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日々の便り

 

鳩ノ巣渓谷(3)

鳩ノ巣小橋を渡った先の道もまた、下流方向へは伸びていません。道は上流方向のみに続いています。橋を渡ってすぐ右手は写真のようになっており、階段を下って川沿いのコースを進みます。

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P8160613 posted by (C)circias

御岳渓谷と異なっているのは、コースと川とが遠いということ。川が見える距離ではありますが、川に近づくことはできません。もっとも、そもそも川が大岩に囲まれた深い渓谷になっているため、仮に近付くことができたとしても、水に触れることなどできそうにないのですが。

森の中を歩いたり、見上げるほどの大岩をぐるりと回り込んだりしながらしばし歩くと、コース終盤になって道は川沿いの岩の上に出ます。次の写真は、岩の上に出る階段から見下ろしたところ。この日は足元が乾いていたので良かったのですが、ツルツルした岩の上を歩くことになるので、雨上がりなどはちょっと危ないですね。

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P8160616 posted by (C)circias

万一足を滑らそうものなら、この流れにドボン、です。深くて流れが早い上に、周囲に浅瀬がないので見ていて怖い感じがしました。滑りやすい岩を登る区間もあるため、このあたりは特に注意が必要です。また、岩はどれも切り立っていて、水面までそこそこ距離があるため、落ちたらコースまで這い上がるのは難しそうでした。

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P8160617 posted by (C)circias

幸い、スリリングな岩の上の道はあまり長くは続きません。少し歩くと再び金属製の階段が現れ、それを登ると道は再び森の中へと入っていきます。次の写真は、金属製の階段を登りきったその先の様子。しばらくは森の中の斜面を登る、急な石の階段が続きます。

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P8160619 posted by (C)circias

階段を登りきった先は、休憩用の東屋やベンチを設けた、森の中の広場になっていました。木陰で涼しそうな空間ではあるのですけれど、渓谷が近いためでしょうか、とにかくひどくジメジメとしていて、ちっとも涼しくありません。汗が全く乾かないため、まるで全力疾走をした後のようにポタポタと滴ってくるほどでした。

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P8160620 posted by (C)circias

広場を画面奥方向に抜けると、森の中の道を経て白丸ダムに至ります。広場からの距離はほとんどなく、5分もかからないでしょう。次の写真は、進行方向右手に見えてきた、白丸ダムの堤体です。大きなダムではないのですが、こうして森の木々を通してみると、なんだかとても雰囲気がありますね。

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P8160623 posted by (C)circias

鳩ノ巣渓谷は、ここが終点。遊歩道はここで、ダムの上を抜ける道とダム湖沿いに進む道の二つに分かれます。そこで、まずは目的の魚道を見学するため、ダムの堤体の上を通る道へと進んでみました。というわけで、ここからは白丸ダムの見学になります。

鳩ノ巣渓谷(2)

まずは吊橋の上から、上流と下流の様子を見て見ましょう。次の写真は、鳩ノ巣小橋の上から見た鳩ノ巣渓谷上流側の様子です。大きな岩がゴロゴロとしており、水深が深いことを示すエメラルドグリーンの水もあいまって、とても川辺に近づくことはできそうにない様子でした。

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P8160600 posted by (C)circias

これに対して下流側はと言いますと、この通り。橋の近辺にはやや浅い場所もあるようですが、すぐその先は深いようです。しかも流れが速く、うっかり落ちようものなら夕方のニュースの話題になりそうな、かなり危険な雰囲気を感じました。写真左手には、川に向かう階段が見えていますが、それもあくまで川辺の岩の上までのようです。

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P8160597 posted by (C)circias

川の様子を確認したら、一旦「ぽっぽ」前まで戻って、「ぽっぽ」横の細道を下流側に進みました。すると前方に聳え立つ大岩と、左手には滝が現れます。次の写真は、左手の滝の様子。駅前の案内図によると確か、これは「水神の滝」という名前だったような気がします。

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P8160603 posted by (C)circias

周辺に神社関連の施設が建ってはいるのですが、なんといいますか、ヨレて外れかけたカーテンとか、最近開かれた形跡のない扉とか、いかにも手入れされていない感じの小汚さが、なんとも不気味な雰囲気を漂わせていました。まぁ、ガラス窓が割れていないところからして、完全に管理を放棄されているわけではなさそうですね。あるいは、年に一度くらいは利用されているのかもしれません。

ここは鳩ノ巣の名前の由来になった場所でもあるそうです。滝の反対側に聳え立つ大岩の上には祠が祀られており、そこへと登る道には鳥居が建てられていました。次の写真は、水神様の祠が建つ大岩の上へと登る道の入り口です。

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P8160606 posted by (C)circias

この周囲にはかつての施設跡と思しきコンクリートの構造物がいくつか残されており、下流側へと伸びる道の跡もありました。しかし、道はすぐに途切れてしまい、これより下流側へと進むことはできません。また、水神宮の大岩の麓には川へ向かうコンクリートの階段がありました。これがまた、半端に整備されたというか崩れかけたといいますか、なんとも危ない感じの階段でして。

うっかり蹴つまずいたら眼下の急流へ頭からダイブしてしまいそうな、そんな危なっかしい階段を降りると、川辺の大岩の上に出ます。次の写真は、その岩の上から鳩ノ巣小橋方向を写したもの。画面右手に見えている建物は喫茶店「ぽっぽ」です。

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P8160607 posted by (C)circias

そして、対岸方向に目を向けてみると・・・なにやら滑り台のような形をした、奇妙な巨岩が鎮座していました。次の写真がその岩です。写真にしてしまうと、迫力も何もないただの板状の岩になってしまいますが、実物はかなり巨大ですので、一種異様な雰囲気があります。しかも岩の上は湧き水でテラテラと光っており、その岩の根元にはそこだけ砂状に砕けた石が堆積していたりと、何やら謎の多そうな、印象的な風景でした。

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P8160612 posted by (C)circias

さて、下流方向へ進む道を求めて周辺を探索したのですが、残念ながらこれ以上下流方向へ進むことのできる道はないようです。仕方がないので、再び鳩ノ巣小橋まで戻って、今度はダムを目指します。

鳩ノ巣渓谷(1)

ふと気がつくと、前回の更新からもう5ヶ月も経っているのですね。どうしてこんなに間が空いてしまったかと言いますと、主にPhoto蔵がずうぅっと緊急メンテナンスしてくれていたためです。一応メンテしていない期間もあることにはあるのですけれど、結局のところ不具合が残っているので、全く使い物にならなかったという。

あんまり状態がひどいので、3月の時点でもうアクセス自体を諦めてしまいまして、以後放置状態だったのですが、久しぶりにアクセスしてみたところ、ようやく写真のアップロードが不安定ながら可能になったようなので、久しぶりに記事でも書こうと思い立ちました。

まぁアップロードできるといっても、アップロード結果が反映されるまでに1時間以上かかるので、相変わらずお話にならない酷いクオリティのサービスなのですけれどね。それでも、以前ならそのまま処理が落ちて写真が破壊されていたところ、今回は1時間後とはいえ破壊されていない写真がアップロードできただけ、まともになったと言うべきか。

それはともかく。もう一週間前の話になってしまいますが、今年のお盆休みは久しぶりに奥多摩方面に出掛けました。いつもなら御岳に行くのですけれど、今回の目的地はそのさらに上流、「鳩ノ巣渓谷」というところです。きっかけは、うちでとっている新聞に載った紹介記事でした。なんでも、鳩ノ巣の上流に白丸ダムというダムがあり、そこに日本一長い魚道があるのだとか。というわけで、その魚道とダムを見るのが今回の主目的です。

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P8160588 posted by (C)circias

上の写真は、鳩ノ巣駅のホームから写した改札方面です。奥多摩湖駅の駅舎と感じが似ていますね。ただし、周囲のさびれっぷりは比較になりません。この何もない感じ、好きなのですよね。いかにも田舎に探検しにきたぞ、という感じがして。まぁもっとも、そうは言っても東京。駅舎はきれいなものでした。

無人の改札を抜けると、駅前のロータリーに出るのですが、正面には案内板のひとつもありません。Googleマップがなかったら迷子になりかねないですね、これは。振り返ると駅舎の前に一応案内板があるのですが・・・それが、こちら。

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P8160589 posted by (C)circias

雰囲気は良いのですけど、不正確で分かりにくい。しかも、当座どちらに進めば良いのかが書いていないので、きちんとした地図を持っていないと途方にくれることになりそうです。で、正解はと言いますと、「はとのす荘」の方向に進むのが正しい道順のようです。つまり、駅から出て右手方向、案内板に向かってなら左手方向ということになります。

駅から出て右手方向に道なりに進んでいくと、すぐに突き当たりになります。その右手には踏切、左手側は青梅街道へと下る道になります。次の写真は、その下り坂の上から見下ろした風景。画面奥のトンネルが鳩ノ巣トンネルですから、トンネルのすぐ手前にある左手方向に伸びている道が道順になります。

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P8160590 posted by (C)circias

なお、先ほどの地図によればこのすぐ左手に双龍の滝という滝があるはずなのですが・・・写真奥左手方向に進むと滝の音が聞こえてくるものの、滝に降りることのできる道がありません。かつては、次の写真の喫茶店横の階段から降りることができたらしいのですが、封鎖されて立ち入り禁止になっていました。まぁおそらく、がけ崩れか土石流で破損でもしたのでしょうね。

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P8160592 posted by (C)circias

奥多摩の観光地は、だいたいどこでも水害の跡が見られます。橋が流された跡とか、崩れて通れなくなった道とか。鳩ノ巣渓谷もその例に漏れず、あちこちに、かつての施設跡と思しき構造物や、何の目的かわからない中途半端な道が残されています。

古さから言って、それが活用されていたのは多分、バブル期くらいなのではないでしょうか。いまとなってはすっかり寂れて、ほとんど廃墟となっています。ちゃんと整備してやれば、もっと明るくて雰囲気の良い場所になると思うのですけれど、現状は何か出そうな雰囲気の廃墟ばかり。まぁ、この荒廃感がこれはこれで面白いところではあるのですが。ともあれ、喫茶店の前を道なりに進むと、案内板が現れます。それがこちら。

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P8160593 posted by (C)circias

案内板に従って、鳩ノ巣観光トイレの方へ坂道を下りていきます。その途中、左手方向に注意していると、次の写真の脇道が現れます。非常に分かりにくいのですが、実はこれが鳩ノ巣渓谷の遊歩道への入り口でした。

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P8160594 posted by (C)circias

いや・・・これは・・・分かりませんて。「ぽっぽ」の看板以前に、まずは「鳩ノ巣渓谷遊歩道」って大きな看板を出すべきだと思うのは、私だけなのでしょうか。御岳渓谷の遊歩道もそうでしたけれど、こういうところがなんとも残念なのですよねぇ。もう少しちゃんと案内をすれば、訪れる人も増えそうなものですけれど。

ともあれ、この細道の奥まで進めば、もうそこは鳩ノ巣渓谷。遊歩道は一本道なので、道に沿って川へと下っていきます。しばし進むと、前方に吊り橋が姿を現しました。次の写真が、その吊橋のたもとの様子。これが、鳩ノ巣小橋です。

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P8160595 posted by (C)circias

遊歩道を散策するには、写真奥の鳩ノ巣小橋を渡って道なりに進みます。写真左手には喫茶店の「ぽっぽ」がありますが、この日は閉まっていました。また、「ぽっぽ」の横の細道を抜けてさらに左手方向に進むと、鳩ノ巣発祥の地と水神様の神社に行くことができます。とはいえこれがまた、暗い、細い、分かりにくい。おそらく、「ぽっぽ」の横を抜けようと思う人はほとんどいないのではないでしょうか。もうちょっと案内の仕方というものがあると思うのですけれど、ねぇ。

といったところで、長くなりましたので、続きはまた次の記事にて。





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