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日々の便り

 

大雪と民家園(2)

加藤家、城田家と回った後は、旧安藤家を見に行きました。まずは最初の一枚、旧安藤家の門と塀を、旧城田家横から写した一枚です。通りは雪かきされていますが、塀際の雪は程よく残されているので、なかなか雰囲気がありますね。肉眼で見るともう少し視界が広いので、ちょっとした観光地気分を味わえます。

旧安藤家門前
旧安藤家門前 posted by (C)circias

そして門をくぐると、旧安藤家の母屋が見えるのですが・・・実はこの家、今年屋根を葺き替えたそうなのですね。真新しい茅葺は雪の滑りが良かったのか、次の写真のように、ほとんどの雪は前庭に落ちていました。30cm近い積雪がある庭に、さらに屋根からの雪が積み上がっているのが写真からもお分り頂けるかと思います。

旧安藤家
旧安藤家 posted by (C)circias

この庭には、旧秋山家の土蔵も移築されています。次の写真は、旧安藤家の台所付近から門の方向を写したもの。写真の左側に写っている漆喰壁の建物が、旧秋山家土蔵です。普段は影になっているので気づきませんでしたが、屋根が白くなったお陰で、よく目にする蔵とは屋根の造りが異なることが分りますね。

旧秋山家土蔵
旧秋山家土蔵 posted by (C)circias

旧安藤家の中では、職員さんが機織り機を動かしていました。何やら忙しそうな雰囲気でしたし、履物が長靴だったこともあり、今日は台所の土間までで遠慮しておきました。次の写真は、土間から見た庭の様子です。

旧安藤家台所より
旧安藤家台所より posted by (C)circias

土間からの風景をもう一枚。こちらは、裏手の戸から見た井戸の様子。そういえば、加藤家も台所の構造は似たようなものなのですけれど、あちらは裏の戸を開けていませんでしたね。普段は通り抜けができるようにしているのですが、今日は何か事情があったのでしょうか。

旧安藤家台所より裏手
旧安藤家台所より裏手 posted by (C)circias

安藤家の周りも他の建物と同様、雪上にはほとんど足跡がありませんでした。本当は裏口から出て井戸周りの撮影もしておきたかったのですけれど、折角の綺麗な景色を踏み荒らすのも気が引けたので、ここまでで我慢。裏手は諦めて、旧安藤家を後にしました。

その後ややあって、急に正門が騒がしくなったかと思ったら、なんと小学生の団体さんが、先生に引率されてやって来たではありませんか。どうやら社会科見学だったようで、子供達は三つのグループに別れて、加藤家、城田家、安藤家に入って行きました。

なるほど、今日は妙に職員さんが多いなぁとは思っていたのですが、彼らの対応をするためだったのですね。もしかすると、朝からやたらと綺麗に雪かきをしてあったのも、あの子供達のためだったのかもしれません。そうして見ると、雪を踏み荒さないでおいたのは大正解でしたね。

というわけで、これ以上長居するとお邪魔になりそうでしたので、撮影はここまで。自主的に退散することにしました。それにしても、この大雪のタイミングで民家園に社会科見学だなんて、運の良い子供達ですよね。入り口で歓声をあげていましたし、きっと良い思い出になったことでしょう。

大雪と民家園(1)

当初からの予報通り、東京は昨晩から未明にかけて大雪に見舞われました。まぁ大雪といっても雪国のそれと比べたら可愛いものなのですが、普段ほとんど降雪のない東京近辺では、これでも大事件です。道路は渋滞し、電車は遅れ、商店は軒並み早じまい。まだ5cmも積もっていないうちから、関東地方は大混乱でした。

うちの会社は午後になってから15時上がりを決めたようですが、時すでに遅く。既に大渋滞に陥っていた道路のおかげで、吹雪く屋外で1時間もバスを待たなければならなかった上に、乗ったら乗ったで駅までさらに3時間以上かかり・・・15時に上がったのに、家に着いたのは21時過ぎでした。所要時間約6時間30分・・・ありえないでしょう、これ。

雪が降ると、だいたいいつもこのパターンなのですが、当社には学習機能が無いようで。ついでに、翌日の朝も必ず同じパターンを繰り返し、会社に着くのは昼前になるというのがセットイベント化しているのです。というわけで私は、雪が降った時点で欠勤を宣言したのでした。以前は律儀に付き合っていたのですが、毎度必ず体調を崩すので、もういい加減堪忍袋の尾が切れまして。

そんな訳で得た雪の休日、折角なので雪景色の写真でも撮ろうかと、今日は次大夫堀公園へ行ってきました。交通手段は、勿論徒歩。道は20cmを超える積雪に埋もれているので、自転車は使えません。そんな状況ですから、臨時休園の可能性を心配していたのですけれど、民家園は今日もちゃんと開園していました。

裏口側から旧加藤家を望む
裏口側から旧加藤家を望む posted by (C)circias

上の写真は、いつも利用している裏門側から入って、旧加藤家側を見たところです。画面左手の建物が、旧加藤家ですね。手前の雪原になっているところは畑なのですが、分厚い雪に埋もれて、辛うじて畝の形がわかる程度になっていました。一方、歩道はしっかりと雪かきがされています。雪のない歩道を歩いて、まずは旧加藤家へ。

旧加藤家
旧加藤家 posted by (C)circias

見慣れていたはずの旧加藤家も、こうして雪化粧するとまた雰囲気が違いますね。民家園通ひは長いものの、雪景色を見るのは初めてだったので、何やら少し浮かれた気分になってしまいました。もっとも、それは職員さんも同じだったのでしょう。まだ足跡も少ない前庭には、職員さん作と思しき雪だるまが。思わず童心に帰ってしまったのですね。

旧加藤家前庭の雪だるま
旧加藤家前庭の雪だるま posted by (C)circias

ちょっといびつですが、そこがまた味かもしれません。次の写真は、加藤家と雪だるまを写したものです。昭和の初期ごろまでは、こうした景色がどこででも見られたのでしょうねぇ。こうした景色をリアルタイムで見てきた人は、もうほとんどご存命ではないのでしょうけれど。初めて見るこの景色に、ノスタルジーを感じてしまうのですから、不思議なものです。

旧加藤家と雪だるま
旧加藤家と雪だるま posted by (C)circias

さて、旧加藤家の次は、旧城田家の様子をご紹介しましょう。まずは、正門を入ってすぐの広場奥から撮影した、旧城田家の様子を一枚。なんだか雪国っぽい雰囲気があって、良い感じだと思いませんか。時間が早かったお陰で、雪にあまり足跡がないのもポイントですね。今日撮影した写真の中では、これがいちばんのお気に入りです。

旧城田家と広場
旧城田家と広場 posted by (C)circias

次の写真は、城田家入り口の様子。一面の雪景色ではありますが、人の通るところはしっかりと雪かきがされていて、歩きやすくなっています。よく見ると、汚れた雪をその場に積み上げていないのが分かりますね。景観にも配慮して、どかした雪はどこか別の場所にでも運んだのでしょう。素晴らしい心遣いです。職員のみなさんが、朝早くから頑張ってくれたのでしょうね。

旧城田家前
旧城田家前 posted by (C)circias

さて、長くなりましたので、続きはまた後ほど。次は雪の旧安藤家の写真をご紹介したいと思います。

RD-BZ800のHDD交換

それは大晦日のこと。突然、東芝のブルーレイレコーダ RD-BZ800が起動しなくなったのです。正面のコンソールパネルの表示によると、内部データのアップデート中のまま固まっているようなのですが・・・このままでは翌日のニューイヤーコンサートが聴けません。年一度の大イベントを逃してなるものかというわけで、まずはコンセントを引っこ抜き、条件を変えつつ何度か電源の投入を試みて、幾度か目にようやく起動に成功しました。

その時表示されたのが、「HDDを認識できません」との表示。チャンネル情報も全てロストして、番組表は表示されず。ついでに、チャンネル選択もできない状態になっていました。なるほど、HDDが壊れた状態でHDDにデータの書き込みをしようとして、BIOSがハングアップしていたようですね。チャンネル情報はHDDに集積しているので、それもロストしたと。

とはいえ、HDDを置き換えて起動しなかったら目も当てられませんので、その場はなんとか自動電源断機能をオフし、電源オンのまま翌日まで維持。チャンネルは初期設定をやり直して無理やり認識させ、NHKに固定して翌日のニューイヤーコンサートを乗り切りました。そして、その翌日。丁度よく手元に余ったHDDがあったので、修理を試みることにしたのです。

次の写真は、RD-BZ800のカバーを取り外したところ。筐体内は結構ゆったりとスペースを取ってあって、弄りやすそうです。HDDはマウントで本体に取り付けられており、ケーブルも取り外し可能。これならば、問題なく載せ替えができそうですね。

RD-BZ800の内部
RD-BZ800の内部 posted by (C)circias

問題のHDDは、Western DigitalのGreenシリーズでした。そういえば、先日壊れたRAIDの中身もこれでしたね。頻繁に使用していた場合、そろそろ耐用年数ということなのでしょうか。そして何のご縁か、そのRAIDの故障騒ぎのおかげで、HDDが一台余っているのです。

HDDはWDのGreenシリーズ
HDDはWDのGreenシリーズ posted by (C)circias

HDDはマウントに取り付けられているので、まずはマウントを本体から取り外します。これは特に難しいこともなく、普通にプラスドライバで取り外すことができました。ケーブルは少し硬いですが、ラジオペンチ等を使えば安全に取り外すことができます。次の写真は、マウントを取り外したところ。マウント裏のシールは、SATAケーブルを抑えるためのものです。

HDDマウントを取り外す
HDDマウントを取り外す posted by (C)circias

そしてHDDを取り外し、RAIDの故障騒ぎで余ったWD Blue 2TBに載せ替えたところがこちら。元のHDDは1TBでしたから、図らずも上位機種のスペックにアップデートした格好です。さて、これでちゃんと動くでしょうか。

WD-Blue 2TBに装換
WD-Blue 2TBに装換 posted by (C)circias

以外にもすんなりと電源が入り、起動後にHDDにフォーマットをかけ、初期設定を済ませたところ、何の問題もなく動くようになりました。というより、購入当初よりも明らかに動作が機敏になっているのですが・・・これは、HDDアクセス速度のせいなんでしょうね。特に、フォルダ操作等が明らかに高速になっています。

HDDのデータはまっさらになってしまいましたので、番組表の表示も予約もできない状態が、数時間続きました。特に地デジの番組表更新には時間がかかり、ちゃんと番組表が出揃ったのは翌日のこと。ここでテストのため、おまかせ録画やシリーズ録画等を試してみましたが、どの機能も問題なく動くことが確認できました。

念のため、テスト用の予約を仕掛けたまま二週間ほど運用してみましたが、現在のところ特に問題は出ていません。そろそろ、ちゃんと直ったと判断しても良さそうですね。

分解した時に背面を見て気が付いたのですが、Blue-Ray REGZA RD-BZ800は2010年の製品だそうです。型落ちギリギリくらいのタイミングで買ったような気がしますが、まぁ大体5、6年は使っていると考えて良いでしょう。普通ならば今回の故障でお払い箱になるところですが、幸いなことにHDD載せ替えで復活しました。これで、もう5年ほど使えることを期待したいところですが、果たして。

最近のレコーダは、出力をHDMIに一本化して低コスト化を図っているため、音質が最悪な上に不便なのですよね。HDMIの音声はスプリッタで取り出すことができますが、そもそもまともなスプリッタを入手できないため、TV音声は非常に劣悪なものにならざるを得ません。そこのところ、古い機種は光デジタルとはいえデジタル出力を装備しているので、外部のDACを使えるのがとても助かるのです。

最近のレコーダと比べると、動作は遅いしお任せ機能は頭が悪いしで、性能的にはかなり劣るRD-BZ800ですが、唯一音声機能だけは遥かに優れています。そして、私が最も求めている要素がそこなので、どうしても手放すことができなくて。できることなら末長く、現役でいてもらいたいものです。

シモバシラの成長

Photo蔵、今日も落ちていましたね。18時頃に緊急メンテが入っていました。そして公式には発表していないところが何ともはや。かかった時間からして、恐らくサーバの再起動程度のメンテナンスなのでしょうけれど、再起動で対処したところでサーバダウンの原因は解決していないわけで・・・どうにも不穏です。

まぁそんな愚痴はともかく、連日のサーバ障害でアップロード出来ていなかった写真を数枚、先ほどアップできましたので、本当なら一昨日に書いているはずだった記事を書いておこうと思います。テーマは、シモバシラの成長について。

一昨日はいつも通り高尾山に行ってきたわけですが、運良く晴れが続いたおかげで、先週木曜に見たシモバシラのその後の様子を見ることができました。次の写真は、木曜はまだほんの小さなシモバシラに過ぎなかったものが、その後のふた晩で成長したものです。

成長により作られる継ぎ目
成長により作られる継ぎ目 posted by (C)circias

シモバシラをよく見ると、帯状の氷の途中に、上の写真のようなラインが入っていることがよくあります。恐らくこれは、前日の晩に茎に接していたところが線として残ったのでしょう。いわば、年輪のようなものですね。日中の気温は大抵0度より高くなるため、茎との継ぎ目は日中に少し溶けます。しかし夜になって氷点下になると、再び氷の成長が始まります。これにより、前日茎に接していたところに、ラインが形成されるわけです。

次の写真は、シモバシラの成長過程がよりハッキリとわかる一枚。氷の帯にはラインだけでなく、茎の一部が巻き込まれて剥離しています。剥離した茎は丁度ラインの側にくっついていることから、ここで一旦氷の成長が止まり、その後再度成長した氷に、茎が引っ張られて剥離したのだということが分かりますね。この霜柱にはラインが二本入っていますから、三日かけてこのサイズになったのだと分かります。

成長の過程がわかる
成長の過程がわかる posted by (C)circias

シモバシラは成長の過程でこのように茎を裂いてしまうため、茎が完全にバラバラになるまでが観察できる期限となります。そのため、シモバシラを観察できるのは、長くても1月半ばまでということになるのですね。逆に、雨などで一度溶けてしまっても、茎さえ無事であれば再び形成されるというわけです。

ところで、シモバシラの溶け方にも幾つかパターンがあるのをご存知でしょうか。一つは、茎のところが真っ先に溶けて地面に転がってしまうタイプ。これが一番多い気がしますね。もう一つはその亜種で、次の写真のように、年輪のところから溶けて剥離していくタイプ。これも比較的気温が高いところではよく見かけます。

継ぎ目から溶けて剥離する場合
継ぎ目から溶けて剥離する場合 posted by (C)circias

そして最後は、次の写真のように端から溶けて、氷の帯が先端から砕けていくタイプです。こういう形で崩壊する個体は、どちらかというと寒い場所にある、比較的大きく成長したものがほとんどであるようです。小さいシモバシラがこういう溶け方をしているところは、まだ見たことはありません。

端から溶けて崩れていく場合
端から溶けて崩れていく場合 posted by (C)circias

残念ながら、先週土曜日の高尾山はとても気温が高く、日陰でも5度くらいはありました。そのため、いつもなら夕方まで解けずに残っている日陰のシモバシラまで、夕方にはすっかり融けて無くなってしまっていました。それに加えて本日の雨で、霜柱は全て消えてしまったでしょう。

もしかすると、今年のシモバシラはこれで見納めだったのかも知れません。時期的にも、そろそろ終わりになる頃ですし。あるいは運が良ければ、来週末も少しくらいは見られるかも知れませんが。期間限定の冬のイベント、シモバシラ。いつの間にやら、すっかり冬を象徴するイベントになっていました。これを見ないと冬が来ないというか、これを見たら冬本番というか。

お年寄りが言うには、年々小さくなっていると言うことですけれども、来年もまた見られることを期待したいですね。

日本企業はITに弱い

Photo蔵がまた緊急メンテナンスだそうです。ここ半年くらい、むしろまともに使えていた時間のほうが短いのではないでしょうか。少なくともここ一月で2回目か3回目の「緊急」ですよね。これはもはや、使い物にならないと言われてもおかしくないレベルだと思います。

こう短期間で何度も何度もサービスが停止するレベルの重度障害が再発し続け、なお解決の兆しが見えないということは即ち、そもそもシステムの設計そのものに致命的な欠陥があったということ。またしても、日本企業のIT音痴が露呈した格好と言って良いのではないでしょうか。

これまで利用してきた各種国内企業のサービスは、有料であれ無料であれ、その全てがこのパターンに陥った後、ろくなフォローもなしに開店休業状態を経て、結局閉鎖という流れになってきました。Photo蔵も同じ轍を踏むのではないかなぁと、正直半ば諦めモードです。

というわけで代わりになるサービスを探しているのですが、何か良いものはないでしょうか。Tumblrのブログ埋込機能は、どうやらFC2では機能しないっぽいのですよね・・・と思いきや。

http://rascus.tumblr.com/post/168930912619/キアゲハ-景信山にて


おや、プレビューだとダメなのに、本物のサイトでは表示されますね。最近何かと物議をかもすあのインスタに頼るしかないかと思っていましたが、これならばなんとかなるかも知れません。ちょっと画像がボケるのが気になりますが、それさえどうにかできれば完璧です。少なくとも、現状でもPhoto蔵よりはあてになりますしね。

それにしても、いやはや、ダメですねぇ日本。プログラマとして働いていると、60〜70代が仕切る日本企業が、どうしてITに弱いのかがよくわかります。要は、経営者や管理職に学習意欲がないからなんですよね。馬鹿で勉強が嫌いなくせに、見栄を張りたいから、聞きかじった精神論を振り回してばかりで。

少なくともITに精神論は通用しません。どんなに意識を高く持ったところで、作りがだめなら壊れるし、壊れることを想定していなければ復旧はできない。なのに、必要な設計と投資を怠って、ブラックな労働と最低限のインフラのみで「利益率の良い」サービスを始めるから、結局破滅が待っているのです。

1)希望的観測と精神論による甘い見積もり
2)技術陣の反対を無視して強行
3)当初の成功に浮かれて問題を放置
4)障害発生
5)目先の問題のみに場当たり的に対処
6)障害が多発
7)場当たりを繰り返すも根本原因は放置
8)状況が制御不能になる

という日本ならではの必敗パターンに、どの企業も陥るのですよね。これはITに限らずでしょうか、T芝の投資もそうでしたし、そういえば某エアバッグ問題も、某空飛ぶタイヤも、どれも同じパターン。実はこれ、二次大戦中の日本軍もやっていた日本のお家芸でもあるんです。

何度やっても懲りないのは、どうしてなのでしょうね。謝罪だの願いだの誓いだのと、実のないスカスカの反省ゴッコを子供に刷り込む暇があるのなら、この必敗パターンに陥る理由と対策を徹底的に叩き込むべきなのではないかと思う今日この頃です。

シモバシラが見頃です

今日は会社をサボ・・・もとい、自主休業して、高尾山へ行ってきました。いえいえ、別に年始挨拶を長々と聞かされるのが面倒臭かったからというわけではありますん。家族が「シモバシラ」を見たいと言うので、案内してきたのです。シモバシラは毎年12月半ばから1月上旬にかけて、紅葉台から小仏城山にかけて見られるのですが、流石に三箇日は混雑が酷いので、一日遅らせたというわけです。

今年は城山と一丁平のシモバシラの時期が早く、12月中旬の時点で既に見頃だったのですが、一方でもみじ台のそれは遅れ気味でした。そのため、今日行っても見られるかどうかは半ば賭けだったのですが、どうやら今回は賭けに勝つことができたようです。まずは、稲荷山コースの上り口付近にて、最初のシモバシラを発見しました。

稲荷山コース入り口にて
稲荷山コース入り口にて posted by (C)circias

サイズは小さいですが、立派にシモバシラです。今日はいつもより早めに出発したので、まだ解け始めてもおらず、とても良い状態のものを撮影することができました。まだ成長していませんが、おかげで逆に透明感があって綺麗ですね。そして、ここでシモバシラが見られるということは、もみじ台のそれにも期待ができるということです。案の定、もみじ台の巻道では多くのシモバシラを見ることができました。

もみじ台巻道にて
もみじ台巻道にて posted by (C)circias

もみじ台のシモバシラの多くは、まだ成長しきっていない小さなものでしたが、中にはだいぶ大きく育ったものもありました。次の写真のシモバシラなどは、なかなか見事です。これは、多くの人が写真を撮っている目立つ場所ではなく、あまり目立たない場所にポツンと形成されていたものです。周囲にシモバシラがないため、気づかない人も多いようでした。

もみじ台巻道にて
もみじ台巻道にて posted by (C)circias

そして中には、ひときわ目立つ大きなものもありました。次の写真は、巻道の奥高尾方面の出口に近い位置にあったシモバシラです。これは縦方向に大きく、10cm以上はあったと思います。これまで数年間シモバシラを見てきましたが、ここまで大きいものは初めて見ました。写真ではサイズが分かりにくいですが、周囲の枯葉などと比較していただければ、いかに大きいかがお分かりいただけるかと思います。

本日最大のシモバシラ
本日最大のシモバシラ posted by (C)circias

さらに先へ進むと、巻道の数m手前あたりに、だいぶ大きなシモバシラが形成されていました。次の写真は、その中でも特に形の綺麗だった一本です。流石に先ほどの大きなシモバシラほどのサイズはありませんが、それでもこれほどのサイズのものを見るのは、今日が初めてです。どうやら今年は、とてもタイミングが良かったようですね。

もみじ台巻道にて
もみじ台巻道にて posted by (C)circias

もみじ台を抜けた後、普段は正面の階段を使って一丁平方面へ抜けるのですが、今回はその右手の日陰になっている道を進むことにしました。もしかしたら、日陰であればどこかにシモバシラがあるかもしれないと期待したのです。そして、期待通りに立派なシモバシラを見ることができました。次の写真は、この裏道の後半三分の二くらいの位置で撮影したものです。

もみじ台~一丁平巻道にて
もみじ台~一丁平巻道にて posted by (C)circias

高さはそれほどでもありませんが、分厚いシモバシラが幾重にも重なっている様子はなかなか圧巻でした。一番見事だったのはこの写真のシモバシラですが、ここには他にもそこそこ大きなシモバシラがいくつも形成されていて、できれば長居して撮影したかったのですけれど・・・狭い山道に荷物と三脚を広げたカメラオヤジが大声で講釈垂れていたので、早々に退散しました。無念です。

どうしてこう、一眼レフ持ったオヤジって最低なんでしょうね。邪魔だし五月蝿いし下品だしマナー悪いし自己顕示欲強いしすぐ機材自慢始めるし、本当に最低です。そういえば、浜離宮での放鷹術実演の時も、土足でベンチの上を歩き回り、人を押しのけるようにしてカメラを振り回す最低のオヤジが何匹も湧きましたっけ。だから一眼レフは嫌なのですよ。どんなに性能が良くたって、無理。最近は一眼レフを見るだけで嫌悪感を感じるほどです。

まぁ、愚痴はこのくらいにして。そうして進んだ先の一丁平の巻道ですが、残念ながらこのあたりのシモバシラは、既に見頃を過ぎてしまっているようでした。12月末に多くのシモバシラを見ることができた位置では、ほとんどが溶けて砕けた残骸になっています。新しいものも形成されていましたが、どれもとても小さなものばかりでした。

城山の裏手に至っては、既に完全に時期を過ぎてしまったようで、12月末にシモバシラを見ることができた位置でも、もうシモバシラは見当たりません。あとで聞いたところによると、あの辺りは12月の半ばより少し前が見頃だったのだとか。完全に見落としていましたね。しかし、巻道の入り口付近では、幾つかのシモバシラを見ることができました。

城山巻道にて
城山巻道にて posted by (C)circias

城山と一丁平のシモバシラがほぼ終わってしまったのは予想外でしたが、それでも、これまで見たことのないほど立派なシモバシラを幾つも見ることができたのは、実に幸運なことだったと思います。シモバシラというと小さいものだとばかり思っていましたから、10cm超えの大物は驚きでした。しかし、お年寄りの皆さんが口を揃えて仰るには、昔はもっと大きいものが多かったのだそうで。ぜひとも見てみたいものですね。

予報によると明日は雨か雪だそうですが・・・もし幸運にも予報が外れてくれれば、土曜日にはさらに立派なシモバシラが見られるかもしれません。なんとかお天気に持ちこたえて貰いたいものですが、果たして。

諏訪流放鷹術実演

昨日は、久しぶりに浜離宮へ行って来ました。お目当ては、正月の三日間だけ行われるという、放鷹術の見学です。放鷹術というのは、つまり鷹匠が鷹を放つ、あれですね。戦国時代には武将たちが行っていたという鷹狩りのための、鷹の訓練です。鷹狩りは日本独自の文化なのだそうですが、諸事情により政府主催での鷹狩りが行われることはなくなり、今では民間で細々と受け継がれるのみなのだとか。

諸事情というのにはまぁ色々あるのでしょうけれど、内容が狩だけに、うるさ方の言いそうなことはだいたい想像がつきます。しかし、動物性脂肪ででっぷり肥えた、倹約教団や愛護教団の連中が何を言おうとも、こういう技術は受け継いで欲しいものですね。できることなら私が鷹匠になりたいくらいです・・・と、それはともかく。実演はまず、「輪周り」という訓練から始まりました。次の写真は、輪周りの様子です。

輪周り
輪周り posted by (C)circias

これは鷹を手に止まらせた鷹匠たちが、輪になってぐるぐると回るというものなのですが、これには本来縄張り意識の強い鷹たちに、縄張りの外で活動する事に慣れさせるという意味があるのだそうです。鷹に限らず、動物は基本的に縄張りを出ることに大きなストレスを感じるものです。しかしこうして慣れさせることで、鷹匠と一緒であれば、どこででも普通に活動できるようになるのだとか。

鷹には発信機がついている
鷹には発信機がついている posted by (C)circias

実演では実際に鷹を空にはなっていました。訓練されているとはいえ、こんな広いところで、しかも頭上にはトンビとカラスの群れが舞っている状況で、鷹を離して大丈夫なのかと思ったら・・・どうやら、安全対策はきちんとされているようです。上の写真は実演中のオオタカですが、腰のところを見ると、鈴とタグ、そして発信機と思しきアンテナが見られますね。

実演内容は、樹上の鷹を呼ぶ「渡り」、鷹匠同士で鷹を呼び合う「振替」、餌箱を獲物に見立て、鷹を放つ「羽合わせ」、そして最後に鳩を放って鷹に捕らえさせる「振鳩」でした。その後、鷹匠の皆さんが鷹を間近に連れて来てくれる時間がありましたので、その際に撮影した鷹たちをご紹介しましょう。まずトップバッターはモモアカノスリ、またの名を「ハリスホーク」とも呼ばれる鷹です。

ハリスホーク
ハリスホーク posted by (C)circias

ハリスホークはペットとしても輸入されている鷹で、人に懐きやすく、一般にも飼育されているのだとか。調べてみたところ、お値段は30万円弱といったところでしょうか。放鷹術に使用できることが分かったのは最近なのだとか。体躯は小柄ではありますが、離れた位置からは黒と赤の鳥に見えるので、一際目立っていました。

ハリスホーク
ハリスホーク posted by (C)circias

お次は、一際大きな体で目立っていた一羽。やたら大きいので一体何かと思ったら、これはあの「ノスリ」なのだそうです。ノスリといえば子供の頃読んだネズミの冒険者の小説で、最も恐ろしい敵として登場していたあれですが・・・こんなに可愛いものだとは。

ノスリ
ノスリ posted by (C)circias

ちょっと困ったような顔が可愛いですね。ちなみにノスリは体こそ大きいですが、大して強くはありません。彼らは主に地上の小動物を狙う鷹の一種で、中型以上の鳥を相手に格闘するのは苦手であったはずです。鷹匠さんもカラスとどちらが強いかと訊かれて、苦笑まじりに「カラスかなぁ」と答えていました。なりは大きくとも繊細なんですね。

ノスリ
ノスリ posted by (C)circias

最後は、鷹狩りで主に使われていた、オオタカです。この個体は四歳なのだとか。鷹匠さんによく懐いていて、比較的落ち着いています。オオタカは近くで見ると灰色ですが、遠くからみるとこの羽が青みがかって見えるのですね。なお、オオタカは生粋の空のハンターなので、カラスより強いです。なんでも地方では、カラス退治に活躍しているオオタカもいるとか。

オオタカ
オオタカ posted by (C)circias

やはり日本で鷹といったらまずオオタカですね。顔つきも精悍で、いかにも強そうに見えました。アップで見て見ると、羽の模様も美しいですね。戦国時代の武将たちが、鷹に首ったけになったのも分かろうというものです。

オオタカ
オオタカ posted by (C)circias

短い時間でしたが、普段は間近でなど見ることのできない猛禽類を間近で見ることができる、とても貴重な時間を堪能させて頂きました。それにしても、オオタカはともかくノスリも放鷹術に使えるなんて、意外ですね。とはいっても、ハリスホークはどうだか分かりませんが、ノスリは小鳥とネズミくらいしか狩れないので、あまり役に立ちそうにないと思うのですが、どうなのでしょう。可愛いですけれど。ええ、とても可愛いですけれど。

なお、放鷹術の実演は本日(1/3)も行われています。時間は11時と14時の二回、各1時間程度の実演になります。興味のある方は、是非浜離宮へいって見て下さい。

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