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日々の便り

 

Focusrite Scarlett Solo G2

ふと気がつけば、もう10年以上使い続けて来たM-AUDIOのFirewire410。発売年は2003年ですから、正確には14年ですか。我ながら、物持ちが良いにも程がありますね。このところドライバのアップデートがされなくなってしまったため、このI/Fを使わんがためにOSのアップデートにも二の足を踏み続けて来ていたのですが、そろそろ乗り換えを検討した方が良い時期に来てしまったようです。

理由の一つは、OSの対応機種。Sierraの最低必要条件に、とうとうMac mini Mid 2010が入りました。恐らく次のアップデートでは、対応機種から外れる事になるでしょう。つまり、この機体に新しいOSを入れるなら、今が最後のチャンスになるという事です。

もうひとつは、最近少しFirewire410の動きが怪しいという事。もともとドライバがあまりよくないので、再起動時に使えなくなったり、突然応答しなくなったりは茶飯事だったのですが、つい先日は上流のHDDを道連れにしてハングアップなさいまして。まぁお歳がお歳ですので、むしろまだ現役である事を褒めるべきなのでしょうけれど。

そんなこんなでボーナスも出たこのほど、とうとう新しいオーディオインターフェースを購入しました。購入したのは次の一品、FocusriteのScarlett Solo G2です。実を言えば先代のSoloが出た時から購入を検討していたのですけれど、まごついているうちに二代目になってしまいまして、いやはや。

Focusrite Scarlett Solo
Focusrite Scarlett Solo posted by (C)circias

お値段はヨドバシで少しお安くなっている時に購入したため、当時は¥8800でした。しかしそのせいで発送は遅れに遅れ、なんと1ヶ月ほど待っての到着。別に急ぎではないので良いのですけれどね、これだけ待たされると、ちょっと有り難みも薄れるかなぁと思うのは私だけでしょうか。まぁそんな愚痴は兎も角。この製品、安いI/Fなので期待していませんでしたが、造りはなかなか良いようです。

ボリューム周り
ボリューム周り posted by (C)circias

上の写真はボリューム周り。一見金属に見える大きなボリュームが良い雰囲気を出していますね。勿論アルミ無垢なんてことはなくて、プラに鍍金ですけれども。しかしまぁ、雰囲気は大事です。それに、機能的に重要な部分には、しっかりとした部品が使われています。特に、裏面の大きなゴムインシュレータは個人的にポイントが高いですね。

裏面
裏面 posted by (C)circias

Focusriteはとにかくプリアンプが良いというので、ギター入力に期待していました。というのも以前、Amplitubeでエレギを弾こうとしていた時期があったのですが、とかく不安定でスクリーンセイバーが動くと何故か処理が止まるFirewire410に絶望して、結局断念したことがありまして。というわけで、早速ギターに繋いでみます。

ギター入力
ギター入力 posted by (C)circias

そして何年かぶりのAmplitube2を立ち上げ、適当にプリセットを選択して、じゃらーんと・・・その音を聴いて、驚きました。まるでギターを換えたかと思うくらいに、ハイが通ります。もちろん低音もしっかり拾ってくれるので迫力がありますし、クリーンにすれば中音域の豊かさもなかなか。なるほどこれは、プリアンプ自慢というのも嘘ではなさそうですね。思わずそのまま弾きまくって遊んでしまいました。

そしてふと気がつけば、画面が暗くなっており・・・しかし、ギターの音は途切れません。どうやら、Firewire410のように不安定ということもなさそうですね。なんだかいつもこればっかり言っている気がしますが、「こんな事なら、もっと早く買っておけば良かった」と、心底思いましたとも。これはあれですねぇ、Amplitubeもアップデートするべきかも知れませんねぇ。

ところで、Scarlettの入力ゲインボリュームは、その根っこが入力レベルを示すランプになっています。入力レベルが+0dbまでは緑色のランプが点ります。しかし、入力が過大になると、このとおり。

過大入力で色が変わる
過大入力で色が変わる posted by (C)circias

ランプが赤くなったからと言って即座にクリップする訳ではありませんが、あまり赤くしない方向でゲインを調整すると良さそうです。もっとも、Amplitubeにも入力レベルメーターがあるので、あえて本体のランプで調整する必然性はないのですが。でも、こういうちょっと気の利いた演出というのは良いですよね。

さて、ギター入力I/FとしてのScarlettは期待以上でしたが、果たして再生装置としてはどうでしょうか。e-onkyoで購入したハイレゾ音源を使って、Firewire410と比較してみましたが、結果は「あまり変わらない」というものでした。まぁ、価格差を考えれば大健闘も良いところなのですけれど、本当に差が僅かだったのは意外でした。Firewire410は確か元値は6万くらいの装置ですから、値段なりに良い回路を積んでいたという事なのでしょうね。

14年分の技術の進歩はあった筈ですが、音質を大きく左右するアナログの技術は既に枯れ切ったもので。つまり、基本をしっかりと押さえた上で、そこそこ良い部品を使いさえすれば、十数年程度のビハインドはどうにかなるという事なのでしょう。我ながら、良い機器を選んでいたのだなぁと、つくづく。安定性はいまいちでしたが・・・。

OSを切り替えるためには色々と準備が必要なので、今直ぐにという訳にはいきませんが、とりあえずこれでOSアップデートの準備が整いました。あとは念のためのバックアップを一通り行って、Sierraへ乗り換えです。次の作業は来週、お盆休みに行う予定ですが、果たして鬼が出るか蛇が出るか。なんとか無事に乗り換えられますように。


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