信山山頂の様子です。この辺りは日当たりが悪いので、その影響なのでしょうか。去年の今頃の写真でも、やはりここだけは紅葉していませんでした。一方、三角点近くの桜の木は、もう葉を散らし始めているのですけれども。

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PB040026 posted by (C)circias

さらに雲行きが怪しくなって来たので、あまり長居はせずに折り返します。往路では混雑を避けるために近付かなかった高尾山山頂の標識周辺では、紅葉が見事に赤くなっていました。今年もほぼ例年通り、高尾山山頂の紅葉は、ちょうど今くらいが見頃のようです。

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PB040043 posted by (C)circias

なお、何やら白っぽくなっているのはハレーションではなく、もやです。ついでに、構図がアレなのは、人が写り込むのを避けたためでして。夕方だというのに足の踏み場もない混雑ぶりで、さすがにちょっと辟易しました。普段ならこの時間にはもう人はまばらになっているのですけれど、さすがに紅葉シーズンは一味違いますね。

このあたりから次第に風が強くなり、ついでにもやも濃くなって来たため、その後は急き立てられるように下山しました。どうやら急いだのは正解であったようで、麓まで降りてふと見上げると、頭上にはハッキリと黒い雲が。あれでは、木々のトンネルの下は日没前のような暗さになっているでしょう。あるいは山上は、所によって雨になっていたかもしれません。

移り気な天気のせいで、少し駆け足気味の縦走になってしまいましたが、それでも久々の山は実に爽快でした。なんと言いますか、スイッチが入るとでも言いましょうか。ああいう環境に行くと、生き返る気がするのです。そうしてすっかり元気になって、ふと10月を振り返ってみると、先月の自分の無気力ぶりは目を覆わんばかりのものでしたね。

何しろ3週間もインドア生活だったというのに、ブログの更新さえせずにダラダラ過ごしてしまったのですから。やろうと思えば、色々とできることはあったはずなのですけれどね。山に行けない、蝶の写真も撮れない、虫の声もしないという環境に鬱々として、ただぼんやりと過ごしてしまったのでした。

山依存症というわけではありませんけれども、どうやら今の私にとって、週末の登山は精神衛生上、欠かすことのできないイベントであるようです。

紅葉の高尾山

いつもは全くあてにならない気象庁の天気予報ですが、どうしたわけかこのところ調子が良いようですね。折角の三連休ではありましたが、予報通り天気の方はいまひとつでした。東京は土曜日こそ晴れたものの、それ以降はずっと小雨のぱらつく曇り空。寝坊のせいでスタートが遅くなったものの、それでも諦めずに高尾山に出掛けたのは、今思えば大正解だったと言えるでしょう。というわけで、今晩は土曜日に行って来た、高尾山のお話でも。

高尾山は今が丁度紅葉の見頃です。そこへこの三連休が重なったとあって、その混雑具合は実に驚くべきものでした。昨年からほぼ毎週のように高尾山に出掛けている私ですが、恐らくここまでの混雑を目にしたのは、これが初めてだと思います。というのも、そもそも改札で人が支えてしまって、ホームまで行列ができてしまった程でしたから。

ホーム上で待つ事数分で行列は解消しましたけれど、今度は改札の外が大渋滞。高尾山の登山口までずっと人混み続きで、まるで渋谷か新宿にでも来たかのような気分です。その行列の動きをさらに阻害していたのが、ケーブルカー駅から高橋屋まで伸びた列。そしてその向こうには、一号路の入口に人だかりが出来ています。あまりにあんまりな光景だったもので、思わず一枚写真を撮ってしまいました。

大混雑の一号路登山口
大混雑の一号路登山口 posted by (C)circias

ちなみに使用機材は、最近機種変更したばかりのiPhone6sです。いやなんといいますか、思いのほか奇麗に写るものですね。聞いてはいましたが、実際に使ってみると驚きです。なるほどこれでは、コンデジが売れなくなる訳ですよ。なにしろスマホなら奇麗に写るだけでなく、編集も出来てネットに手軽にアップロード出来るわけですから。まぁ遠景の樽型収差はだいぶ気になるので、画質に凝ったコンデジにはまだまだ及ばないのですけれどね。

人混みがもっとも酷かったのはケーブルカーの駅まででしたが、登山道にも不慣れな観光客が大勢居たため、非常に行動し辛いことになっていました。なにしろ運動向きでない靴でよちよち歩きをしているくらいならまだ可愛い方で、堂々と道の真中でいちゃついて通せんぼしたり、団体でじゃれ合って以下略という有様で。高尾山山頂を過ぎるまではそういった輩が後を絶たず、非常に不快な時間を過ごす事になってしまいました。

しかし、苛々続きだったのは紅葉台まで。そこから先のコースでは、さすがにマナーの悪い勘違い系は僅かになります。ここまで普段の二倍の時間をかけてノロノロと登らざるを得なかったため、景信山到達は絶望的かと半ば諦めていたのですが、ここから一気にペースを上げて、なんとか午後2時過ぎには景信山に到達する事ができました。

景信山山頂2
景信山山頂2 posted by (C)circias

ここまでの道のりもそうでしたが、景信山の山頂も見事に紅葉しています。上の写真は、山頂の茶屋の前にある東屋横の椛。なかなか素敵な色になっていました。しかしこの様子ですと、見頃は今週一杯くらいでしょうか。景信山だけでなく、一丁平や城山、高尾山山頂も同様にきれいに紅葉していましたので、土曜日を逃さなかったのは正解でしたね。足の踏み場もないほどの観光客には辟易しましたが、一番良いタイミングで紅葉を楽しむ事ができたのだと思います。

2015-11-23
2015-11-23 posted by (C)circias

さて、ひとしきり紅葉を眺めたあとで、ふと足下に目を向けると、見慣れない綿毛が目につきました。確か夏場は、このあたりに菊っぽい感じの白い花が咲いていたような気がしたのですが・・・一体何でしょう。気になるのですが、綿毛の図鑑なんてありませんし、それっぽい花を調べても種は資料がないのですよね。こんなことなら、草花にもちゃんと注意を払っておくべきでした。来年は、マクロレンズで小さな草花の観察をしてみるのも面白いかも知れません。

さて、いつものように景信山山頂でオニギリ二つの軽い昼食を済ませた私は、往路では素通りした城山の茶店に立ち寄りました。甘酒を注文して席につき、ふと正面に目をやったところ、正面に見事な富士山が。夕方の日差しで雲がいい具合に染まり、なんとも言えない美しい風景を造り出していたのです。というわけで、思わずiPhoneで一枚撮影したのですが・・・。

城山から富士山を望む
城山から富士山を望む posted by (C)circias

うん、ちょっと広角過ぎですね。主役にしたかった富士山が完全に埋没してしまっています。というわけで折角なので、E-PL5でも一枚。空の色が薄くなっていますが、実はこちらの方がリアルな色に近いです。iPhoneは自動で赤や青を強調して、よりビビッドな感じに写真を仕上げているようですね。どちらが良いかは好みの分かれるところなのでしょうけれど、実はE-PL5もオートモードで撮影すると、やたらビビッドな色調補正をかけてくれます。流行でしょうか。

夕焼けの富士山
夕焼けの富士山 posted by (C)circias

それにしても、やはり夕陽は、雲があった方が表情が豊かで美しいですね。富士山も然りで、青空に浮かぶ富士山よりも、少し雲のかかった富士山の方が、私好みです。できれば日が沈むまでこの景色を眺めていたいところでしたが、さすがに暗闇の中で稲荷山コースを下るのは、ちょっとぞっとしません。というわけで甘酒を飲み終えるや急いで下山を再開したのですが、稲荷山コースを下り終えたのは、もうすぐ5時になろうかという頃になってからでした。

この時期はどんどん日が短くなって行きますので、12月に入ったら、4時30分には下山を終えているようにしないと、ちょっと危なくなって来ます。来週は寝坊しないように気をつけなければならないでしょう。基本は早目の登頂と早目の下山ですが、用心のために、そろそろヘッドライトを買っておいても良いかも知れませんね。


秋の御岳山(7)

少し間が空いてしまいましたが、御岳山のお話の続きを。今回は行程の最後、ロックガーデンの休憩所から長尾平まで戻るまでの区間についてです。次の写真は、ロックガーデンの休憩所。七代の滝経由のコースだと、ロックガーデンを2/3ほど行った場所に見えてくる建物です。このあたりは平坦な場所が多く、沢山の観光客が休憩したり、弁当を広げて昼食をとったりしていました。

ロックガーデン休憩所
ロックガーデン休憩所 posted by (C)circias

聞くところによるとここの休憩所には一応トイレがあるそうです。写真に写っている列は、恐らくトイレの列なのでしょう。しかしまた、聞くところによれば、ここのトイレは汚いのだそうで。まぁこんなところにあっては、掃除もままならないでしょうからねぇ。この休憩所を過ぎると、再び道は細くなります。次の写真は、休憩所を通過してすぐの場所の様子。さながら秘境探検といった風情で、なかなか魅力的ではないでしょうか。

さながら秘境探検
さながら秘境探検 posted by (C)circias

東京の近郊でこんな探検気分を味わう事が出来るだなんて、思いもしませんでした。ロックガーデンは全体的に見応えのあるきれいな場所ですが、特にこの区間はお勧めです。どこを見ても絵になるくらいで、撮った写真を全てご紹介出来ないのが残念でなりません。ついでに言うと、大勢の観光客に急きたてられて、この区間に長居出来なかったのもたいへん心残りでした。

左右を大岩に挟まれた区間を抜けると、道は森の中に入ります。といっても、道が岩と苔の世界なのは相変わらず。川の流れに沿っているのも変わらずです。次の写真は、森に入って少し進んだ辺りのもの。周囲には木々が生い茂っているものの、相変わらず道は岩と苔と水の世界であるのがお分かり頂けるかと思います。もしかすると、この辺りの木々は皆、岩の上に根を張っているのかもしれませんね。

岩と水と苔の道
岩と水と苔の道 posted by (C)circias

岩の間をちょろちょろと流れ下る沢を横目に斜面を登って行くと、行く手に再び滝が見えて来ます。その名は綾広の滝という、ロックガーデンの終端に位置する滝です。次の写真は、その綾広の滝。七代の滝と同様、大岩の上から流れ落ちる、小振りの滝でした。

綾広の滝
綾広の滝 posted by (C)circias

少しばかりファンタジーな時間を楽しむ事が出来たロックガーデンの旅も、ここで御終い。滝を過ぎて岩場の上に上がって行くと、そこからは普通の山道になります。次の写真は、ハイキングコースの折り返し地点に建てられていた休憩所の様子。道はこの休憩所の前で折り返して、再び長尾平方面に向かいます。ちなみに、この休憩所脇の道を抜けて画面奥方向に進むと、大岳山に至るのだそうで。

休憩所
休憩所 posted by (C)circias

休憩所から先の道は、主に森の中を進む歩き易い山道でした。時折見晴らしの良いポイントもあって、山の上からの絶景を楽しむ事ができます。また、ところどころに行き先の分からない分岐があったりするのですが、まぁ素人は踏み込まないのが無難でしょうね。素直に道に従って歩いてさえいれば、まず迷う事なく次のポイント、天狗の腰掛け杉まで行く事が出来ます。

天狗の腰掛け杉
天狗の腰掛け杉 posted by (C)circias

上の写真は、その天狗の腰掛け杉。画面左側に写っている大枝が、恐らくその名の由来なのでしょう。ちなみにこの杉のすぐ後ろには浄水所があります。また、この場所は奥の院へ行くための分岐点でもあり、神縁の森コースの入口でもあります。どちらも魅力的でしたが、今回は初めてで時間計測も兼ねているため、寄り道はせずに素直にコースを進む事にしました。

長尾平手前
長尾平手前 posted by (C)circias

天狗の腰掛け杉を過ぎると、そこからはさらに見慣れた風景になります。そう、神社の境内から長尾平までの道とあまり変わりないのですね。実際、ここから長尾平まではそれほどかかりません。道なりに進んで行けば、前方にあの長尾茶屋が見えて来ます。というわけで、今回のハイキングはここまで。時間が3時をまわっていたため、他のコースは次回以降のお楽しみにして、下山する事にしました。

今回のハイキングの所要時間は、約3時間。結構早足で歩いていたと思いますが、写真撮影のために立ち止まる事も多かったので、相殺して普通の歩速での時間と考えてよさそうです。疲労具合は、初めてのコースを歩いたにしては軽めだったでしょうか。七代の滝と天狗岩まではきつかったものの、ロックガーデンに入ってからは歩き易かったと思います。

実は終盤は親指にジンジン痛みが走っていて、これはマメになったかなと思っていたのですが、帰ってみてみたところ、特にどうということもありませんでした。もう少し歩幅を縮めて慎重に歩けば、足が痛くなる事もなかったかも知れません。

全体的に人が多く、視界に人が入らないことはほとんどありませんでしたが、それは不満であると同時に心強い事でもあると言えます。いきなり人っ子一人居ない獣道に入り込んでみると、なんだかんだで人の居るところは安心感があるのだということに気付かされますからね。特にこのあたりは熊が出るので、やはり初心者はこういう人気の多いところを歩いた方が安心でしょう。

一部を除き、比較的初心者に易しく、それでいて決してヌル過ぎない、程よい山登り体験を楽しめる場所でした。景色も素晴らしかったので、是非また行きたいものです。できれば今度は、奥の院や日の出山にも登ってみたいものですね。そのためにも、今から少しこの周辺の地理について、下調べをしておこうと思います。

秋の御岳山(6)

七代の滝から先は「鉄ハシゴ」と呼ばれる金属製の階段が続きます。次の写真は、鉄ハシゴに乗ってすぐの場所から、上を見上げて撮影したもの。見ての通りの急斜面、というよりもうこれは絶壁ですね。ロッククライマーでも無理そうなつるつるとした岩の上に、金属製の梯子を無理矢理打ち付けて道にしたような感じです。この設備がなければ、ここは本来通行などできない場所なのでしょう。

鉄ハシゴ(1)
鉄ハシゴ(1) posted by (C)circias

滝の周辺もそうであったように、この場所の足元は地面ではなく、全て岩です。木々は岩の上にしがみつくようにして生い茂っており、その根は下に伸びる事が出来ないため、岩の表面にびっしりと折り重なっているのですね。次の写真は、鉄ハシゴをだいぶ上の方まで上って振り返った様子です。岩の上に伸びた木の根の様子がお分かり頂けるかと思います。

鉄ハシゴ(2)
鉄ハシゴ(2) posted by (C)circias

鉄ハシゴは見ての通りの急角度で、時折間に入る木の根の区間や岩の上なども滑り易く、決して安全なコースとはいえません。少なくとも、グリップの悪い靴でここを上るのは止めておいた方がよいでしょう。もし足を滑らせれば、七代の滝まで真っ逆さまですから。

さて、この鉄ハシゴの区間を抜けると、頭上に見えて来るのが次の写真の天狗岩です。この岩はちょっとした名物なのだそうで、設置された鎖を伝って岩に上る事が出来るようになっていました。但し、転げ落ちたら怪我は免れない高さなので、自信のない人は止めておいた方が良いでしょう。

天狗岩(1)
天狗岩(1) posted by (C)circias

天狗岩から先は、これまでになく歩き易い道になります。道の左手は谷になっていて、谷底には沢が流れていました。道は緩やかに下って行き、最終的にこの沢と同じ高さまで降りる事になります。次の写真は、その沢の様子。妙に赤っぽく写っていますが、これは補正のせいではありません。このあたりは光の加減で、本当にこういう不思議な色に見えるのです。

水中の秋
水中の秋 posted by (C)circias

沢まで下った道は飛び石になり、沢を渡って向こう岸に行く事になります。次の写真は、沢を横切るポイントで、飛び石の上から上流方向を写したもの。光の具合と一面の落ち葉の御陰で、なんだか少し幻想的な雰囲気のある風景になっていました。この景色には誰しも目を奪われるようで、カメラを持っている人はほとんど皆、ここで写真を撮っていたようです。

落ち葉色の沢
落ち葉色の沢 posted by (C)circias

道はここから再び上り坂になり、沢に沿って上流方向へと山を登って行く形になります。沢の表情も先程の場所とは一変し、今度は次の写真のような緑色が主体の風景に。ひんやりとした沢の冷気がより強く感じられるような、しっとりとした色合いの世界になりました。

ひんやり
ひんやり posted by (C)circias

ここから先はずっと、ロックガーデンが終わるまで川沿いに歩く事になります。次の写真は、先程川を横切った場所から少し歩いたところにある飛び石ですが、こうした飛び石を幾つも渡って、川の右岸と左岸を行き来しながらロックガーデンの中を進んで行きます。主に岩の上を歩く事になりますが、前半のような歩きにくさはなく、岩と落ち葉ときれいな水の作る風景を、たっぷりと堪能出来ました。

川を横切る
川を横切る posted by (C)circias

なお途中に一カ所、橋を渡って左手方向の森に分け入る分岐がありますが、そちらは別の山への道です。ロックガーデンコースを歩くなら、川から離れてはいけません。
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