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日々の便り

 

そろそろ今年を振り返ろう

さて、大晦日もそろそろ終わりが近付きました。例年通り大忙しだった私ですが、雑用もいい加減一通り片付きまして、今はお気に入りの日本酒を飲みつつまったりと大晦日の晩を楽しんでおります。ゆっくりできるのは、大晦日の晩から二日にかけてのみですからね。ここは、気合いを入れてまったりしませんと。というわけで時間も出来た事ですし、毎年恒例、今年の総括を。

今年を振り返ってまず思うのは、病気が多かったな、という事です。そもそも元旦から高熱で始まった一年ですから、そうなってしまうのも自然な流れだったのかもしれませんが。御陰で日常生活はグダグダで、12月の頭に二週間程熱を出すまで、ほぼ惰性で駆け抜けてしまいました。

とはいえ、新しい事や変化が色々とあった一年でもあります。何より大きな変化は、よく出掛けるようになった、ということでしょうか。例えば夏場に新宿中央公園に蝉時雨を聞きに行ったり、川越にいってみたり。高尾山はもう習慣化していますし、秋には箱根へ出掛けたりもしました。美術館にも何度も出掛けましたね。一番の体験は、伊藤若冲展です。あれは、本当に素晴らしい展覧会でした。

思えば以前に比べて、かなり活動的になっていますね。昔は人混みを毛嫌いしていたので、観光地や都心は徹底的に避けていたのですけれど、いい加減人混み慣れしてきた御陰で、そういった場所への忌避感がかなり減ったのです。もっとも、都心に出掛けるとへとへとになってしまうのは、相変わらずなのですけれどね。高尾山〜景信山の縦走をしても平気な顔をしているというのに、この差は一体何なのでしょう。

あとは、そうですね。アニメを見なくなりました。ドラマも見なくなりました。というか、テレビを見なくなりました。忙しくて座っていられないというのもあるのですが、それ以上に、見たいと思わないのですよね。あぁでも、「夏目友人帳」だけは特別。あれは見ますよ、見ないわけにはいかないでしょう。

その代わり、読書熱はさらに加速しました。最近は小説ではなく、技術史ネタにはまっておりまして。そもそも新聞の歴史に興味をもったところから始まって、広告史、印刷技術の歴史など、どんどん関連項目に興味が移って行きまして。専ら廃刊になった古書を漁りつつ、無駄知識を貯えている今日この頃です。

親類が高齢になった事で、介護関連で再び振り回された一年でもありました。父方と母方の両方で、老人関連のイベントがあれやこれやと発生する訳で、そういう意味でも実に忙しかったと思います。なんというか、目の前にある問題を片付ける事に必死になっているうちに、気がついたら年が終わっていた、という感じですね。

そんな中あちこち出掛けていたのはきっと、日常のグダグダっぷりを休日で埋め合わせようと、必死になっていたからなのでしょうね。といっても、それは決して悪い事という訳ではなく。有意義な休日というのは、それ以外の日々を支える、大切なエネルギー源ですから。それに、体験は何物にも代えられません。

そう、今年一番の収穫はきっと、その事を心の底から実感出来た事でしょう。旅行にせよ、美術館巡りにせよ、登山にせよ、そして読書にせよ。他人の目や耳を通して得る情報は、所詮伝聞に過ぎません。百聞は一見にしかずと言いますが、まさにその通り。一の体験は、百の情報に勝るのです。だから、「体験」の機会には積極的に参加して行きたい。そう思えるようになった事は間違いなく、自分のためになる変化でした。

そう考えて見ると、ある意味、内面的成長のあった一年と言えるのかも知れませんね。グダグダだったと言う割に、得るものも大きかったようです。つまりは、良い一年だった、という事なのではないかと。

来年は今年同様、あるいは今年以上に、積極的に外に出て行く一年にしたいと思います。読書方面では、より一層技術史を深く攻めてみたいところですね。あとは、この冬から本格的に始めたクロマチックハーモニカも、ちゃんと続けて行けるようにしたいものです。あとは、ギター。来年こそは、新しい曲を覚えてみせますとも。今年は日常のグダグダの煽りを受けて、全くダメでしたけれど。

グダグダと言えば、今年はブログをあまり更新出来ませんでしたね。これは専ら、体力的な問題のせいなのですが。ふがいないとは思いつつ、どうしても眠気には逆らえず。にも拘らず、たまに思い出したように更新するなり、毎度見に来て下さる常連の皆様には、大変励まされておりました。というわけで皆様、本年も大変お世話になりました。来年も変わらぬ御引き立ての程、宜しく御願い申し上げます。

それでは皆様、良いお年を。


ウィークエンダー

昨日に引き続き、時計ネタを少々。実はこのほど、また少し無駄遣いをしてしまいました。購入したのは、性懲りもなく時計。そんなに持っていてどうするんだと言われそうですが、案外使うものなのですよ、これが。シャツとジーンズの組み合わせで遊ぶように、時計でも遊ぶわけでして。あくまで遊びなので、意味はないのですけれどね。

今回購入したのは、TIMEXのウィークエンダー。正規で買っても8000円程度の所謂安時計ですが、しかし、私が購入したのはひと味違います。なんとお値段3375円。何故にそんなに安いかと言いますと、とあるアイドルのコラボレーショングッズで、当然のように在庫がだぶついている品だったからです。

通常品ならば6000円前後で売られているTimex Weekender Central Parkですが、アイドル写真付きでアレな感じのブリスターパックに封入され、ちょっとお外でつけるには憚られるオリジナルベルトに付け替えられた結果、丸二年売れ残って哀れ半額。まぁ、ウィークエンダーを着けるような人とは、ちょっと縁遠そうなパッケージですもんね。というわけでまずはノーマル状態の写真を。

ネタベルト
ネタベルト posted by (C)circias

パッケージの説明によると、オジサンにも着けてもらえるようにカモフラ柄にしました、とのことですが、いかがでしょう。オジサンにはちょっと荷が勝ち過ぎると思うのは私だけでしょうか。まぁこれですと、購入を見送る方も多いのではないかなと思う訳ですね。

しかし、です。実はこの商品、標準のベルトも同梱されて来るのですよ。つまり、パッケージがアレなのに目を瞑りさえすれば、普通のウィークエンダーが実勢価格の半値で手に入る、と。これを見逃す手などありましょうか。以前からこの時計は気になっていましたので、思わずポチリとやってしまいました。というわけで、ベルトをノーマルに戻した状態がこちらです。

標準ベルト
標準ベルト posted by (C)circias

うん、地味ですね。でも、この地味さが良いのです。ウィークエンダーは見ての通り、パッと見の訴求力は決して高くない、実用本意なデザインの時計です。価格は低く、造りも価格なり。長所と言えばベルトを自由に付け替えて楽しめる事くらいでしょうか。写真で見ても、ショーウィンドウで実物を見ても、なんとも冴えない時計というのが、これまでの私の感想でした。

ところがこの時計、腕に着けると、途端に印象が変わるのです。地味には違いないのですが、決して衣服に埋没しないのですね。袖口にあってこそ、本来の良さが見えてくる。そんな不思議なデザインなのです。こればかりは、実際に手にとってみて頂かないと、伝わらないかも知れません。

サイズは大き過ぎず、小さ過ぎず。まずはG-SHOCKとの比較を二枚ほど。オレンジ色のは5000系、赤いのはX6900系です。これで、大体の大きさは分かって頂けるのではないでしょうか。

大きさ比較(1)
大きさ比較(1) posted by (C)circias

大きさ比較(2)
大きさ比較(2) posted by (C)circias

直径こそ38mmと小振りな時計ですが、ベゼルが比較的薄いために、むしろ文字版サイズは大きく見えます。直径がほぼ同じSEIKO5と比べると、その見え方の違いが良く分かりますね。

大きさ比較(3)
大きさ比較(3) posted by (C)circias

そのため、腕に着けてみると、意外と大きな時計だな、という印象になるのです。当然その分時刻も見易く、リューズを押すと点灯するバックライト機能もあいまって、非常に実用性の高いデザインでした。SEIKO 5は腕に着けると、その小ささが少し頼りなく感じるのですが、ウィークエンダーの場合はそんなことは全くありません。

よく言われる秒針の音の大きさには、私も少し驚きました。手が腰の辺りにある状態で、ハッキリと「チッチッチ」という音が聞こえるのです。私はこの音が好きなので、むしろ嬉しいくらいですけれど、これは確かに好みが分かれそうな点ですね。ちなみに、鳴っているのは主にガラス面なので、ガラスを布で覆ったり、手で押さえたりすれば音はしなくなります。

秒針と言えば、音以外にも、動きが特徴的なのです。小学校によくあった、大きな時計の針と言えば分かるでしょうか。「チッ」と言う音と共に動いた後、先が「びよよよん」と震える、あれです。あのアクションを、腕の上でやってくれるのです。これには心が震えました。あの動き、とても好きだったのですよね。

秒針とインデックスが全然合わないという苦情もよく見られますが、少なくとも今回購入した時計では、そんなことはありませんでしたね。秒針はばっちりインデックスと一致しています。運が良かったのかも知れません。まぁ1万円以下の時計となりますと、日本のメーカーのものでも大体そんな感じですから、価格なりなのではないでしょうか。

ベルトは本体裏を通すだけなので、簡単に付け替え出来ます。そして、付け替えベルトも実に豊富。ウィークエンダーは着せ替えしてなんぼ、といったところなのでしょう。

しかし、この地味な標準ベルトも捨てたものではありません。意外に思われるかも知れませんが、ビジネス用のYシャツに合うのです。当然、背広にも合ってしまうのですね、これが。派手なデザインの日本製の時計では、こうはいきません。これもまた、シンプルさを突き詰めたデザインの御陰なのでしょうね。

普段使っているCASIOのアレコレとは対極的な存在ですが、これはこれでとても魅力的な時計だと思います。いかにもお洒落でないデザインなのに、意外と何とでも奇麗に調和するという不思議な魅力に、すっかりやられてしまいました。何より、安いのが良いですね、色々と遊べるので。

本体カラーも色々あるので、是非とも他のカラーもアイドルとコラボして頂きたい、などといったら罰当たりでしょうか(笑




AWG-100BR-1AJFの電池切れ

先日の事、家族の使っているG-SHOCKが機能を停止しました。タイプはAWG-100BR-1AJF、もう8年も前の製品ですから、いい加減壊れても不思議はないのですけれど、症状を見るに、壊れたというよりはバッテリーが干上がったようで。恐らく、内蔵されている電池が劣化してしまったのでしょう。

一般的な時計であればここで電池を交換して話は御終いなのですけれど、この時計の場合は、そうはいきません。というのも、この腕時計はCASIOがタフソーラーと呼んでいる太陽光充電式の時計なので、そこらのお店では電池を入手出来ないのです。分解してみたところ、使用されているのはCTL1025という二次電池で、一頃はAmazonでも購入出来たらしいのですが、いかんせん年月が経ち過ぎました。

しかし、探してみるものですね。ヤフオクで検索をかけてみたところ、電池そのものは現在もアジアで生産されているらしく、オークションで手に入れることができるようなのです。というわけで、有難く落札させて頂きました。一応正規品との事ですが、なにぶんヤフオクでの購入品ですので、果たしてどうなることかとどぎまぎしつつ組み付けてみたところ、時計は見事復活。

ところが、これで安心したのがいけませんでした。油断して室内に放置したところ、再び機能を停止してしまったのです。しかし、長針と短針がきれいに12時の位置で止まっている事からして、どうやらこれはバッテリー切れのよう。何故だろうとしばし調査した結果、問題は室内照明にあることが判明しました。どうやら、LED照明では、太陽電池の充電はできないようなのです。それが何より証拠には、春頃買ったソーラー電池式の玩具時計も止まっておりまして。

ならばというわけで、今日は昼頃から窓辺で時計を充電したところ、G-SHOCKは再び動き始めました。どうやら、充電機能は死んでいないようですね。とはいえ、充電はまだ不十分のようです。夕方に確認した時はまだバッテリーレベルは「MID」だったのですが、少し弄っていたら、すぐにご覧の通り「LO」になってしまいました。

AWG-100BR-1AJF
AWG-100BR-1AJF posted by (C)circias

夏場の日差しであればもっと充分に充電出来たのですが、冬の弱い日差しですと、空っぽの状態からフル充電に持って行くためには、かなり時間を要するようです。もっとも、ただ窓辺に置くのではなく、もっとしっかりと直射日光が当る場所でなら、あるいはもっと早く充電が完了するのかも知れませんが・・・。

冬場の日差しは弱いだけでなく、入射角が低いため、日向が維持されている時間が短いのですよね。こうして影の移動を気にかけてみると、冬の影は伸びるのが速いのが良く分かります。この分ですと、あと数日は窓辺に放置した方が良いのでしょう。

それにしても、屋内照明が蛍光灯であった時は、蛍光灯に向けているだけで電圧の維持は出来たので、冬場に時計が止まってしまうということはなかったのですが・・・LED照明の光って、本当にエネルギーが低いのですね。なるほど、エコな訳だと妙な納得をしてしまったり。

まぁともあれこれからは、我が家のソーラー式腕時計には、定期的にひなたぼっこをさせなければならないでしょう。しかしこうなってくると、ソーラー式も逆に不自由なものですね。G-SHOCKには電池が10年持つ一次電池式のモデルもありますし、こうなると、どちらが本当にエコなのかは微妙なところであるように思えます。

冬の高尾山をマクロで楽しむ

今日はまたいつも通り、高尾山へ行ってきました。朝方の天気はかなり重い曇り空でしたが、昼頃からは嘘のように晴れ渡り、気温も上がって絶好の登山日和です。ケーブルカーの駅前は5度前後と低温でしたが、頂上の気温は8.5度くらいまで上がっていました。

冷蔵庫の中より寒くはあるのですが、この時期の高尾山にしては高温でしょう。登山道もこの時期にしては珍しく、泥濘がほとんどない状態。歩き易いのは有難いのですが、泥沼と、その生みの親である霜柱が一切見当たらないというのは、かなり珍しい事だと思います。

これはつまり、ここ数日は氷点下になっていないという事で。シモバシラは絶望的だろうと覚悟していましたが、よもや霜柱まで見られないとは思いもよりませんでした。例年であれば、この時期は天気がどうあれ、霜柱が姿を消す事なんてそうないのですけれどね。

そんなわけで、今日はカメラの活躍は無し・・・と思っていたのですけれど、ふとしたきっかけで、リュックからカメラを引っ張り出すことになりました。そのきっかけというのが、次の写真。一丁平で小休止をした時の事ですが、ふとベンチ前の草むらに目をやったところで、この植物に気がついたのです。

赤い実
赤い実 posted by (C)circias

名前も知らない蔓性植物の、赤い実。すっかり枯れて縮れた葉も相まって、なんだか日本画のような風情があって奇麗だな、と思いまして。丁度カメラには、シモバシラ撮影用に用意した60mmマクロレンズがついていましたので、そのまま撮影してみたのです。専らレンズの御陰ですが、なかなか良い絵ではないでしょうか。

赤い実をアップで
赤い実をアップで posted by (C)circias

それにしてもこれは、なんという植物の実なのでしょうね。草木にはあまり詳しくないもので、恥ずかしながら種類の方は調べる手だてもありません。それに、仮に図鑑を持っていたとして、枯れた後の姿を載せているものなどまずありませんから、枯れる前の姿を知っていないと、同定も難しいのです。

ともあれこの赤い実がきっかけで、がぜん枯れ草に興味が涌いてきました。その気になって見回してみると、周囲には色々と、絵になりそうな枯れた植物があるものなのですね。そのほとんどの名前が分からないというのが少々残念ではありますが、撮影の妨げにはなりません。という訳で、一丁平から城山にかけて、枯れ草を撮影しつつの道中になりました。

小さな綿毛
小さな綿毛 posted by (C)circias

マクロレンズを使ってアップで撮ると、パッと見では分からない造形もしっかりと写るので、なかなか新鮮です。そして、こうして写す枯れた植物というのは、意外と美しいものなのですよね。特に、フワフワとした綿毛系の植物は撮影していて楽しいものです。上の写真は、道中見掛けた小さな綿毛。夫々が直径5mm程度の小さなもので、気にしていなければまず目に映る事もないでしょう。しかし、撮ってみると絵になります。

ススキをアップで
ススキをアップで posted by (C)circias

お馴染みの植物も、マクロ撮影をすると、ひと味違いますね。上の写真はどこにでもあるあのススキの穂を等倍撮影したもの。こうしてみると、まるで別の植物のようです。こういった綿毛系の他にも、見慣れない奇妙な形の種など、被写体には事欠きませんでした。

高尾山に行くのは主に運動をするためなので、普段はあまり足下に注意を向ける事はないのですけれど、たまには気分を変えて、普段は注意していない小さな世界に注目してみるのも楽しいものですね。立ち止まって写真を撮ってばかりでは運動になりませんので、余りのめり込む訳にもいかないのですけれど・・・でも、草花の類にも興味が湧いてきました。

折角マクロレンズもある事ですし、次の春からは、小さな草花の写真に手を出してみるのも面白そうです。さしあたっては、高尾山の植物の本でも探してみるとしましょうか。

スナップショットフォーカスを試す

さて、AFを使っての撮影は充分に試す事ができましたので、最後はこのレンズの売りでもある「スナップショットフォーカス機構」を試してみましょう。この機構は、乱暴な説明をすると手元でMFに切り替える機能、ということになってしまうのですが、MFの場合とはフォーカスリングの回転量と焦点位置の対応が全く違います。

MFでのピント合わせは、フォーカスリングをかなり回さないと、ピントを端から端まで動かす事ができません。それに対して、スナップショットフォーカス機構を使うと、たった1/4回転で0.25mから無限遠までピントを動かす事が出来ます。当然その分ピント合わせはざっくりになりますので、絞り値を上げる事で被写界深度を稼ぎ、パンフォーカスで撮影することを前提にした速撮り機能というわけですね。つまり、使い方は次の手順となります。

1)AF絞り優先か、MFモードを選択する
2)絞り値をF5.6以上に設定する(もっと少なくても良いが、被写界深度が浅くて使い辛い)
3)フォーカスリングを引いて、スナップショットフォーカスに切り替える
4)被写体との距離を目測して、フォーカスリングで焦点位置を選ぶ
5)シャッターを切る

マイクロフォーサーズはどう考えてもカメラ初心者向けだと思うのですけれど、この辺りの事をきちんと分かり易く説明した資料が、サイトにも説明書にもないのですよね。コンデジかスマホでの撮影しか経験がないユーザですと、説明書を読んでもちんぷんかんぷんなのではないでしょうか。まぁこのくらいの価格帯のレンズになりますと、カメラについて学ぶ気のないライトユーザ層は手を出しにくくなるので、購入者として想定されていないのかも知れませんが。

ともあれ、まずは一枚。次の写真は、次大夫堀公園の裏門側から入って、旧城田家の方を向いて撮影したものです。モードは言うまでもなく絞り優先、絞りはF5.6にしています。というかですね、F11とかF22なんて、夏場の晴天の日でもなければ使えませんってば・・・。で、焦点位置は無限遠にしてみました。まるでスマホで撮ったみたいに全体にピントが合っていますが、スマホで撮るよりきれいですね、やっぱり。

入口からの風景(スナップモード)
入口からの風景(スナップモード) posted by (C)circias

道を進んで、今度は旧城田家を一枚。建物を真正面から捉えてみました。メーカーサイトの仕様表によると、F5.6の無限遠は3.2mから合焦することになっているのですが・・・写真を拡大してみると、壁面より手前のオブジェクトは、ややピントが甘い感じになっていますね。当然ではあるのですが、やはり、精密にピントを合わせた場合と同じという訳にはいかないようです。

旧城田家(スナップモード)
旧城田家(スナップモード) posted by (C)circias

さて、民家園を正門から出ると池と用水路があり、水が流れています。この水路が公園の名前にも冠されている、次大夫堀なのだそうです。その次大夫堀に写る景色を、スナップショットフォーカスで写してみました。

水路(スナップモード)
水路(スナップモード) posted by (C)circias

水路に沿って進むと、小橋と、水路へ降りる階段が現れます。次の写真の画面奥左手に見えているのが、その小橋と階段のあるところ。水路沿いには立派な木が数本植えられていて、ちょっと雰囲気が出ています。

民家園裏(スナップモード)
民家園裏(スナップモード) posted by (C)circias

これは洗い場を再現したのでしょうか。確か、昔はこういうところで洗濯をしていましたよね。ちなみにこの位置は、旧安藤家の裏手に当たり、職員用の通用門が設けられています。

職員通用口(スナップモード)
職員通用口(スナップモード) posted by (C)circias

さらに水路を進むと、右手には田んぼが広がり、そのまま真っ直ぐいくと道路が行く手を遮ります。その向こうも次大夫堀公園の敷地なのですが、農村の再現はここまで。但し、次大夫堀は道路向こうの芝生エリアまで続いています。

民家園裏田んぼ(スナップモード)
民家園裏田んぼ(スナップモード) posted by (C)circias

というわけで、スナップショットフォーカスでの風景撮影でした。AFのときのようなカリカリのピントにはなりませんが、全体的にそこそこピントが合っている状態の写真を撮る事が出来ます。もっとも、そこそこと言っても決してボケていると言う程ではなく、こんな風にブログに貼ったりするために縮小するのなら、全体にきっちりピントが合っているかのように見えることは請け合いです。

あくまでそういうものだと、正しく性質を弁えた上で使うのであれば、この機能も充分有用なものなのではないでしょうか。少なくとも「写ルんです」を知っている世代にとっては、ああいった類のカメラのように気軽に使えるこの機能は、懐かしさとともに面白さを感じるものではないかと思います。スナップショット縛りで下北沢や吉祥寺あたりを撮って回ったら、ちょっと楽しそうですよね。いずれやってみようと思います。

MZD17mm F1.8で次大夫堀公園を

昨晩は、記事を一つ書き終えたところで寝落ちしてしまいました。というわけで、少々間が開いてしまいましたが、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8のレビューの続きを。まずは、オブジェクトに寄っての一枚。このレンズの最低撮影距離は25cmなので、かなり寄っての撮影も可能です。写真は、旧城田家横に立っている案内板。画面奥に見えるのが、旧安藤家です。次は、この民家に行ってみましょう。

案内板
案内板 posted by (C)circias

旧安藤家は、このあたりの名主だった人物の邸宅で、母屋の他に庭と内蔵(建物内に入口が繋がっている蔵)があり、さらには上の写真にも写っている、立派な門を備えています。次の写真は門から見た、旧安藤家母屋。17mmでもファインダーに収まり切らないサイズは、さすが名主様といったところでしょうか。それにしてもこの感じ、どこかで見た事がありますね。大河ドラマあたりに、似たような建物が出てきていた気がします。

旧安藤家正面
旧安藤家正面 posted by (C)circias

上の写真で、画面右側のひさしのついているところが玄関です。そして、その右手には庭があるのですが、壁で囲まれているため、写っていません。さらに、画面左手の見切れているあたりは、土間と台所です。次の写真は、屋敷に向かって右手側から、台所方面を写したもの。土間と台所の向こう側には、さらに綿から糸を作る作業などに使われた、作業部屋があります。

旧安藤家
旧安藤家 posted by (C)circias

パッと見で分かるこの屋敷の特徴は、二つ。一つは前述の大きさで、もう一つは建具です。障子にせよ欄間にせよ、他の古民家と比べて明らかに立派な造りなのですよね。恐らくは、広さ故に建物の奥まで光が届きにくいからなのでしょう、屋内にも障子や、板戸の中央に障子の明り取りを備えたものが用いられています。次の写真は、旧安藤家室内から、玄関方向を写したもの。濃い陰影に、日本らしい風情を感じますね。

旧安藤家室内
旧安藤家室内 posted by (C)circias

旧安藤家は、「綿の会」の活動場所にもなっているようで、室内には糸つむぎや機織りに関連する展示物が置かれています。次の写真は、糸車ですね。だいぶ年季がはいっているようで、良い色になっています。ところでこの一枚、なんだか写り方が雰囲気があって良いと思いませんか。特に工夫も加工もしていないのですが、なんだかとってもノスタルジックな雰囲気のある絵になりました。

この写真は、絞り優先モードで、F1.8、露出-0.3、ISO1600でハンドルの軸端に焦点を合わせています。そこから周辺へとボケて行く訳ですが、このボケ具合の自然な柔らかさが実に良いと思うのです。色合いがセピアなのは、障子越しの陽の光の御陰。そうなんです、日本の伝統的な屋内って、セピア色の世界なんですよ。生まれる遥か前の時代の建物なのに、その室内に強い郷愁を感じてしまうのは、この独特の光のせいもあるのかも知れませんね。

糸車
糸車 posted by (C)circias

さらに次の写真は、機織り機です。この日は綿の会の会員さんと思しき方が、実際に機織りをしておいででした。時代劇で稀に聞く、ギー、ガタン、という独特の機織りの音が、旧安藤家のお屋敷中に響き渡っていたわけですが、なんというか、あれは良いBGMですね。決して雰囲気作りのために作業をされているわけではないのでしょうけれど、むしろ雰囲気作りのために常時会員さんを配置して頂きたいくらいです。出来れば着物で。

機織り機
機織り機 posted by (C)circias

最後は、私のお気に入りの場所の写真を一枚。旧城田家二階と並んで大好きなのがここ、旧加藤家の縁側です。何が良いって、ここは一年を通して光がとても奇麗な場所なのですよ。夏の生け垣を通した緑の光も素敵ですし、秋から冬にかけての木漏れ日も素晴らしい。できればここで、贅沢に時間を浪費したくなります。というか、子供時代はそれをしていたのですよね。あの当時は意識していませんでしたが、今思えば贅沢な時間でした。

旧加藤家縁側
旧加藤家縁側 posted by (C)circias

それにしても、やっぱりこのレンズ、写りがきれいですね。なにぶん明るいので、屋外での撮影は露出補正に気をつけないといけませんが、やはり実に使い易いレンズです。パッと見の印象をそのまま鮮明に切り取ってくれる感じなので、風景や屋内空間の撮影にはぴったりな一本だなと思いました。しかも寄れるので、オブジェクト撮影もそれなりに得意ときています。お出掛けのお供は、これで決まりでしょう。25mmの出番が減ってしまいますね。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

今日は予定通り、世田谷区の次大夫堀公園まで、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8のテストに行って来ました。12月も下旬だと言うのに、気温はまさかの20度超え。絶好のお出かけ日和ではあったのですが、しかし、絶好の写真日和とはいきませんでした。夏を思わせる巨大な雲が空を往き、度々大きな影を投げかけてくるもので、日陰の時間が結構長いのです。

当然光の色も随時変わって行ってしまうため、同じ条件で撮影、ということが出来ません。仕方がないので25mmとの比較は画角の確認のみにして、17mmでの撮影に集中する事にしました。というわけでまずは、画角の比較を。次の写真は、上が25mm、下が17mmで、同じ位置から撮影したものです。なお、写っているのは、旧加藤家です。

画角確認(25mm)
画角確認(25mm) posted by (C)circias

画角確認(17mm)
画角確認(17mm) posted by (C)circias

こうして比較してみると、25mmと比べて、17mmは3割くらい視野が広がる感じでしょうか。まぁ当然ではあるのですが、焦点距離の比率通りの差ですね。25mmよりもより肉眼の視野に近いため、見たままの景色を切り取る事ができます。このレンズはスナップ撮影を意識したものだそうですが、なるほど、それ故のこの画角なのでしょう。

さて、画角の確認はできましたので、次は旧城田家(さかや)へ移動して、色々と撮影してみる事にしましょう。まずは、旧城田家の外観を一枚。

旧城田家
旧城田家 posted by (C)circias

瑞光レンズらしい、空気感を感じる写り方ですね。あくまで主観ですが、写りは25mmと大差無いか、あるいはこちらの方が少し、立体感や奥行き感に優れているような気がします。
次の写真は、酒屋こと旧城田家の囲炉裏です。室内はかなり薄暗いのですが、F1.8と明るいこのレンズは、この程度の暗さであれば問題になりません。

旧城田家いろり
旧城田家いろり posted by (C)circias

続いて、同じく囲炉裏の炭火を一枚。囲炉裏の炭火は普段、あまり勢い良く燃えている事はないのですけれど、今日はタイミングが良かったのか、良い感じに火が熾きていたので撮影してみました。

炭火
炭火 posted by (C)circias

17mmという画角は、古民家のような狭い空間で、威力を発揮します。例えば次の写真、これは旧城田家の二階へと続く階段を見上げたところですが、25mmだとどうしても画面からはみ出してしまって絵にならなかった階段が、良い感じにファインダーに収まってくれました。ここは25mmのときには四苦八苦した場所なので、ちょっぴり感動です。

旧城田家二階へ
旧城田家二階へ posted by (C)circias

そして次の写真は、二階に上がって階段の方を振り返って撮ったもの。部屋全体を、良い具合にファインダーに収めることができました。25mmでは、こうはいきません。室内の一部やインテリアを撮影するなら25mmの方が有利ですが、室内全体を写したい場合は、17mmの方が良いですね。

旧城田家二階(1)
旧城田家二階(1) posted by (C)circias

ここまで撮ってみて感じたのは、とにかく「使い易い」ということでした。中距離から遠距離にかけて、画角が視野に極めて近いため、思った通りの写真が出来上がります。また、光の表現が瑞々しくて、なんというか透明感のある画面になるのも、25mm F1.8と同様、魅力的なところですね。このレンズについては色々言う人がいるようですが、私はこの写り方は良いと思います。少なくとも、25mmよりシャープでない、なんてことはないと断言して良いでしょう。


ペン立てを自作する

部屋に置いている何気ない小物って、結構気分に影響するものなのですよね。冴えない文具や小物で適当にお茶を濁していると、自然と扱いは雑になり、勢い部屋は荒れて行きます。以前はあまり気にならなかったのですけれど、近頃どうにもこういったことが気になって仕方ありません。

中でも特に気になっていたのが、10年くらい前に適当に買った、なんとも冴えないペン立てでした。まぁ無難と言えば無難な籐籠のペン立て。しかし、すっかり埃にまみれて小汚くなり、立ててあるものも文具やら体温計やらとごちゃごちゃで。見るだけでこう、やる気が無くなってきます。

そこで、Amazonで見つけた可愛いブリキのミニバケツを使って、ペン立てを作ってみる事にしました。というわけで、今回の材料はこちら。3個一組1980円のミニバケツと、ホームセンターなどで売っている発泡PPシートです。なお、発泡PPシートは厚さ3mmのものを使用しました。

今回の材料はこれだけ
今回の材料はこれだけ posted by (C)circias

発泡PPシートはそんなに安くありませんので、今回は少し慎重に。まずはAmazonの空き箱で試作します。寸法を測ったところ、上側が約8cm、下側が6cm、高さが7cmくらいが丁度良いと分かりました。早速切り取って、サイズを合わせてみます。

サイズ合わせ
サイズ合わせ posted by (C)circias

まぁ大体良い感じだろうと言う事で、今度は同じものを発泡PPシートから切り出してみました。次の写真は、仮組して実際にペンを立ててみたところです。仕切りはバケツを左右に区切るように置くのが具合が良いようです。ただ、押し込んだだけだとペンの重さで傾いてしまうこともあるようで、板切れ一枚ではやや心もとありません。

とりあえず取り付けてみる
とりあえず取り付けてみる posted by (C)circias

そこで、切り落とした端材を使って、足を追加してみました。次の写真は、仕切りに足をつけたところ。接着には、強力タイプの両面テープ(マイタック)を使っています。同時に、足がちゃんと底につくように、仕切りの左右を少し削ってみました。

端材で足を追加
端材で足を追加 posted by (C)circias

そして完成。試作は紫色のバケツでやっていましたが、なんとなくここに暗い色は合わない気がしたので、カーキ色のバケツに換えてみました。実は他にも色々明るい色があったのですけれど、バケツが届いたその日に、弟達にねだられてしまいまして。めぼしい色は手元に残らなかったのです。

完成(1)
完成(1) posted by (C)circias

完成図をもう一枚。足をつけた事で、そう簡単には傾かなくなりました。このバケツは仕切り無しでも充分ペン立てになるのですが、仕切りがあった方がきちんと立ってくれます。底が広いものにペンを立てると、どうしても初期に入れたものが斜めになって、後で入れるものがその上に乗るような形になるので、みっともないのですよね。たった一枚仕切りが入るだけで、その傾向が大幅に軽減されます。

完成(2)
完成(2) posted by (C)circias

後で紫色のバケツの方にも仕切りを作りまして、そちらには鋏やらアートナイフやら体温計やらといった、ペン類以外を立ててみたところ、あのいかにも冴えなかったペン立て周辺の雰囲気が、がらりと変わってくれました。些細な変更ではありますが、効果は大。見ていて気分も明るくなりますし、整頓にもなりますし、掃除もし易くなって一石三鳥です。たかがペン立て、されどペン立て。やはり、小物はよく吟味するべきですね。


冬のボーナスの使い道

冬のボーナスの使い道には、幾つか候補がありました。一つは、YAMAHAのYEV-104。もうひとつは、OLYMPUSのE-M10 mk.II そしてもうひとつが、新たなレンズの購入。気持ち的にはかなりE-M10に流れていたのですが、調べて行くうちに、ちょっと迷いが生じたのです。

新しいボディを購入したくなった理由は、主にE-PL5のAFがド天然で、焦点が迷い過ぎるせいでシャッターチャンスを逃す事が多い、ということ。特に暗い色の被写体は苦手で、業を煮やしてMFで撮影する事もしばしばでした。しかし、この問題はE-PL5固有の問題と言うよりは、コントラストAFのせいである部分が多いようなのですね。E-M10もコントラストAFなので、買い替えてもこの問題は解決しない可能性が大です。

さらに、もう一つ悩みの種だった、300mmでの望遠撮影時のブレ。手振れ補正が3軸であるせいだとばかり思っていたのですが、これも勘違いである事が判明してしまいました。これは偶然気がついたのですが、OLYMPUSのPENシリーズでは、高速連写モードを選択すると、手振れ補正が強制的にオフされてしまうのです。

この機能(?)は連写速度の低下を避けるためのもので、設定で切る事もできるのですが、デフォルトではオン。つまり私はこれまで、300mmでの野鳥撮影や昆虫撮影を、手振れ補正無しでやってきた、ということになるわけです。これは衝撃の事実でした。35mmフィルム換算で600mmの望遠を使用していながら、手振れ補正無し。むしろ、よくちゃんと撮影出来たものだと呆れるくらいです。

そんなわけで、もう少しE-PL5をしっかりと使いこなしてから次の機種を・・・恐らくはE-M1になると思いますが・・・検討しようということになりまして。そこで今回は、新しいレンズを購入することにしました。まぁ、レンズなら上位機種に乗り換えても使える資産になりますしね。で、今回選択したのがこちらです。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 posted by (C)circias

以前は地元に引き蘢っていた私ですが、このところ日帰り出来る範囲で出掛ける事が多くなりました。風景写真には専ら25mmを使っていますが、撮影のための位置取りがしにくい街中では、画角が狭過ぎて建物が写せないのが悩みだったのです。そんな訳で、25mmよりも広い画角のこのレンズを選択してみました。25mm F1.8は大口径でしたが、このレンズは随分とこぢんまりとしていますね。厚みも25mmよりやや薄いため、E-PL5のボディにはよく馴染みます。

レンズ正面から
レンズ正面から posted by (C)circias

さて、このレンズの売りの一つがスナップショットフォーカスモード。フォーカスリングを引く事で、指定の距離にフォーカスを固定出来る機能なのだそうですが・・・まずは、フォーカスリングが通常位置の場合の写真を。リングがこうなっている時は、普通にAFが効きます。

フォーカスリング定位
フォーカスリング定位 posted by (C)circias

そして次の写真のように、フォーカスリングをカメラ本体側にスライドさせると、焦点位置が固定されます。言わば、昔懐かしの使い捨てフィルムカメラになる、と考えれば良いでしょう。あれは無限遠固定でしたが、このレンズの場合は、フォーカスリングを回して、幾つかある焦点距離から一つを選ぶ事が出来るようになっています。

スナップショットフォーカスモード
スナップショットフォーカスモード posted by (C)circias

慣れない機能なのでマニュアルを読んで使い方を勉強しないといけませんが、これはなかなか楽しそうな機能ですね。スナップショットと言えばiPhoneが結構優秀なのですが、スマホというのは常にカメラとして待機させている訳ではないので、意外と「スナップショット」にはならないものです。

その点、シャッターボタンを押すだけでその瞬間を切り取れるカメラというのは、実際、使い勝手が良いものでして。この機能を使いこなす事ができれば、コンパクトなPENシリーズのボディも相まって、街歩きの強い味方になってくれそうな気がします。

ところで、肝心の写りについてですが、室内で使ってみた感じでは、25mm F1.8と比べて、それほど大きな違いは無いように見えます。こればかりは、ちゃんと屋外で色々撮ってみないと分からないでしょう。幸い今週末は連休ですし、金曜日はこのレンズで遊んで来ようと思います。楽しみですね。

シモバシラの季節(2)

城山で一休みした後は、いつも通り景信山へ。シモバシラを見てテンションが上がったせいか、普段より足も軽く、ペースもだいぶ速めでした。御陰で予定よりも少しばかり早く景信山に着いたので、またしても富士山を眺めつつ昼食を。景信山に登るとまず目につくのは眼前の東京市街ですが、東京に背を向けると、次の写真のように富士山が見えます。ただ、よほど空気が澄んでいないと、ここまで鮮明に見える事はありません。

景信山より富士山を望む
景信山より富士山を望む posted by (C)circias

なお、この日の景信山頂上の気温は城山のそれよりも高く、約10度ほど。時間の違いもありますが、主に日当りの違いでしょうね。いつもなら景信山の方が標高が高い分気温が低かったりするのですけれど、この日は珍しく気温が逆転していました。まぁ気温が高いと言っても10度は冷蔵庫の温度ですから、普通に寒いのですけれど。というわけで昼食はこちら、三角点景信小屋のなめこうどん。冬になると、ついつい注文してしまう一品、美味です。

景信山のなめこうどん
景信山のなめこうどん posted by (C)circias

程よく腹を膨らして、暖まったところで折り返し。もちろん、帰り際に東京市街の大パノラマと、相模湖の輝きをしっかりと目に焼き付けておくのも忘れません。そして城山を過ぎ、一丁平にさしかかったところで、思いがけず再びシモバシラを見る事ができました。次の写真は、一丁平の巻き道で見つけたシモバシラです。

シモバシラ(一丁平)
シモバシラ(一丁平) posted by (C)circias

道から外れた位置のシモバシラはまだ白さを保っていますが、道に近いもの程溶けてきていました。やはり、開けた場所は気温が上がり易いからなのでしょう。それにしても、この辺りのシモバシラは随分とサイズが大きいようです。

シモバシラ(一丁平)
シモバシラ(一丁平) posted by (C)circias

往路でこの場所に気付いていれば、あるいはもう少しまともな状態のものを撮影出来たかも知れませんね。しかし、往路は別のルートで一丁平を通過するため、この場所は見ていなかったのです。もし次の機会があったら、この場所も忘れずにチェックする事にしましょう。具体的には、来週あたり。

シモバシラ(一丁平)
シモバシラ(一丁平) posted by (C)circias

さて、城山の巻き道はだいぶ知られているようで、カメラを持った年配の皆さんが結構沢山居たのですが、この位置はそれほど知られて居ないのか、周囲に誰もいなかったので、ゆっくりと撮影する事ができました。というわけで、折角なのでシモバシラの等倍マクロ撮影を試みる事に。

シモバシラの表面
シモバシラの表面 posted by (C)circias

上の写真は、割とまともな状態のシモバシラを、横から接写したものです。遠くから見ると白く見えるのは、中に無数の気泡が含まれているからなのですね。こうして等倍まで拡大してみると、まるで泡立つ激流のようにも見えます。そして次の写真は、溶け始めているシモバシラの様子。剥離しかけの氷の先端に、滴がついているのが分かります。

溶けかけたシモバシラの表面
溶けかけたシモバシラの表面 posted by (C)circias

シモバシラが溶けかけなのはいささか残念ではありましたが、しかしなかなか興味深いものを撮る事が出来ました。今度は、できれば全く溶けていないシモバシラを接写したいものです。例年シモバシラは、雪さえ降らなければ三箇日くらいまでは見る事ができますので、まだチャンスはありそうです。楽しみにしておきましょう。

そんな訳で、お目当てのシモバシラを堪能して、ホクホク顏で帰路についた私でしたが、その後が大変でした。やはりどうやら体力的にキツかったらしく、家に着くなり背中が痛くて仕方なくなってしまいまして。感じからして痛めたとかではないと思うのですが、あまりに痛いので、その晩は写真の整理もせずにダウン。今日は午後になってようやく少し楽になったので、こうしてブログを書いています。

しかし、まだ痛むのですよねぇ。しかも、肩凝りが結構酷くて。そこまで高熱ではなかったのですが、一週間以上続いた熱は、結構なダメージになっていたのですね。気分的には、時間さえ許せば毎日でも登りたいくらいなのですけれど、なかなかどうして厳しいようで。次の週末までに、調子を戻しておきたいものです。


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