FC2ブログ

日々の便り

 

ケーベル先生(2)

今夜の月は見事ですね。うっすら雲がかかっていますが、なおその白さと明るさは印象的です。中秋の名月だそうで、なるほど、縁側でこれを眺めて一献というのも悪くありません。もっとも、我が家に縁側などありませんけれど。

名月を賞翫する習慣こそ残れど、その形はだいぶ変わってしまったようです。しかし、こうした暮らしの中の習慣というのは、やはり舞台も整えてこそのものだと思うのは私だけでしょうか。畳と縁側、虫の声。そして天に輝く中秋の名月とくれば、誰に言われずとも賞でたくなりましょう。

大きな祭りも結構なものですが、こういう風景を後の世に残すのも、とても大切な事ではないかと思うのですよね。なかなか難しいのは分かりますが、例えば民家園などでお月見イベントをやってくれたら、子供達にもっと月を見る習慣を残せるのではないでしょうか。

さて、それはともかく。一晩間が開いてしまいましたが、今晩は一昨日のケーベル先生のお話の続きをご紹介したいと思います。

○ケーベル先生の告別
著者:夏目漱石
初出:1914年(朝日新聞)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card771.html
※リンクは青空文庫です

漱石が、ケーベル先生に頼まれてしたためた、学生達への告別の言葉。告別と言うと現代では不吉なことを連想させられますが、別にそういう内容ではありません。本書が書かれたのは1914年。先生が亡くなるのは、まだまだずっと先の事です。

告別とは本来「お別れを告げる」という意味。この場合は文字通り、さよならの挨拶の事を指します。とはいえそこは漱石、ただ先生からのメッセージを一行載せて終わりではありません。まずは、先生のひととなりをさらりと紹介します、こんな風に。
"先生は虚儀虚礼をきらう念の強い人である。二十年前大学の招聘に応じてドイツを立つ時にも、先生の気性を知っている友人は一人も停車場へ送りに来なかったという話である。先生は影のごとく静かに日本へ来て、また影のごとくこっそり日本を去る気らしい。"

そういうわけで先生は漱石に、自分が東京を離れてからお別れの挨拶を新聞に載せるよう頼んだのでしょう。なにしろ本当に大勢の学生から尊敬されていた方ですから、いついつに東京を発つなんて言おうものなら大変な騒ぎになったでしょうしね。
当時の日本人の気質からして、見送りがないなど有り得ません。それどころか、大行列に万歳三唱だってついたかもしれませんから。

送る側からしてみれば寂しい事この上ないお別れですが、しかしこういう人格がまた、人々の心に深く残ったのでしょうね。先生が漱石に託したメッセージは至極シンプルでした。それはただ一言。
"さよなら、ごきげんよう。"

なぜでしょう、別に先生の指導を受けた訳でもないのに、漱石の文章を読んでいると目頭が熱くなってきます。なんというか、非常に魅力的な人物ですね。
ところが皮肉なことに、歴史は彼の旅路を即座に終わらせてしまったのです。それも、日本国内で。その無粋な邪魔者というのは、戦争でした。

1914年という年号でこれを連想出来たなら、あなたはきっと歴史好きでしょう。そう、これはまさに第一次世界大戦の始まった年。先生は大戦の勃発を受け、帰国することができなくなってしまったのです。仕方なくロシア領事館に身を寄せた先生は、結局亡くなるまで領事館で過ごす事になります。

出国見合わせをうけて、先生は漱石に電話をかけました。しかし、上記の随筆は既に新聞社に送られた後。仕方なく漱石は、翌日次の短い訂正記事を書いています。

○戦争からきた行き違い
著者:夏目漱石
初出:1914年(朝日新聞)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card2315.html
※リンクは青空文庫です

その後のケーベル先生は、領事館で静かに読書の日々を送られたのだそうです。普通ならショックを受けて落ち込みそうなところですが、先生はきっと超然として状況を受け入れられたのではないでしょうか。漱石の語った先生のこの言葉がそう思わせてくれるのが、せめてもの救いです。
"先生に国へ帰っても朋友がありますかと尋ねたら、先生は南極と北極とは別だが、ほかのところならどこへ行っても朋友はいると答えた。"

果たしてその後、ケーベル先生はどんな暮らしをされたのでしょう、気になってなりません。せめてその暮らしが、彼を慰めるに足るものであったことを祈るばかりです。

カラスの行水

おはようございます。電車の中で日記を書くのは久しぶりですね、多分。このところ寝落ちは多かったものの、起きるのも概して早めでしたから、そもそも朝のピンチはありませんでしたし。でも今日はピンチもピンチ、大ピンチでした。

起床時点で残り15分。どうしようか一瞬迷いましたが、意を決して風呂へ。入浴などで12分着替えに2分で、無事(?)出勤できました。
暫くこの種の慌ただしい朝とはご無沙汰していましたので、できるかどうか不安はありましたが、案外身体が覚えているものですね。こんな、強制収容所以下の暮らしを覚えてどうするという話もありますが。

昨晩も寝たのは早かった筈なのですが、起きられないところを見ると、どうも体調が思わしくないようです。口にするものがみな苦いのも、きっと風邪のせいでしょう。どうやら、台風以降のこの寒さにやられてしまったようですね。いえ正確には、あれ以降の会社の冷房にやられたと言うべきでしょうか。

古い大型施設の空調というのは融通が効かないものです。この涼しいのに冷房全開で、今週の社内はさながら冷蔵庫なのですよ。あまりに寒いので上着を着ているのですが、効果はいまひとつでして。
皆さんも、体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

それでは皆さん、良い一日を。

ケーベル先生(1)

なんだかすっかり空気が秋めいてしまいましたね。ここ数年は秋らしい秋がなかったものですから、まるで奇妙な事のように感じます。本来秋とは涼しいものなのですが、しかし、涼しかった秋など最後に経験したのはいつだったやら。

とはいえ油断はできません、春の事がありますからね。一旦春めかしておいて、春本番になった途端に気温を冬まで巻き戻され、閉口したのはまさに今年の事。秋にも同じ事が起こらないとは限りませんから。

それにしても、この涼しさは眠気を誘います。普段ならとっくに寝落ちているところですが、今日はちょっと雑用が残っていまして。義務感と仕事というのは強力なものですね、御陰でこんな時間まで持ちこたえられたのですから。もっとも、終わった途端に眠くて倒れそうになっているのですけど。
というわけで、これといって気の利いた話題もありませんし、今晩はまた漱石の話でも。

○ケーベル先生
著者:夏目漱石
初出:1911年(朝日新聞)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card770.html
※リンクは青空文庫です

漱石が師事したラファエル・フォン・ケーベル先生についての随筆。内容は、漱石が友人の安倍(恐らくは安倍能成)と共に、先生の家を訪問したときの出来事についてです。お話はまず、先生の住まいとその周辺の様子の対比から。

わずかな時間の間に先生の家の周囲の風景が大きく変わったと、漱石は記しています。時は明治の末から大正にかけてですから、ちょうど東京が大きく近代化した時期でした。山の手に次々と建てられた洋館が、その景色を大きく変えた主な原因であったようですね。一方先生のお住まいはと言いますと、漱石曰く「過去の記念のよう」であったといいます。

先日ご紹介したマードック先生もそうでしたが、どうやらケーベル先生も俗世に縁のない人格の持ち主だったようですね。その服装は勿論のこと、自宅の中にさえ一切の飾り気はなく、洋書がぎっしりと詰まっている本棚にさえ、不思議と漱石の目をひくような華やかな色はなかったとか。

ところで、漱石はこのとき、特に要件があって先生の家を訪問した訳ではないようです。むしろ、先生の家に遊びにきていたようですね。なんでも、かつて先生から遊びに来るようにと誘われていたのだとか。
よって、会話は専ら四方山話です。話題は実にとりとめもないものですが、中でも印象的だったのは、以下のくだりです。
"一年ぐらい暇を貰って遊んで来てはどうですと促(うな)がして見たら、そりゃ無論やって貰(もら)える、けれどもそれは好まない。私がもし日本を離れる事があるとすれば、永久に離れる。けっして二度とは帰って来ないと云われた。"

なんとも複雑な一言です。後半だけ見るとまるで日本を嫌っているかのようですが、逆に前半では帰りたくはないと言っているのですね。つまり、もう日本には戻らないというほどの覚悟でなければ、日本を離れるつもりはないということなのでしょう。

ちなみに、先生はロシア人です。ですから当然、日露戦争の時に一度帰国を促されているのですが、それを拒否して日本に残っていたのです。そしてその理由は、彼が教える学生達であったのだとか。

学生達の方でも、そんな先生を大いに敬愛していました。それが何より証拠には、先生についての著作を残しているのは漱石だけではありません。先生の講演の筆記など、現在でも出版されているとの事ですから、どれだけ慕われていたかがよく分かります。

ところで、漱石もやはりあの一言がとても印象に残ったようで、結びに次のように記しています。
"余は先生はこれから先、もう何年ぐらい日本にいるつもりだろうと考えた。そうして一度日本を離れればもう帰らないと云われた時、先生の引用した“no more, never more.”というポーの句を思い出した。"

実は、先生がロシアに帰国される事は二度とありませんでした。先生は1923年に、日本のロシア領事館でその75年の生涯を終えられます。とはいっても、最終的に帰る気がなかったと言うよりは、帰れなかったという方が正解のようで。どうしてそんな事になったのかについては、また今度お話ししましょう。

なお、漱石の方はこの訪問の僅か5年後に病没しています。本文中で漱石は、遊びに来るようにとの約束を4年越しで果たしたと言っているくらいですから、あるいはこれが漱石の最後の訪問になってしまったのではないでしょうか。
そう考えるとこの結びは、少し切ない気持ちになりますね。


台風一過

おはようございます。今朝はなにやら、ありえない寒さですね。気温はなんと22度、長袖が必要な温度です。およそ9月とは思えない寒さになりました。恐らくこれも、台風の影響なのでしょう。
ところで、昨日はあの暴風雨の中早朝出勤だったのですが、御陰でなかなか珍しいものを見る事が出来ました。それがこちらの光景。

2013-09-17
2013-09-17 posted by (C)circias

無人です。この車両も、次の車両も無人です。もっというと、ホームにも人なんて居たかどうか。さすがにこれは笑いましたね、ちなみに、普段なら座る事もできないのですよ。

休日の早朝の車両なんて、基本的に旅行者くらいしかいないのはいつもの事。なので、シーズン外れの2月や3月の早朝であれば、一両無人になる事くらいは稀にあります。でも、夏場に、始発でもないのに無人列車なんてことはまずありません。
台風と休日と早朝という三条件が重なって初めて見られる、実に珍しい光景といえます。

それにしても、昨日はあの暴風雨の中出勤したので、さすがに疲れ果てました。御陰で帰って夕食を作った後は朦朧としてしまい、気がついたら先程で。それも寒さで目が覚めたのですから、なんとも空虚で報われない気分です。というか、人間扱いされている気がしませんね。せめて暖かくして、しっかり寝直したいですねぇ。この時間だと、もう無理ですけれど。

会社の方も今日は来客があるのでサボる訳にもいかず、遅れる訳にもいかず。愚痴っていても仕方ないので、一風呂浴びて少し暖まるとしましょう。
予報では、今日は晴れだそうですね。せめて台風一過の爽快な青空を見せて欲しいものです。

それでは皆さん、良い一日を。


Heavy Weather

台風は各地で猛威を振るっているようですが、今日の東京は朝方こそ荒れたものの、午後からは時折晴れ間さえ覗くほどで、不思議な静けさでした。
これは所謂、嵐の前の静けさという奴でしょうか。風は穏やかなのですが、ねっとりと肌に絡み付く猛烈な湿度が、空気に妙な質量感を与えています。

遠くで低く轟いているのは果たして風の音か、あるいは高速道路の騒音でしょうか。こう長い事なり続けているところを見ると、あるいは後者かも知れませんね。そういえば、雨の前には遠くの音が聞こえるものだともいいますし。

こんな天気ですので、今日は一日中、家の中で過ごしてしまいました。やっていた事と言えば、専ら整理整頓・・・あとは、これでもかと言わんばかりに音楽をかけまくっていました。今日ほどオーディオが活躍した日も、なかなかないでしょう。というわけで、今晩もまた少し、音楽の話を。

LINK
タイトル  :Heavy Weather
アーティスト:Weather Report

先日は私の苦手なWeather Reportを紹介してしまったので、今度は私の大好きなWeather Reportを。ちなみに、なぜこんなタイトルなのかは謎です。別にそういう名前の曲が含まれているわけではありませんし、嵐を彷彿とさせるようなコンセプトのアルバムでもないのですよね。

このアルバムを私に紹介してくれたのは、いわばベースの先輩とも言える方。その頃の私はギターではなく、ベースを弾いていたのです。スタイルはツーフィンガーで、中古で購入したベースを毎日のように弾いていました。あの頃は父も失業していませんでしたし、祖母の認知症もまだ軽かったので、私にも自由時間があったのですよね。

このアルバムを紹介された理由はもちろん、ジャコ・パストリアスのベース。とにかく凄いからというので聴いてみた訳ですが、なるほど、実際凄まじい技術です。お手本にするにはさすがにちょっと遠過ぎる存在でしたね。
しかしそれ以上に感銘を受けたのは、このアルバムの・・・こういう大袈裟な言い方はあまり好まないのですが・・・所謂、音楽性という奴で。

まず一曲目のBirdland、イントロの印象的な低音フレーズの繰り返しから管楽器が加わるところまでで、ころりとやられました。キャッチーで印象的で、それでいてPOPのような短期決戦型の音楽ではないのです。ゆっくりと展開して、独特の世界を描くのですね。

特にJPOPの世界では、キャッチーであるという事は即ち、一種の短い繰り返しの形式に縛り付けられたパターンの音楽である事を意味します。一例を挙げるならばA-B-サビの形式ですね。種類は色々あるのですが、いずれにしてもキャッチーである事と自由である事は両立しない。それが、POPSの世界です。

ところが、この音楽は違う。キャッチーでありながらこれほど自由で、しかもバリエーションの豊富なフレーズを投入して、あれこれ手を替え品を替え再提示を行って、それでもなお流れは途切れず停滞せず。それはまるで、シナリオのない劇を面白く見せるかのような。

これと比べると、言って見ればJPOPは四コマ漫画のようなものです。四コマの世界に居た人間が突然こんなに広い世界を見たのですから、その衝撃はご想像頂けるのではないかと。
このアルバムですっかりWeather Reportにはまってしまった私は、アルバムを何枚も買ったものでした。

お勧めなのはやはり一曲目の"Birdland"、これは是非どなたにも一度は聴いて頂きたい名曲です。二曲目の"A Remark You Made"もメロディアスで聴き易い一曲ですね。
一方、意外性があって面白いのは"Rumba Mama"。たった2分の短い曲ですが、これは多分民族音楽ですよね。これを聴いて脳裏に浮かぶのはアボリジニなのですが、少なくともその種の民族音楽のテイストを取り入れたか、それそのものではないかと思います。

他の曲はいかにもフュージョン然としたものが多いですが、全体的にメロディがハッキリしていますし、長過ぎる曲もなく、フュージョンの初心者でも聴き易いのではないでしょうか。Weather Reportを初めて聴くなら、私もまずこのアルバムをお勧めしたいですね。
そして、もし機会があったら、是非ともSweetnighterとの聴き比べもやってみて頂きたいところです。きっと、明確なノリの違いに気付かれるでしょう。

この楽曲の躍動感の違いを生み出す主要な要素が、ベースラインなのだろうと思います。やはり私はジャコのベースが好きですね。これほど圧倒的なまでに動き回るのに、それでいて決して不自然ではない。それどころか、すっと染み込むように馴染むのです。

日本には、彼は技術をひけらかし過ぎだとか煩いなんていう人も多いのですが、そうではありません。確かに主張はしていますが、彼のベースは確かに曲を支え、そして作っています。このベースでなければ、この演奏は有り得ないのです。

まぁ確かにかなり奔放なベースですので、四コマ劇場の枠内には納められそうもありませんけれどね。これを四コマの世界で理解しようというのなら、無理もありましょう。でも、だからこそです。たまには枠から飛び出してみるのも良いのではないでしょうか。
決して縛られず、それでいて破綻しないこの自由さ。これもまた紛れもない音楽の魅力なのでは、と。私はそう信じて疑わないのです。

われら日陰者

今日の東京は、だいぶ暑かったですね。気温はせいぜい30度くらいでしたが、湿度が高いので不快感はむしろ強かったのではないでしょうか。少し動くだけで汗が滲むような一日でした。
天気の方は、いつ雨が降るかというような曇り空。これは台風の影響でしようか、先程から少し雨がぱらついているようで、ますます蒸してきました。

そんなわけで、写真には甚だ不向きな一日だったのですけれど、明日は嵐という予報ですからね。出掛けるならば今日しかないという訳で、本日もいつもの植物園通いです。
まぁ光線が悪いのでコンデジには厳しい環境ではあるのですけど、こういう日だからこそ見られるものもあるのですよ。

ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ posted by (C)circias

まずは一枚目。これは、ダイミョウセセリです。春頃に一度写真におさめましたが、またご縁がありましたね。この夏は何度か森の縁の暗がりで見掛けていましたが、今日は表に出てきてくれました。

ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウ posted by (C)circias

次は、ヒカゲチョウ。これも暗がりを好む蝶で、普段は薮の奥に隠れていて、表に出て来る事はほとんどありません。こうして写真に収められるのは、大抵曇りの日なのですよね。
今日のような天気だと、暗い上に湿度が高いので、あまり飛び回っている虫は多くありません。そんな中、普段藪の中に隠れているこういった虫達は、ここぞとばかりに表に出てきたりするのです。

では、普段は元気な華やかな蝶達は、どうしているのかといいますと・・・概ねこんな感じです。

ツマグロヒョウモン(オス)
ツマグロヒョウモン(オス) posted by (C)circias

こちらは、ツマグロヒョウモンのオス。木の枝に逆さに止まったまま、微動だにしません。彼等はどうやら明るさに反応するようで、夕方になるといつもこんな風に葉の裏に隠れます。個体差はあるので活動中のものも居るのですが、今日はこうして休眠中の個体を幾つも見掛けました。

ツマグロヒョウモン(メス)
ツマグロヒョウモン(メス) posted by (C)circias

ついでに、同じく休眠モードのメスも。ちらりとのぞく前翅の紅が、メスである証です。これがお洒落なのですよねぇ、本当に。
この個体はこの格好のままかなり長い事固まっていたのですが、5時近くになって陽が射し始めたら、再び羽を動かし始めました。やはり、彼等は明るさに反応して行動を決めているようですね。

蝶という言葉から連想されるのは一般に、羽を広げた華やかな姿でしょう。もちろんそれが一番絵になるのですけど、一方でそれは蝶という名の一種のアイコンでもあります。でも、彼等だって生き物な訳で、いつでも華やかに宙を舞っている訳もなし、ましてや晴れた日にだけ突然空中に出現する訳もありません。

そんな彼等の、生き物としての日常。華やかではない生活感溢れる一面を見ていると、不思議なもので、むしろ彼等をより可愛く思えます。こういう表情を見る事が出来るのもまた、曇りの日や雨の日の楽しいところなのですよね。これだから、植物園通いはやめられないのです。


だんだん好きになる

おはようございます、というには少々遅過ぎるでしょうか。でもまだ午前中ですからね、おはようございます。
昨晩は仕事から帰った後、もうひとつ面倒な用事があったので、御陰で精根尽き果ててしまいまして。あとはまぁ、お察しの通りの有様でした。でも、尽きたのは体力というよりはむしろ精神力の方ですね。

今朝は一時間ほど前に起きたのですが、散らかった部屋を少し片付けたり、コーヒーを淹れたりしているうちにこの時間になってしまいまして。先程からレコードとコーヒーで、ようやく休日らしいひと時を。

それにしても、やっぱり良いですねぇ、"LIKE SOMEONE IN LOVE"。ぱっと聴いた時にはあまり良さが分からなかったのですが、聴けば聴くほどにじわじわと良さが染み込んできます。
あまり良くないと思ったものをそんなに聴くなんて、よほどの物好きもあったものだと言われるかも知れませんが(笑

でも私に言わせれば、音楽というのはそういうものだと思うのです。いえ、音楽だけではないですね、文学もそう。それどころか、食べ物だって、絵だって、みんなそういうものだと思うのですよ。食べ物なんかと同列に扱うのはどうかと思いますが、いっそ人の、即ち人格の好き嫌いだって、そういうところは多分にあるのではないでしょうか。

接触した瞬間の印象で好悪を決めて、捨てる側に振ったものは二度と省みないという生き方は、恐らくこのやたらと気忙しい現代社会が作り上げたスタイルなのでしょうね。
ものの好悪は第一印象で決まるとまことしやかに言われていますが、そうではないのです。そういうものだと決めてかかって、振り返らない事が社会的に是とされているというだけの事なのですよ。

こういったスタイルは、大量消費を前提とする近代の経済界の仕組みにとっては、非常に都合の良いものでもありました。だって、振り返って長く楽しまれてしまったら、次のものが沢山は売れないではありませんか。

でもどうやら、音楽界に限って言えば、このスタイルは破綻寸前のようですけれどね。一頃からはイントロが全てなんて事をまことしやかに吹聴する自称専門家が増えましたが、彼等が粗製濫造した良いイントロとやらでさえ、大量消費はされなくなりつつあるのです。

それはそうでしょう、ヒットパターンとは人間の生理的な部分である程度決まるもの。よって、パターン数は限られています。それの羅列なら、どうしたって単純にならざるを得ない。すると聞かされる側は、だんだん飽きて来るのですから。

しかも悪い事に、消費者には辛抱がない。短期決戦で好き嫌いを決めるのが当たり前だと刷り込まれた人々は、それ以外の楽しみ方をどうしたって受け入れてくれません。
では彼等はどうするのかというと、別の分野の刺激に楽しさを求めるようになるのですね。こうして、いわゆる業界というものの盛衰が起こる訳です。

まぁ娯楽メディアの盛衰についてはそれ以外にも多分に理由があるので、これが理由とばかり決めてかかる訳にはいかないのですが、昨今騒がれる音楽業界の衰退の根っこにあるのは、決してネットなどではないと私は思うのですよ。

確かにポテチやカップ麺は美味しいのですが、じっくり出汁をとった茄子の煮浸しのあのえも言われぬ旨さとは、多分性質の違う旨味だと思うのです。きっとこのレコードには、じっくり煮出した出汁が使われていたんでしょう。

おっと、連休の頭から何やら説教臭い事を話してしまいましたね。皆さん、この連休はどうお過ごしの予定でしょうか。私はと言いますと、まぁいつも通りですね。なにしろ二連休なもので。

それでは皆さん、良い一日を。

Sweetnighter

一度嫌ったものは頑として受け入れず、頭ごなしに全否定する人は多いですね。人の好き嫌いは第一印象が全てだなどと、しばしば言われているほどです。
一方で、「嫌い」を克服する人も居ます。私はどうやら後者のようで、食べ物にしても音楽にしても、苦手だったはずのものがある日突然大丈夫になる、ということは珍しくありません。

例えば牡蠣とか、ゴーヤとか。牛乳だけは相変わらず克服出来ないのですけど。あと、女性ボーカルが苦手なのも相変わらずですねぇ。

ところで、なぜそんな話をしているのかと言いますと・・・先日ご紹介した"LIKE SOMEONE IN LOVE"を改めて聴いたら、なんだか「悪くない」から「良い」に評価が上がっておりまして。慣れたのでしょうか。慣れたというよりはむしろ、聴き方に気がついたという事なのではないかと思うのですけど。

あるいは、ウェイン・ショーターの作品というのは、じわじわと魅力が沁みて来るタイプの作品なのかも知れません。何度か聴いてはじめて良さが分かるものもありますよね。
でも、それならばです。もしかすると、苦手としていたWEATHER REPORTのアルバムも、今ならば聴けるのではないでしょうか。

というわけで、以前は途中で放り出してしまったこのアルバムを、再び聴いてみる事にしたのです。

LINK
タイトル  :Sweetnighter
アーティスト:WEATHER REPORT

ウェザーリポートの初期の頃の作品。ベースが初代メンバーのミロスラフ・ヴィトウスなので、1974以前の録音である事は間違いありません。シンセを多用したサウンドは、ジャズと言うよりはフュージョンと言った方が良いのではないでしょうか。CDのジャンル分けは、ジャズになっていましたけれど。

サウンドの傾向はジャコ加入後とあまり変わりないと思うのですが、リズムの取り方が随分規則的というか、遊びが少ないように思えます。とはいっても劇的な変化やノリの良い崩しがないというだけで、実は結構細かい変化に富んでいるのですよね。

一曲目は"Boogie Woogie Waltz"ですが、3拍子でありながらワルツらしい加速感がなく、どちらかというと時計の拍動を聴いているかのような気分になる、不思議な曲です。
初心者にはこれがいきなり、ハードルが高いのですよね。なにしろ13分もある曲で、しかもPOPSのような構成ではないので、節回しの起承転結を全然掴めません。

各パートが少しずつ変化して行く様に気がつかないと、これは本当に退屈な曲です。しかし、互いに調和のとれた仕方で変化して行く各パートの隅々にまで気を配って聞くと、実は単調どころが実に情報量の多い曲なのです。
以前はこの曲でいきなり躓いたものですが、大丈夫、今なら抵抗なく聴けますね。

一方で、この種の音楽に慣れていなくても心地良く聴けそうなのは、まず三曲目の"Adios"でしょう。長さも3分と丁度良いですし、清冽で幻想的な曲調は、なかなか心地良いものです。冒頭のイメージは、まるで雪解けのような、とでもいいましょうか。
曲が進むにつれて、闇夜と蛍のような幻想的な風景が浮かんできます。私は、ディズニーの「ファンタジア」で、禿げ山の一夜の後に登場した、あの灯火の行列を少し思い出しました。

五曲目の"Will"は、森の静寂、というイメージ。木々の奥の深い闇に一筋の木漏れ日が射しているかのような、静けさと厳かさと、同時に暖かさを兼ね備えた曲です。
六曲目は打って変わってSF的に。序盤はちょっと奇妙な雰囲気ですが、次第に変化して、聴き易いメロディが登場するようになってきます。まるで、奇妙な夢の世界から現実へと引き戻されていくかのような感じですね。

全体を通して聴いてみましたが、どうやら今なら普通に聴けるようです。ただ、特にこの曲をもう一度聴きたいというような作品はありませんでした。

聴き方次第ではほとんど自己主張のない曲が多いので、読書のBGMや作業用BGMにするにも良いでしょう。極端な刺激がないので、気を散らされる事がありません。それでいて、ふと注意を向けてみると、実は結構凝っているのですよね。

絵に喩えるなら、JPOPのようなコテコテのメロディラインで聴かせる曲は線画ないし漫画、それに対してこれは線を用いない油絵や点描、といった感じでしょうか。
パッと見で分かる情報は少ないのに、実はかなりの情報量を含んでいて、全体で一つのものを描き出すようなところが似ていると思うのです。

もしキャッチーなメロディに疲れたなら、たまにはこういう音楽を聴いてみるのも良いかも知れません。良い気分転換になるでしょうし、なにより違う世界を見る事で、良い勉強にもなると思います。

落第

おはようございます。いやはや、涼しいですねぇ。只今、窓を閉めた状態で気温23度。さすがにちょっと、夏の装いでは寒さを感じる気温です。まぁ御陰で少しばかり早起き出来たのですが、寒さに身震いして起きるというのはあまり気分の良いものではありませんね。思わず、暖かい毛布でも引っ張り出して、寝直したくなります。

ただ問題は、寝る時には充分に気温が高いので、さすがに毛布はまだ早いという事。そして、そもそも寝直すほど時間がないということ。更に言うなら、寝る時にその自覚がないという事です。

昨日は例によって、淹れたコーヒーにすら手を付けずに寝てしまったようですね。もういっそ生活時間帯を前倒しして、4時起きとか3時起きを習慣にしてしまってはどうだろうと割と真剣に思うほど、このところこのパターンばかりです。

決して怠惰に過ごしているつもりはないのですけど、でも、自由時間の全てを睡眠に回しているというのは、やっぱり怠惰ですねぇ、主に精神的に。でも、この眠気には抗えないのですよね。惰眠の秋、恐るべし。

というわけで今朝は、とある怠け者のお話でも。

○落第
著者:夏目漱石
初出:1906年(中学文芸)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card2676.html
※リンクは青空文庫です

夏目漱石の、中学から予備門へかけてのお話。先日ご紹介した学生時代の話の中の、特に落第に関係するエピソードのみをさらに詳しく描いています。
実は漱石は劣等生だった・・・というお話は先日ご紹介した通りですが、そんな漱石がある程度真面目に勉強するようになったのは、この落第がきっかけだったのだとか。

予備門入学当初の漱石のやんちゃぶりは相当なもので、しかもそれを全く悪い事とは考えていなかったようです。本人の弁によりますと、こんな感じで。
此方(こちら)でも亦(また)試験の点許(ばか)り取りたがって居る様な連中は共に談ずるに足らずと観じて、僕等は唯遊んで居るのを豪(えら)いことの如く思って怠けて居たものである。

怠け者も、ここまで肝が座るとたいしたものですね。しかも彼等はただ怠けていただけではなく、非常ないたずら者でもあったようです。

漱石達の悪戯のエピソードは他の作品にも登場しますが、その悪ガキっぷりはおよそ高校生とは思えないほどでした。例えばストーブを焚きまくって教室を蒸し風呂にしたり、あるいは窓を閉め切って真っ暗にして先生を待ち構えてみたり・・・とまぁ、今なら小学生や中学生でも、ここまで幼稚な悪戯はしないのでは、というような悪戯の数々が列挙されます。

そうして、言わば悪の限りを尽くしていた漱石でしたが、予科二級のときに腹膜炎にかかって試験を受けられなかったため、落第してしまいます。
一応追試験を願い出はしたらしいのですが、とりあってもらえなかったのだとか。実はその背景には、当時の制度改革のゴタゴタがあったらしいのですが、当時の漱石はそれを自分に信用がないためと考えたのだそうです。

ともあれ、こうして勤勉な(?)良く知られたイメージ通りの漱石が誕生するのですが、英文学研究家や小説家としての道筋が、本人としては特に自覚もないうちに定まったのも、この時期でした。しかもその原因となったのは、彼の友人の言葉であったそうです。
当初漱石は理系で、建築学に進んでいたのだとか。ところがある友人の言葉がきっかけで、文学の道に大転換をしたというのですから、これもまた驚きですね。

漱石という人は、自分で何か決めて邁進すると言うよりは、むしろ周囲の状況に流されていくタイプのようです。この友人の勧めがなかったら、あるいは建築家、夏目金之助を見られたのかも知れません。

悪ガキだったり実は理系だったりと、よくある漱石のイメージが音を立てて崩れていくようなエピソードばかりですが、これが本来の漱石。それにしても、本人も言っている通り、この落第事件がなかったら今知られる漱石の誕生はなかったわけです。つまり、「猫」も「こころ」も生まれて来る事はなかった、と。そう考えると、まったく巡り合わせとは不思議なものですね。

さて、そろそろ出勤の時間です。それでは皆さん、良い一日を。


LIKE SOMEONE IN LOVE

今日は窓辺に珍しい来訪者がありました。その名もアシダカグモ、一部では軍曹とも呼ばれる腕利きハンター。なんでも、これが二三匹居れば家屋のゴキブリが数日で殲滅されるとかなんとか・・・すばらしい益虫ですね。

このところ、これの子蜘蛛を屋内で見掛ける事が多かったので、もしやとは思っていたのですが、まさかの親蜘蛛とのご対面。思わず記念に写真をとってしまいました。
その時は、今日の日記のネタはこれで決まりかと思ったのですけど、冷静になってふと考えてみると、いやいやいや。

いくら益虫とは言っても見た目はやたら足の長い大蜘蛛なわけで、これがうぞうぞと動く様はお世辞にも美しくはありません。私は触れるくらいなので別になんとも思わないのですが、普通はちょっと抵抗がありますよね。写真など載せようものなら、悲鳴を上げる人も居るのでは。

というわけで、軍曹のお話は脇に置いておくとして、今夜は届いたばかりのレコードのお話でも。

LINK
タイトル  :LIKE SOMEONE IN LOVE
アーティスト:ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS

先日「Moanin'」をご紹介したばかりですが、同じくART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERSのアルバム、Like Someone In Loveです。これはMoaninと比べると、だいぶ新しいアルバムのようですね。

このグループはメンバーがしょっちゅう変わるので、時期によって曲の傾向も演奏の癖も違っているようです。先日のMoanin'では勢いの良さがまず印象的でしたが、このアルバムは打って変わっておとなしめ。あまりの印象の違いに、果たして本当に同じグループなのかと訝ってしまうほどです。

一曲目の「LIKE SOMEONE IN LOVE」は、まるでラウンジミュージックのような趣き。まずは静かなピアノでゆったりと始まるのですが、ホーンが参加してからもその傾向には変わりがありません。実に大人っぽく、お洒落で、静かな一曲です。
二曲目の「JHONNY'S BLUE」は、少し熱量が上がります。なんとなく聞き慣れた雰囲気に近付いたかな、と感じるのは曲の終盤。少しずつではありますが、テンションが上がってきました。

転じてB面になると、冒頭は一気にテンションが上がります。「NOISE IN THE ATTIC」はピアノとホーンの掛け合いが心地良い、速いテンポの一曲。しかし分量としては、ピアノのソロが大分多いようですね。この構成も、Moanin'収録の各曲とは異なる特徴です。

二曲目の「SLEEPING DANCER SLEEP ON」は、再びおとなしめ。ゆったりとアンニュイなメロディを聴かせるタイプの曲で、「LIKE SOMEONE IN LOVE」と同様、ラウンジに良さそう。
ホーンもあえて力を抜いたような、ふっと溜息をつくようなニュアンスのソフトさで、そこはかとなく眠気を誘うような雰囲気さえあります。

ラストの「GIANTIS」は冒頭こそ少し熱量が上がりますが、すぐにラウンジ的な大人しさに。盛り上がれるところでも、あえて熱量を抑えているような印象ですね。お行儀が良いと言えば良いのですが、かといって寝る前に聞くのに良いかと言うとそうでもなし。折衷案のような、やや半端な印象を受けました。

決して悪くはないのですけれど、MOANIN'の衝撃が強かったからでしょう、何か物足りない、そんな感じが否めません。特にB面は、悪くないけど煮え切らないという印象を強く受けます。恐らく、これはB面の三曲を作曲したウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の特徴なのでしょうね。

ちなみにこの方、後にあのWeather Reportを結成する人物なのだそうで。それを聞いて、なるほどなぁと思いました。というのは、私はあのグループの曲、ジャコ・パストリアスの加入時期のものしか好きではないのです。

あの頃の作品はジャコのカラーが強いそうですからね。もともと私はウェインの曲には、あまりビビっと来ないのかも知れません。ウェイン・ショーターは日本では非常に評価の高いアーティストのようですけれど、うぅん、なんというか、振り切れていないのですよねぇ。決して悪くはないのですけど、ぐっとこないのです。

要は、自己主張が足りないのかも知れません。Moanin'の作品は各々主役として自己主張する曲だったのですが、このアルバムの各曲は、むしろBGM用途という感じですしね。
ウェイン・ショーター好きの方にはB面が、そうでない方にはA面が合うのではないでしょうか。どちらの面を好むかで好みが分かる、ちょっと面白いアルバムですね。

プロフィール

circias

Author:circias
FC2ブログへようこそ!

Counter
カレンダー
08 | 2013/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム
タグクラウド

タグ一覧

E-PL5 OLYMPUS PEN 単焦点レンズ ズームレンズ 25mm 随筆 F1.8 寺田寅彦 高尾山  レコード LP 75-300mm 夏目漱石 60mm 40-150mm 野鳥 オーディオ  DIY マクロレンズ JAZZ 堀口珈琲 ELEKIT 野川 17mm 小説 シティロースト TU-8150 アートブレイキー MU-61 紅葉 青梅 次大夫堀公園 修理 接写リング AriaPro ブレンド 小仏城山 開花情報 御岳渓谷 PB-400 CD 写真 神代植物公園 御岳山 実写テスト 東京 300mm トンボ ライトノベル 景信山 古民家 JAZZ/FUSION ロック 開花状況 神代植物園 クラシック カートリッジ 多摩川 マイケル・サンデル TU-877 センテッドゼラニウム 森見登美彦 哲学 シモバシラ 故障 バラフェスタ e-onkyo コロンビア  ラリー・カールトン 深大寺 骨董市 鳩ノ巣渓谷 ハイレゾ音源 6号路 3結 岡本公園民家園 TU-H82 東宝撮影所 野川公園 OPA2134PA  奥高尾 上野 JPOP エリック・クラプトン 小仏峠 もみじ台 東日本大震災 江戸東京たてもの園 ハイロースト  調布 つくる市 ニューイヤーコンサート 仙川 水生植物園 ハクセキレイ リー・モーガン 布多天神社 レコード洗浄 ニカラグア ミツバチ 砧公園 フレンチロースト HDD 2015 これからの正義の話をしよう 東照宮 大蔵住宅 東京国立博物館 90MB/s SHURE メッキ ツマグロヒョウモン SDカード 速度比較 Class10 M97xE UHS-I アオジ KT88 細田屋 武蔵野公園 カワウ 整備工事 縦走路 オジロトウネン GoldLion 一丁平 ピックガード カワセミ モズ アニメ 磨き iPhone ペグ 調布飛行場 バド・パウエル 蘆花恒春園 クイナ Transcend コゲラ ストームグラス テンポドロップ TempoDrop 根津美術館 表参道 2017 正月特別開園 Eagles FF15XmkII 植物多様性センター オーディオテクニカ 白丸ダム 工事 Apple 天地明察 発芽実験 冲方丁 BUMP LM4562NA 水耕栽培 アボカド MUSES02 ダイミョウセセリ 回転数不良 井の頭自然文化園 布多天神 国産 A'pis 彼岸花 NF-15X/2 アゲハ 分解 かき氷 スミナガシ FUSION DENON 大雪 クロヒカゲ ウェザーリポート 浜離宮 ツクツクボウシ ジフィーポット ミンミンゼミ コミスジ ボリューム アブラゼミ 中仕切り 低速病 WD10EADS ジョウビタキ イチモンジセセリ ZO-3 大森藤ノ 白鳥士郎 被害 デジタルテレコンバータ オジロビタキ シジュウカラ RAW 3.11 絶滅危惧種 ベルグソン テングチョウ ツグミ 天災 翻訳 フレディ・ハバード M2Tech アレニウス・スヴァンテ 橙乃ままれ インドネシア ログ・ホライズン hiFace アキアカネ 書簡集 レコードスタビライザ ウラナミアカシジミ 鈴木三重吉 コルディリネ エディ・ヒギンス 小箱とたん シジミチョウ 鬼灯市 ヒグラシ 羽化 ドラゴンフルーツ バルトーク JET 村井秀清 ケニヤ セセリ OPAMP ヘッドホンアンプ 竜ノ湖太郎 電子工作 ケース NT-500M NAGAOKA ER-4S 震災 和屋東京店 森山良子 フルシティロースト iBooks 葦原大介 イタリアンロースト スズメバチ 鍍金 地雷 ジャコ・パストリアス クロマチックハーモニカ レーベル 榊一郎 AT-MONO3/LP 吉祥寺 秦基博 ハービー・ハンコック 初詣 フラックス 霜除け MCON-P01 オリンパス マクロコンバータ パナマ グアテマラ モンキアゲハ 幼虫 高浜虚子 世田谷ボロ市 通り名報道 ニイニイゼミ ヒメアカタテハ アカスジカメムシ コムラサキ キアゲハ OSX アカボシゴマダラ 豆知識 OSX10.9 ヒカゲチョウ ElectroHarmonix 草市 Weekender TIMEX 茶谷産業 ラジオメーター 平和ボケ 電池切れ タフソーラー CASIO G-SHOCK AWG-100BR-1AJF CTL1025 人道主義 ZIPPO Focusrite Scarlett Solo オーディオインターフェース 奥多摩 日原鍾乳洞 ハンディウォーマー ハクキンカイロ 紙の博物館 野草 植物 スナップショットフォーカス JJ 改造 ペンケース 文房具 12AU7 WD20EZRZ イチモンジチョウ アカシジミ スジグロチャバネセセリ キタキチョウ デルガード クルトガ MERCURY ミニバケツ ペン立て 発泡PPシート ハンディクリーナー ダイソン シャープペン Dyson V6 Trigger UL接続 5極管接続 Spirit Steinberger GT-PRO イケベ楽器 リボレ秋葉原店 ST-550 仕上げ 工作材 ピックアップ コントロール サドル調整 NHK 芥川龍之介 コンデンサ 小池 都知事 コロナ C203 C103 上海 TU-HP03 AMCY-104/630 GoldenBlack 木栓 ミニカッティングソウ 台風18号 放鷹術 REGZA RD-BZ800 6V6S MUSES8820D NJM4580D OP275GP LME49720NA MUSES8920D 皆既月食 魚道 防錆 プロクソン PROXXON No.28151 ラッカー 塗装 親族トラブル ピアノの森 組立て 指板 ヤマカガシ  SanDisk 95MB/s AU-305 階段途中のビッグ・ノイズ 亀屋樹 TOSHIBA 30MB/s デクスター・ゴードン 瀬那和章 DL-103 アベノマスク 越谷オサム 軍畑 古橋秀之 自然現象 セグロセキレイ うみまち鉄道運行記 3号路 天体 軍畑大橋 ついんくる 花火 挿し木 シチズン Q&Q 先生と僕 香日ゆら タンザニア 電源回路 注油 モーター 蟲師 大沢グランド 寝落ち 回転数 KENKO 上野公園 リキュール キアシドクガ 桜の蛾 腕時計 カクテル 電気ブラン 栄西 花園稲荷神社 アントニイ・バークリー 取木 伊佐良紫築 戸部淑 世田谷 大沢 アオモンイトトンボ マンデリン オオスズメバチ ヒオドシチョウ 城山 三月 似鳥鶏 青藍病治療マニュアル 稲荷山 iPhone4s iOS8.3 土地 建築基準法 地上げ 不動産屋 富士山 夕陽 不具合 再起動 充電中 アサギマダラ 志田用太朗 レコードプレーヤ グレン・グールド タシギ ゴイサギ 幼鳥 ゴールドベルク変奏曲 バッハ KeG 鷹見一幸 ヤマガラ コーヒー カワラヒワ スズメ キタテハ フレディ・ハーバード ペルー PIONEER 平和フレイズ 真空断熱食器 城山茶屋 甘酒 J-POP 星野源 東宝 


123456789101112131415161718192021222324252627282930 09