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日々の便り

 

一丁平は咲き始め

昨日は久々に、高尾山に出掛けて来ました。といっても高尾山はオマケで、どちらかというと高尾山から景信山までの縦走路の往復が主な目的なのですけれど。冬場は専ら体を鍛えるために登っている私ですが、今回はもう一つ目的がありました。それは、桜。あわよくば一丁平辺りで、もう一度花見ができればと、少し期待していたのですよね。

高尾山の麓では、桜はもう半ば散っている状態でした。稲荷山コースも同様で、山腹に生えている桜の木から、風に乗った花弁がハラハラとコースを横切って行きます。そんなどこか幻想的な風景を楽しみつつ山頂に到着すると、そこには足の踏み場もないほどの人、人、人。冬場も充分観光客で賑わっていましたが、ここへきて人数がなんだかおかしなことになっています。

2015-04-13
2015-04-13 posted by (C)circias

山頂の桜の様子は上の写真の通りで、もうピークは過ぎたような感じです。ただ、やはり桜は目をひくらしく、多くの人が桜の前で記念撮影をしていました。それともう一つ、今日の高尾山山頂には、観光客の目をひく新しいものが。それがこちら、新しくなったビジターセンターです。

2015-04-13
2015-04-13 posted by (C)circias

中も少し覗いてみましたが、だいぶ大きな建物のようですね。恐らく、なにがしかのイベントに使ったりもするのでしょう。センターの受付までは土足で入れますが、その先の展示スペースに行くには靴を脱がなければなりません。そういうところはちょっと不便ですが、多くの人が利用するであろうトイレは隣の建物で、こちらは土足のままいけますので、展示スペースに用がなければ問題ないと思います。

さて、高尾山山頂を超えて奥高尾方面に進むと、紅葉台を下りた先の巻き道に、目をひく紫色の花を見付けました。次の写真が、その花。調べてみたところ、どうやらミツバツツジという種類のようです。既に萎れ始めている花もありましたので、ちょうどピークを過ぎたばかりなのかも知れません。

巻き道のミツバツツジ
巻き道のミツバツツジ posted by (C)circias

一丁平方面に進む道は、ここで二手に分かれるのですが、ミツバツツジや桜を見たければ、今週は巻き道を進む方が良いでしょう。メインの道にも桜はありますが、開花している木を見られるのは、一丁平にだいぶ近付いてからです。次の写真は、一丁平へ行く途中で撮影した桜の様子。これは山桜でしょうか。まず葉が出て、その後で花が咲くようです。

一丁平手前(1)
一丁平手前(1) posted by (C)circias

木にはまだ開いていないつぼみも沢山あり、まだ開き始めてそう時間は経っていないようですが、恐らく今週中くらいが見頃でしょう。ちなみにこの手の桜はそもそも花の数が少ないので、満開になってもソメイヨシノのような華やかな風景にはならないものと思われます。ただ、これはこれでなかなか山の風景に馴染んでいるように感じました。

一丁平(1)
一丁平(1) posted by (C)circias

一丁平にはどうやら数種類の桜があるようです。特に展望台の巻き道沿いには沢山の桜がありますが、そのどれもがまばらに花をつけているような状態でした。上の写真は、そんな木々の中でも一番花をつけていた、巻き道入口付近の一本から。往路ではこの木の周辺に観光客のグループが居て、花見を楽しんでいました。

一丁平から先の桜も、やはりまだ咲き始めという感じです。城山山頂でも景信山山頂でも、とりあえず開花している枝があるものの、まだつぼみしか見られない枝もあり。この調子だと、ところによっては来週一杯くらいは桜を見られるかも知れませんね。しかし景信山から見下ろしてみると、より低い山腹では、桜がかなり開いている事が分かります。

景信山から
景信山から posted by (C)circias

上の写真は、景信山から見た付近の山々。画面の白くなっているところは、ほぼ全部桜です。あちこちでだいぶ桜が咲いているのが分かりますね。この距離だとさすがに種類は分かりませんが、恐らく山桜の類でしょう。いわゆる、自生している桜の木なのではないかと思います。

それにしても意外だったのは、一丁平の桜が思いのほか少なかった事ですね。今は桜よりもコブシの方が目立っているくらいで、聞いていたよりずっと地味な印象です。もう少しして桜が満開になったら、景色も少しは華やかになるのでしょうか。

ところで、今回は色々あって三週間ぶりの高尾山でした。普段は体をなまらせないために一週おきにしているのですけど、色々あってだいぶ開いてしまいまして。そのため、危惧していた通り体がだいぶなまったようで、思った以上に疲れ果ててしまいました。よもや、復路の序盤で顎が出ようとは。しかも足やお尻など複数箇所がだいぶ痛くなってしまい、明日はちょっと難儀しそうです。やはりもっと普段から、運動しないと駄目ですね。

桜吹雪と砂嵐(4)

神代植物公園を見た後、最後にやって来たのは野川公園です。まずは、野川公園南側の桜並木の様子から。次の写真は、たまたま捉える事が出来た桜吹雪の様子です。写真を拡大しなくても、陽の光を反射して輝く桜の花びらが、空中を舞っているのが御分かり頂けるでしょう。丁度空の色が濃くなったところだったので、期せずして良い絵が撮れました。

野川公園南側の桜吹雪
野川公園南側の桜吹雪 posted by (C)circias

地面を見ると、桜が少し積もっているようですが、まだ本格的に散り始めているという感じでもありません。ただこれは金曜日の様子ですので、今日辺りはもうだいぶ散っているのでしょうね。なにしろ今日の東京は、またしても初夏もかくやというほどの異常な高温でしたから。

キャンプ広場側(1)
キャンプ広場側(1) posted by (C)circias

ところで、野川公園の桜は、神代植物公園や砧公園のそれらほどには大きくないのですけれど、良い絵になるから不思議なのですよね。上の写真はキャンプ広場側のトイレ脇にある桜の様子ですが、派手さは砧などのそれに及ばないものの、パッと見た感じの景色の美しさはなかなかのもの。先程の南側の桜並木にしても、西から東へ見渡した時が一番奇麗になるように、緩やかなカーブに沿って植えられています。

キャンプ広場側(2)
キャンプ広場側(2) posted by (C)circias

こんな風に写すと結構豪華な桜並木に見えますが、実は本数もそれほど多い訳ではありません。しかし、公園そのものがとても奇麗に整備されている事もあいまって、なんだか雰囲気が良いのです。恐らく、公園をデザインした人の腕が良かったのでしょう。ちなみに、ここの桜の下には大抵お花見の皆さんが陣取っておりまして、この日も幾つかのグループが花見を楽しんでいました。

車椅子用スロープ側
車椅子用スロープ側 posted by (C)circias

そして野川公園の良いところがもうひとつ。この公園には、隠れたお花見スポットが何カ所もあるのです。上の写真の場所もそのなかのひとつ。実際にその場所に入って桜を振り仰いでみないと分からないのですが、ここに立つと周囲をぐるりと桜に囲まれたような景色を見る事が出来ます。これがなんとも華やかで良いのですね。花見客の大半は南側の桜の下に陣取るのですが、実は北側の桜の方が、絵的には奇麗だったりします。

東八道路沿い
東八道路沿い posted by (C)circias

野川公園の桜の中で最も本数が多いのは、上の写真の東八道路沿いの並木です。道路脇の歩道から見上げる桜もなかなかですが、こうして歩道橋の上から見下ろす桜も趣があります。さらに、道路を渡った向こう側の公園内から見上げる桜が、これまた奇麗なのですね。そちら側は普段から人が少ないので、ちょとした穴場と言えるでしょう。桜のすぐ側まで芝生になっているので、花を見ながらのんびりと過ごす事が出来ます。

それにしても、最後の最後で僅かに青空を見る事が出来たのは、本当に幸運でした。この後すぐにまた曇ってしまったので、青い空と桜の組み合わせを撮る機会があったのは、この僅かな時間だけ。実質的に、これで今年の桜は見納めです。桜は曇り空の下でも奇麗ですけれど、やはりバックに青があった方が、より魅力的に見えるものですよね。来年こそは、是非とも最高の青空の下で桜を見たいものだと思います。


桜吹雪と砂嵐(3)

昨日に引き続き、桜のお話を。砧公園の次に向かったのは、毎度お馴染み神代植物公園です。ここの桜は砧公園の桜と同様に開花が遅めだったので、先週金曜日の時点では野川沿いの桜より花がしっかりしていました。次の写真は、バラ園横の桜並木の様子です。

バラ園横の桜並木(1)
バラ園横の桜並木(1) posted by (C)circias

気違い陽気が続いたせいで少し散り始めては居ましたが、萼の目立つ枝はまだありません。次の写真は同じ並木の反対側の様子ですが、地面に散っている花弁が少ないのが御分かり頂けるかと思います。とはいえ、時折はらはらと花弁を散らしていましたので、今日辺りはだいぶ萼が目立つようになっているのではないかと思います。

バラ園横の桜並木(2)
バラ園横の桜並木(2) posted by (C)circias

神代植物公園の桜はこのバラ園横と、大芝生の周囲が特に見どころです。ここの桜の木も砧公園のそれに負けず劣らずの大木なので、大き過ぎて全然ファインダーに納まらないくらいなのですね。そのため写真ではなかなかこの目映い桜のインパクトは御伝え出来ないのですが、とりあえずいつもの大芝生売店横の桜の様子を一枚。

大芝生売店側
大芝生売店側 posted by (C)circias

この売店の裏手にはベンチ付きのテーブルが備え付けられていて、大きな桜の枝の下でお花見を楽しむ事が出来ます。次の写真は、その売店裏手の様子。ただこの場所の難点は、周囲が土であるということ。この日は物凄い風が吹いていたので、半ば砂嵐のような有様で。持って行ったペットボトルの結露に土ぼこりが附着して、あっというまにドロドロになってしまいました。

売店の後ろ側
売店の後ろ側 posted by (C)circias

ところで、神代植物公園の売店では、いつもソフトクリームを販売しています。中でもバラ味は名物なのですが、この時期はそれに加えて桜味ソフトなるものを販売していました。次の写真は、バラ園横の売店に出ていたお品書き。各味¥260というのは多分割高なのではないかと思いますが、先週はうっかり写真を取り損ねてしまいましたので、撮影のために再び購入。

期間限定
期間限定 posted by (C)circias

そして出て来たのが、次の写真のソフトクリーム。写真を拡大してみると、ピンクの中に緑色の小さなツブツブが見えますね。これは、細かく砕いた塩漬けの桜の葉なのです。要するに、桜餅を包んでいるアレ。お味の方も実に桜餅ライクで、濃厚な桜の香りがします。ただこの桜の葉っぱ、香りは良いのですけれど、食感としてはいまひとつなのですよね。

桜ソフト
桜ソフト posted by (C)circias

取り立てて美味しいものではないのですが、特に不味いという訳でもありませんので、花見ついでに購入してみるのも、気分が出て良いのではないでしょうか。こういうのは夜店の不味い食べ物と同じで、気分を楽しむものですからね。

桜吹雪と砂嵐(2)

東宝撮影所の次に訪れたのは、砧公園です。ここは花見スポットとしてニュースにも取り上げられるくらいの場所なので、平日でも常に花見客で一杯。桜の時期だけは、自転車置き場が空いている事など稀と言っても良いくらいです。先週は砧公園の桜はほとんど開いていませんでしたが、今週は既に満開を少し過ぎたような感じになっていました。

砧公園(1)
砧公園(1) posted by (C)circias

やはり木によって差異が大きいのですが、そこらじゅうに散っている桜の花弁が、そろそろ桜も終わりが近い事を物語っています。特に金曜日は風が強かったため、そこかしこに桜の花弁のつむじ風が出来ていました。幸い砧公園はその大半が芝生で覆われているため、一部を除いて砂埃が舞う事はありません。そういう意味でも、砧公園は野川公園などと比べてお花見向きの場所であるといえます。

桜吹雪
桜吹雪 posted by (C)circias

上の写真は、たまたま捉える事が出来た桜吹雪の様子。花も終わりの頃になると、風で吹き散らされてしまう事もありますが、最初のうちは風とは無関係に散るから不思議なものです。まるで木が溜息をつくみたいに、ふとした瞬間にふわっと花びらが舞い落ちるのですね。このリズムは一体何が制御しているのでしょうか。それにしても、砧公園の桜吹雪は豪華です。なにしろ木が立派なので、一度にちる花弁の枚数も多いのでしょう。

砧公園(3)
砧公園(3) posted by (C)circias

砧公園の桜はそのほとんどがかなりの樹齢を持つ大木です。その枝ぶりはそれは見事で、近くに寄れば視界一面が桜に。そして当然、これほどの数の花があれば、香りの方もなかなかに見事な訳でして。近くにバーベキューをやっているグループや、やたら香水のキツい人達が居なければという条件でですが、桜の香りをしっかりと堪能する事が出来ました。

砧公園(4)
砧公園(4) posted by (C)circias

さて上の写真は、金曜日の時点での開花具合です。ぱっと見まだまだいけそうな感じですが、よく見ると既に花びらをなくした萼が左の方に写っていますね。金曜日の時点ではまだ、かなりの強風が吹いてもさほど散らずに済んでいましたが、恐らく明日くらいには本格的に散り始めるのではないでしょうか。土日が寒かったので少し寿命が延びていそうですが、花見をするなら月曜日くらいまでが限界であろうかと思います。

桜吹雪と砂嵐(1)

桜の時期に天候が安定しないのは例年の事ですが、今年の天気はとりわけ桜には厳しいものでしたね。初夏の陽気が数日続いて一気に開花してしまったかと思えば、その後気温が高止まったままで強風に雨に。それでいて、満開後にまともに晴れたのは木曜たった一日という、桜見物にはこれ以上ないくらいの悪条件でした。

御陰で先週の時点では全く開いていなかった桜も、今週はもう散り始めている有様。とはいえ年に一度の楽しみですから、曇っているくらいで諦める手はありません。金曜、土曜と午前中は雨でしたが、雨が止んだ午後からの時間に桜を見に行って来ました。まず最初の目的地は、東宝撮影所です。

P4030016
P4030016 posted by (C)circias

ここの桜は先週の時点で八割がた開いていたので、今週はすっかり散ってしまっているのではないかと思っていたのですが、豈図らんや、割と持ちこたえていました。とはいえ、常にはらはらと花びらが散っているような状態でしたから、今日の雨でかなり目減りしてしまったでしょう。

P4030009
P4030009 posted by (C)circias

上の写真は金曜日に撮影したものですが、この枝の花はまだ若いらしく、触れても散ったりしないくらいしっかりとした花でした。ここの桜はつぼみの数もとにかく多いので、いわゆる満開の状態が長続きするようです。同じ木でも状態は枝によりまちまちで、萼ばかりになってしまっている枝もあれば、そうでない枝もありました。

P4030018
P4030018 posted by (C)circias

上の写真の桜は、上の方はまだ満開状態を維持していますね。画面左下辺りの枝はもう散り始めていますが、木の上の方の枝はまだまだ花がしっかりとしているようです。今日はかなり雨が降ったので、これがどう影響するか分かりませんが、この様子ならまだ数日は花を見られるかもしれません。

P4030027
P4030027 posted by (C)circias

さて上の写真は、遊歩道の砂利に積もった花びらの様子です。時間が経つと色々残念なビジュアルになってしまう桜の花弁ですが、散りはじめのこの時期は、趣があって奇麗ですね。さらに趣があるのは水面の桜なのですけれど、生憎仙川は汚いので絵になりません。桜を守ってくれているだけでも御の字なのですけれど、これで川の方も奇麗だったらと思うと、ちょっぴり残念です。


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