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日々の便り

 

シモバシラの季節(1)

昨日は、久しぶりに高尾山へ行ってきました。風邪が治って直ぐなので、体力的には不安があったのですが、この時期だけはどうしても外したくなかったので。というのも丁度今頃から、高尾山名物の「シモバシラ」が見られるようになるからです。シモバシラが見られるのは、冬のごく短い間だけ。ちょっとタイミングを逃すと、その年は見られずに終わってしまうものですから。

シモバシラの氷の花が作られる条件は、晴天で、氷点下の気温が数日続き、なおかつ地面が凍結していない事。丁度先週後半辺りから八王子山間部の夜間の気温が氷点を下回るようになったため、恐らく今週末はシモバシラが見られるのでは・・・と思ったのですが、大当たりでした。まずは、一つ目の観察ポイントである紅葉台にて。次の写真は、紅葉台周辺に点在した、溶けかけの霜柱です。

溶けたシモバシラ(紅葉台)
溶けたシモバシラ(紅葉台) posted by (C)circias

このあたりの気温は、約9度。どうやら気温が高過ぎたようで、すっかり溶けて透明になってしまっていました。これは、ひょっとすると他の場所も同様かもしれません。やきもきしながら、二つ目の観察ポイントである、城山の巻き道へ向かいました。

城山の巻き道は、条件が良ければその入口から多くのシモバシラを見る事ができる場所なのですが、入口付近には影も形もなく。しかし、常に日陰になっている真裏辺りまで行ったところで、ようやくシモバシラを見つける事ができました。ここは気温がぐっと下がって6度強。御陰で、溶けていないシモバシラが多数形成されています。

シモバシラ(城山)
シモバシラ(城山) posted by (C)circias

まるで煙のような、白いもやのようにも見える不思議な氷。シモバシラは、やっぱりこうでなくてはいけませんね。ここは状態の良いシモバシラを多く見る事ができるポイントなのですが、残念ながらその多くは立ち入り禁止のエリアにあるため、撮影出来たのはこの周辺の数株だけでした。

シモバシラ(城山)
シモバシラ(城山) posted by (C)circias

そして残念ながら、高い気温の影響は、ここでも出始めています。次の写真は、シモバシラの中でも直射日光が僅かに当る位置にあったのを、横から撮影したものです。ご覧の通り、薄い外側の氷から、溶けて透明になってきていますね。よく見てみると、ヒビも入ってきています。こうして、溶けて崩れて行くのでしょう。

溶け始めたシモバシラ(城山)
溶け始めたシモバシラ(城山) posted by (C)circias

この日の高尾山は本当に良い天気で、城山からは富士山がとてもよく見えました。次の写真は、城山の茶屋で甘酒を飲みつつ撮影したもの。レンズ交換が面倒なので60mmマクロのままで撮ったのですが、案外奇麗に写るものですね。このレンズは中距離の撮影にはあまり向いていないのですが、このくらい遠くのものを撮るのなら、違和感なく自然な絵になるようです。

城山より富士山を望む
城山より富士山を望む posted by (C)circias

ちなみに、日当りの良い城山頂上の気温は8度。この時期にしては過ごし易いのですけれど、シモバシラにとっては最悪の気候と言って間違いはないでしょう。今日もだいぶ暖かかったようですし、シモバシラの多くは溶けてしまったかも知れません。




Dyson V6 Trigger

冬のボーナスが支給されたので、早速散財をしてしまいました。といっても今回は無駄遣いではないのですけれどね。無駄遣いは別途後日するつもりなのですが、それはそれとして、今回はまず実用的な品物を。購入したのはこちら、ダイソンのハンディクリーナー「Dyson V6 Trigger」です。

Dyson V6 Trigger
Dyson V6 Trigger posted by (C)circias

以前からダイソンは非常に気になっていたのですけれど、その高価さに二の足を踏んでいました。しかし、いつのまにやら少しばかり安くなったようで、このモデルは約25000円程度で購入する事ができました。もとは4万円くらいする品物のはずなのですけれど・・・。

V6 Triggerはハンディクリーナーの中ではミニマム構成のセットで、本体以外の付属品は、充電器、モーターヘッド、隙間ノズル、コンビネーションノズルのみです。上の写真はモーターヘッドを装着した状態。これと、あとノズルが二本つくのですが、意外と優秀なのが次の写真のこれ、コンビネーションノズルです。

コンビネーションノズル
コンビネーションノズル posted by (C)circias

やや柔らかめのブラシがついたノズルで、モーターヘッドを使えない机の上や棚、あるいは楽器類の埃を取るのにも使えます。毛足が短いブラシなので、ギターのヘッド周りの掃除やピックアップ周りの掃除にはやや不便を感じますが、それ以外のことなら大抵これ一本で充分なのですよね。

このノズルがこんなにも優秀だとは知らず、ついでにノズルセットも購入してしまったのですけれど・・・追加のノズルセットは、正直とっても微妙でした。蛇腹ホースはまぁ使えるとして、あとは次の写真のソフトブラシくらいしか、今のところ用途はありません。

ミニソフトブラシ
ミニソフトブラシ posted by (C)circias

このブラシも毛が短く、コンビネーションノズルとさほど変わりないため、どうしても必要というわけではありません。正直、ノズルセットの購入は少々早まったかな、という気がしています。置き場も取るので微妙に邪魔ですしねぇ。ダイソンのハンディクリーナーの購入を検討されている方は、まず最小限のセットを買ってみて、不足があったら買い足す感じで良いのではないかと思います。

さて、ノズルの話はさておき、肝心の本体の性能ですが・・・正直、期待以上でした。まず騒音ですが、これまで使っていたツインバードのなんちゃってサイクロンよりもずっと小さいです。これならば、夜間に使っても迷惑にはならないでしょう。音は甲高い「チュイーン」という感じで、一般的な掃除機のモーターとはかなり印象が違いました。

吸引力は、これまたツインバードのなんちゃってサイクロンよりだいぶ強めです。しかし、殊更強力と言う程でもなく・・・まぁ、実用上充分な強さといったところでしょうか。棚に貯まった埃程度であれば、さっと一度ノズルを動かすだけで、ほぼ取り切る事ができます。何度も同じところを往復せずに済むので、掃除が非常に楽になりました。

重さは結構ずっしりと来ます。特に、モーターヘッドをつけると、あまり片手で振り回したくない重さになりますね。無理と言う程ではないですが、長時間持ち上げたままにするのは少々辛いでしょう。コンビネーションノズルであればそんなこともないので、高いところの掃除をするのに支障はありませんけれども。

バッテリー持続時間は20分と一見短く見えますが、必要な時だけトリガを引いて使う形式なので、意外と長く使えます。私の場合、部屋の主な部分を掃除して、ついでに楽器類の埃を取り除いても、まだ少々余力があるほどでした。このあたりは使い方次第で、無駄にモータを回しっぱなしにする癖のある方だと、不足を感じる事になりそうですね。

そして何より感心したのは、宣伝通りの排気のクリーンさです。以前の掃除機の場合、空気清浄機の前で使用するとホコリセンサが反応して空気清浄機が全力モードで回っていたのですが、Dyson V6の場合、センサの真横で使っても空気清浄機のホコリセンサが全く反応しないのです。吸気が充分に強く、排気が非常にクリーンであるため、掃除機が埃を巻き上げないのですね。正直、これは凄いと思います。

それから、これはダイソンだからというわけではないのですが、コードレスになった御陰で、想像以上に取り回しが良くなったのも嬉しい点でした。コード付きとは本当に、想像以上に違うのですよ。掃除に必要な時間が大幅に低減されるので、毎日ちょっとずつ掃除する、ということが可能になったのです。その御陰で、部屋はこれまでになく埃の少ない状態に保たれるようになりました。

コードを引き回したり、掃除機の姿勢を工夫したりという手間がないだけで、こんなにも掃除が楽になろうとは。これは、試してみないと分からない違いだと思います。オプションノズルは少々がっかりでしたが、掃除機そのものは非常に満足のできる、良い買い物でした。この性能でしたら高いのも納得ですし、セール価格であれば、また買っても良いかなと思いますね。




クルトガとデルガード

ペンケースの中身を新調することに決めたのは、つい先日の事。これにあたり、以前から気になっていた二種類のシャープペンシルを試してみる事にしました。そのシャープペンシルと言うのがこちら、三菱鉛筆のクルトガと、ゼブラのデルガードです。次の写真の緑色の方がクルトガ、青い方がデルガードですね。

クルトガとデルガード
クルトガとデルガード posted by (C)circias

○デルガード
先に購入したのは青い方、デルガードでした。これは「芯が折れない」ことを謳った製品で、筆圧に応じてペン先のガードがせり出す事で、芯の折損を防ぐと言うのです。このモデルは700円くらいするハイグレード版なので、見た目は上々。ただ、細い割にずっしり重いのは、好みの分かれるところかも知れません。使用感は特に可もなく不可もなく・・・そして肝心の折損防止機能なのですが・・・。

ペン先にぐっと力を入れてみたところ、「パキン」と芯が折れ飛びました。いや、駄目じゃないですか。普通に折れますが、どういうことでしょう。何度かやってみて分かったのですが、どうやら私は芯を出し過ぎのようです。といっても、1.5mm程度なのですけれどね。芯の出を1mm程度にすると、売りの折損防止機能が働く事が分かりました。なるほど、これならば確かに折れません。

しかしですね、この長さで芯を折るって、かなりの筆圧ですよ。よほど筆圧の強い方でもない限り、この機能を有効活用することはないのではないでしょうか。私はそもそも筆圧はかなり低めで、芯を長く出したがる傾向にあるため、どうやらデルガード機能の恩恵にはあずかれないようです。残念ながらこれでは、ただの高級シャープペンですね。なお、廉価な300円クラスのモデルもあるようです。




○クルトガ
デルガードから遅れる事数日、今度は近場のホームセンターで、「クルトガ」を購入しました。こちら、実売価格は300円〜500円の製品です。クルトガの売りは「芯が尖り続ける」こと。なんでも、筆圧により内部のギアを動かして、芯を回転させるのだとか。これにより、書いて行くうちに線がどんどん太くなるのを防いでくれる、というもののようです。

上の写真の、緑色の方がクルトガ。デルガードと比べると、だいぶチープなプラスチック製ボディですが、御陰で重量は非常に軽く、私好みです。ホールド感も上々で、見た目の高級感はないものの、書き易さではこちらの方が良い感じですね。デルガードの教訓を生かして、重そうなハイグレード版を避けたのですが、どうやら正解だったようです。

そして目玉の「クルトガ」機構ですが・・・しっかり効いていますね。ペン先を斜めにして書き続けると、線はある太さを境にそれ以上太らなくなります。で、その太さと言うのが、「普通のシャープペンシルで書き続けた場合の半分の太さ」になるのですね。これが、クルトガ機構の恩恵です。

びっくりするほど優れた機能というわけではありませんし、ペンの角度が垂直に近いとあまり恩恵を感じません。これもまた、書き方の癖次第といった機構ではありますが、どうやら私には良く合うようで。この機能もあいまってとても字を書き易いので、職場でノートにあれこれ書き込むのが楽しくなってきたくらいです。というわけで、「クルトガ」を常用する事に決めました。



日本の文房具は特に優れているとは言いますが、近頃はますます面白いものが増えていますね。例えば、芯の要らないホチキスですとか。しかも、どの製品も見た目が良く、ペン売り場を歩いていると一通り全部買ってしまいたくなります。文房具マニアとかコレクターといった方々も居ると聞きますが、そうなる気持ちも分かるような気がしました。



ペンケースの小改造

ふと気がつくと、もうすぐ12月も半ばになろうかというところ。残すところあと20日もないのですか、一体今年はいつの間に終わってしまったのでしょう。忙しかったのには違いないのですが、その忙しさにかまけて、夏辺りから少々無気力気味に惰性で過ごしてしまったのが非常に痛かったですね。

とはいえ、推進力無しの慣性飛行はいずれ終わる運命にあるわけでして。案の定とでもいうべきか、今月は頭から熱を出しました。しかし会社を休めなかったため、無理をした結果こじらせてしまったのです。御陰で1週間以上熱で苦しめられ、最後は4日程寝込む事になってしまいました。

そんなこんなですっかり生活のペースがグダグダになってしまったのですが、それは即ち一年続いてきた惰性が強制終了されたという意味でもあり。熱が治まって起きられるようになってみれば、なんだか色々リセットしたような、すっきりとした心持ちです。そこで、スッキリついでに少し身の回りも整理してしまおうと、すっかり痛んでしまった鞄と文房具を新調することにしたのです。

というわけでまずはペンケースから。古いペンケースはラフに扱っていたため、中身同士がぶつかり合って、傷付くわ分解するわ汚れるわ。特にセロテープと、中身のこぼれたシャープペンシルの替芯、そして汚れにまみれた消しゴムのコンボが凶悪でした。あまりに汚いし、一部破損も酷かったため、古い文具はまとめて処分。

とはいえ、新しいペンケースを用意しても、またごちゃっと文具を入れるのでは、ひと月も待たずに同じ事になってしまうでしょう。そこで、ペンケースの中身が暴れないように、中仕切りを自作する事にしたのです。といっても時間がありませんから、簡単に手に入る材料と、簡単に作れる方法で。

次の写真は、今回使用した材料です。まずはPPシートですが、「クラフトシート」などの商品名で、ホームセンターで売っています。これをペンケースのサイズに切り取ったものを一枚。それから、「織ゴム」という商品名で売られているゴムの、紐と帯をそれぞれ一つずつ。これらは100円ショップでも手に入ると思います。

材料はこれだけ
材料はこれだけ posted by (C)circias

まず第一工程、PPシートの長辺を折り曲げます。これはシートがペラペラしないようにするための処置。折る前に、裏側にカッターナイフで少し溝を掘っておくと奇麗に折り曲げる事ができます・・・というか、溝を掘っておかないと折れません。隅を折ったら、四隅を落としておきましょう。これは、ペンケースに入れ易くするためです。私の場合、これに気付いたのは完成後だったのですが・・・。

次に、ペンを固定するためのゴムひもをPPシートに通す作業を行います。穴あけ位置を分かり易くするため、私は紙テープを貼ってボールペンで適当に印を付けてから、錐で穴あけを行いました。穴のサイズは、ゴムひもがギリギリ通るくらいの直径にしておきます。

穴あけ位置を書き込む
穴あけ位置を書き込む posted by (C)circias

ゴムひもは、一本のヒモをジグザグに通すようにします。なお、これは単に、何度もヒモを通して結んでを繰り返すのが面倒だったからで、深い意味はありません。穴あけが終わったら、実際にペンを置いてループのサイズを確認しながら、ゴムひもを通して行きます。ヒモの両端は、少し引っ張ってから固結びにして、出来上がり。

ゴムひもを通す
ゴムひもを通す posted by (C)circias

次に、ペンケース内で特に凶悪な破壊力を有する、鋏と替芯の固定用の帯を裏側に取り付けます。これは帯ゴムを適当な長さに切り、ホチキスで留めるようにしました。ちょっと見た目に難がありますが、実用上は充分。時間があったら、丁寧に縫い付けるか、接着したいところなのですけれどね。

裏側には帯ゴムを
裏側には帯ゴムを posted by (C)circias

以上で、中仕切りは完成です。専ら被害者になるペン類は表側、それ以外は裏側に分類して入れておけば、鞄の中でペンケースがもみくちゃになっても、以前のようなことにはならないでしょう。次の写真は、仕切りをペンケースに納めたところです。ここまで、作業時間は1.5Hくらいでしょうか。夕食後の時間で、サクっと完成させる事ができました。

完成
完成 posted by (C)circias

その後しばらくこの状態で運用していますが、特に不自由は感じていません。仕切りは簡単に取り出す事ができるので、ペンの抜き差しに不自由もなく快適です。何より、折角買った奇麗な文房具が、あっというまに傷だらけのでろんでろんにならないのが良いですね。

非常に簡単にできるDIYなので、ペンケースの中身が汚れるのが気になる方は、試してみてはいかがでしょうか。



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