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日々の便り

 

小仏峠〜景信山

このところ連日冷えていますが、今晩もかなり寒いですね。気がつけば明日は仕事納め、もうすぐお正月ですから、寒いのも当然なのですけれど。それにしても驚きなのは、もう一週間が終わってしまうという事です。というより、もう一年が終わってしまうのですね。月日の経つののなんと速い事か。

とはいえ、なんだかんだで今年は色々と充実していた気がします。なにしろ、この12月に入ってからもなお、新たな挑戦を繰り返しているくらいですからね。というわけで先週の挑戦のお話ですが、今回で最終回。小仏峠から景信山までの区間についてです。

小仏峠の景信山方面の出口は、例によって少し分かりにくいところにあります。広場の一番奥に小さな地蔵があるのですが、その背後に聳える岩がちな高台の上に上って行かなければならないのですね。登山道の入口は地蔵の左手にある急坂です。次の写真は、その斜面を数歩上がったところで撮影したもの。ここからしばらくは、曲がりくねった急な坂道が続きます。

小仏峠を発つ
小仏峠を発つ posted by (C)circias

葛折りになった急坂の区間を抜けると、今度は打って変わって歩き易い平坦な道が続きます。山に向かっているので当然傾斜はありますが、それほど足に負担がかからない程度のものでした。次の写真は、森の中を抜ける道の様子です。驚いた事に、この道には車両のタイヤ痕がくっきりと残っていました。いったいいつ、どんな車両が通ったのかは謎ですが、しかし、それほど昔のものではないでしょうね。

歩き易い道が続く
歩き易い道が続く posted by (C)circias

山道に残るタイヤ跡は数種類あり、景信山の尾根に出るまでいずれかのタイヤ痕が認められます。本当に、いつ、誰がつけたものなのでしょうね。また、この道は思いのほか人通りがあり、尾根に出るまでに数人の登山者とすれ違いました。上の写真でも、対向してくる登山者の姿が、道の向こうに小さく写っています。

森の中は写真のように明るく、とても雰囲気の良い道でした。面白かったのは、右手の斜面からもれなく霜柱が出ていて、それが剥がれ落ちたものが斜面の根元付近に積もっていたこと。こうした光景はそこかしこで見られます。こちらは動いているので暑いくらいなのですが、直射日光の当る場所でも氷が溶けていないのを見るに、このあたりは相当寒いようですね。

山頂への尾根道
山頂への尾根道 posted by (C)circias

道はやがて、景信山の尾根に出ます。上の写真は、山頂手前で撮影した尾根道の様子です。尾根道は見ての通り両側が急斜面になっていて、しかも急勾配なので少し危なっかしい感じがします。しかし、最後の急坂は要所にコンクリート舗装が施されており、歩いてみると見た目ほど危ないという感じはしませんでした。

山頂手前の急勾配を息を切らせつつ上り切ると、目の前に広がるのは一面のベンチとテーブルです。次の写真は、山頂に出てすぐ左手方向を見て撮影したもの。どうやら高尾山側から入る側の山頂の平地は全て茶店の敷地になっているようで、通り抜けるには客席の間を抜けなければなりません。茶屋が閉店しているこのシーズンは良いですが、観光客の多い季節はちょっと邪魔くさそうですね。

景信山山頂の茶屋
景信山山頂の茶屋 posted by (C)circias

景信山からは、八王子の市街を見渡すことができます。高尾山より標高が高い事もあってか、視界を遮るものも少なく、山頂からの眺めはとても爽快なものでした。次の写真は、山頂から見下ろした八王子の街です。この日はもやも少なく、遠くまでハッキリと見通す事が出来ました。

景信山より八王子を望む
景信山より八王子を望む posted by (C)circias

山頂のスペースは二つに分かれており、高尾山側から入ってすぐの平地ともう一つ、さらに一段高くなっているスペースがあります。陣場山方面に進む場合は、そちらの高台へ移動しなければなりません。次の写真は、陣場山側のスペースに建てられた道標。写真左手方向にある広場奥の道を行けば、明王峠と陣場山に至ります。

山頂の道標
山頂の道標 posted by (C)circias

時間に余裕があればもう少し進みたかったのですが、生憎この時点で目標だった13時30分を過ぎてしまっていたため、今回の縦走はここまでで終了と相成りました。ちなみに、小仏峠から景信山山頂までの所要時間は約20分。高尾山山頂から景信山山頂まで、休憩時間込みで約1時間40分の道のりでした。これならば、昼食を省略したり適宜巻き道を使ったりすれば、1時間強でここまで来ることもできそうですね。

実際復路は、約1時間10分で高尾山山頂手前まで戻る事が出来ました。このペースで移動すれば、陣場山までとは言わずとも、明王峠までは往復出来そうですね。次に来る時は、目標を明王峠に設定して歩いてみようと思います。

ところで、今回初めて縦走を試みてみた訳ですが、色々と学ぶ事がありました。まず、道が分からない状態で挑む往路より、復路の方が精神的にも肉体的にも負担が軽い事。行きではだいぶ時間がかかったような気がしていた道のりが、帰りにはほんとうにあっさりと終わってしまうのです。知っているのと知らないのとでは、こんなにも感覚が違うものかと。

それから、景信山山頂でつくづく思ったのですが、縦走をするならチョコレートかキャラメルくらいは持参するべきでした。一応非常食は常時携帯しているのですが、お菓子は携帯していなかったのですよね。でも、休憩時に一口甘いものを摂る事ができたら、恐らくその先の道のりはもっと楽に進めた筈です。お腹を膨らすと歩き辛くなるので、体積のない、それでいてカロリーの高い食品が良いでしょう。

さて、今回は合計5時間ほど歩き回っていた計算になりますが、体への負担は思ったほど大きくはありませんでした。筋肉痛くらいは覚悟していたのですが、このところのハイキング続きで鍛えられたのか、特に痛いところもなく、翌日も割と普通に動き回る事が出来たのは意外でしたね。とはいえ、それなりに運動にはなったようで、翌日は昼まで寝過ごしてしまいましたが。

山を歩くようになってからこちら、天気予報や地図への感心の強さが、以前とは比べ物にならないくらい強くなったのを感じます。閑な時になんとなく地図を見て、あれこれプランを考えてしまったりするのですよね。こういうのも、ハイキングの副産物的な楽しみと言えるでしょう。高尾山周辺はまだまだ歩いていないところが沢山ありますし、御岳山周辺も然り。東京周辺だけでも、当分飽きる事はなさそうです。


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